1日目  パ リ へ 

 

0日目  羽田前泊
 伊丹空港のJGCカウンターで羽田行きのチェックインをしようとしたら、翌朝のパリ行きのチェックインもできるとのこと。

 今まで、羽田と成田から翌日の国際線に乗り継ぐ場合は、できないようだったので、国内線だけのチェックインをしていた。規則が変わったのだろうか。

 前泊の宿に大きなスーツケースをもっていかなくてよくなるので、スルーチェックインをお願いした。

 生涯初めて、国際線ファーストクラスの搭乗券を手にできた。明日は、カウンターに立ち寄らなくてよい。でも、どうせならファーストクラスのカウンターで手続きしたい気持ちもあるんだけど。


 そのあと、サクララウンジで休憩。
 搭乗機。搭乗口へ向かうとすでに優先搭乗が始まっていた。
 コロナ禍以前は、国際線のC、Fの特典航空券の場合、接続する国内線は普通席であったが、コロナ禍後は空席があればクラスJを利用できるようになった。それで、クラスJに搭乗。
 6月に入り、飲物サービスではコーヒーは、ホットのほかにアイスも提供されるようになったようだ。アイスをいただく。
 
 羽田では、荷物を受けとらなくてすんだので、受取場には立ち寄らずに済んだ。

 東横インに前泊する。T1の送迎バス乗場から東横インの送迎バスに乗車。
 
 左が1号館、右が2号館。1年少々前に2号館は部屋がリニューアルされているので、2号館で泊まる。
 2号館に泊まるのは3回目で、機械モバイル会員証を使ってのチェックインもスムーズにできるようになった。

 改装された部屋はほかの東横インとは少し違うことは、東横インに泊まったことがある人ならわかるだろう。
 
 夕食は、コンビニで弁当などを買ってきてすませた。
 
 長野県軽井沢町の「よなよなエール」製のクラフトビール。
搭乗まで
  東横インを6時30分発の送迎バスで羽田空港T3へ。

 大型バスだが、荷物スペースが多く、立客がでた。早めに並ぶほうがいい。
 
 チェックインは前日に羽田でしているので立ち寄る必要はないのだが、ファーストクラス用のカウンターの前を通る。
 JALファーストクラス専用の保安検査場へ、入口にはまったく表示がない。

 前を係に付き添われて入る人がいたので、チェックインすると係が案内するのだろう。自分の場合は、前日に伊丹で聞いていたので1人でもわかったが。
 中に入ると、搭乗券確認の人がいて、検査場へ向かう。

 途中、応接スペースがあった。おそらくラウンジへ行くと目立つようなVIPが搭乗まで待機する場所なのだろう。
 
 保安検査の前に、ファーストクラスのタグを機内持ち込み荷物につけてもらった。

 保安検査を抜けると、一般の保安検査場を抜けたところに出る。圧倒的に早く保安検査を終えられてよかった。顔認証で出国審査場を通り、制限エリアへ、

 
 
 ファーストクラスラウンジへ。久しぶりの利用だ。6年ほど前に、JALのステータスがJGPから平JGCに陥落し、ファーストクラスを利用するとき以外は使えなくなっていた。それ以前も、長距離路線は成田発が多く、成田のFラウンジは使う機会があったが、羽田のFラウンジはあまり使っていない。

 
 広々としたスペース。以前は、広いスペースをFラウンジとサクララウンジで使っていたが、今はFラウンジだけになっている。サクラはかなり離れたところにできていて、搭乗する便によっては不便だ。
 注文はQRコードをスマートフォンで読み込んで、専用サイトに入ってするのが基本。

 飲物はセルフで入れられる。飲物コーナーのそばに、つまみが4種類あり、これは自由にいただけた。
 
 サクラでは普通のスパークリングワインだが、Fではシャンパンが出されている。
 
 握り寿司コーナーもあるのだが、そこにいって握ってもらうのじゃなく、スマートフォンで注文する。
 
 カレーは自由に入れられたが、デザートも一緒にスマートフォンで注文した。カレーは「小カレー」。

 このあと、搭乗までしばらく休憩。
JL45 HND→CDG 人生初Fクラス搭乗記
 搭乗時刻が近づき、搭乗口へ。出発は10時20分。搭乗時刻は、9時50分だったのが5分遅れている。 
 
 待つ間に搭乗機を撮影。B777-300。

 JALの長距離線を代表する機種で、欧州方面へは、パリとロンドンに飛ぶ。国際線Fクラスがあるのもこの機種で、欧州行きでFがあるのは、パリとロンドン行き。しかし、A350への置換えが進行中。今回、搭乗するF席も2、3年中に新座席に変わるだろう。
 
 いよいよ搭乗。

 やってきた"運命の分かれ道"。今まで、数えきれないくらい右側に進んできたが、今回初めて左側に進む。 
 
 Fクラスは8席。
 
 自席。 
 
 自席を斜め後ろから撮影。
 
 モニターとオットマン。 
 
 ウェルカムドリンクのシャンパン。グラスで出されると、Cクラスのプラカップよりも美味しく感じる。 
 
 機内Wifiの無料券。はがすとコードが書いてあり、利用した。
 
 
 離陸1時間ほどして機内食開始。おつまみ。これは、メニューには記載されていなかった。

 下左   飲物はシャンパン「サロン」。高級品として有名で10万円以上するらしい。機内で飲めるのはJALだけ。

 下右   ラベルを拡大。
 
 
 
 
 
 上   前菜5種。左下が、はものから揚げにトリュフソースをかけたもの。美味いうえ、季節感があってよい。

 左   ほたてを使ったしんじょうの吸い物。
 
 シャンパンを別のものに変えた。
 
  右は伊勢海老やウニを蒸したもので、左の柑橘類のジュレや左上のキャビアをつけていただく。

 
 
  キャビアを拡大。
 
  黒毛和牛を和風の味付けで焼いたもの。

 ご飯はあなご飯、本来はあなご飯か白ご飯なのだが、キャビアを上においていただくために白ご飯ももってきてもらった。
 
  飲物は白ワインに変えた。
 
  ご飯にキャビアをかけていただいた。
 
  和風の抹茶ババロア。
 
  ベッドを作ってもらって、横になって映画を見てすごす。
 
  アラカルトメニューから焼鳥を注文。

 下左   飲物は芋焼酎「森伊蔵」。

 下右   鹿児島県垂水市の「森伊蔵酒造」製。幻の焼酎といわれ、機内販売ですすめられたが、持ち運びが難なので断った。
 
 
 
 
 
  デザート2種。特に右のは、桃のムースで中に桃のジャムが入っていて美味しかった。
 
  ロイヤルブルーティー「クイーンオブブルー」。

 ボトルに入り、グラスで飲む高級茶。
 
  グリーンランド上空にて。
 
  ラストオーダーは、和食セット。
 
 アイスクリーム。
 
  ロイヤルブルーティーがまだ残っているとのことで、いただいた。
 
  最後は英国を縦断してパリに向かう。

 Fクラスは、とてもよかった。Cクラスとさほど違わないと思っていたのは間違いだった。シートも食事もまったく違うし。特典で利用する場合に、必要マイルがCクラスの1.5倍ほどいるが、そのくらいは妥当かなと思った。
シェラトンCDGで1泊
 17時40分にCDG着。ラッキーなことに入国審査場にほとんど誰もいなくて、同じ飛行機からおりた3人目に通過。荷物も早く出てきた。

 このあと空港内をかなり歩いて、1泊するシェラトンCDGへ。
 
 船型になっている建物。ラウンジのある4階のクラブフロアの部屋になった。

 写真は船型の一番ふくらんでいる部分。この下を見ると、一番下には空港駅があり、人がいきかっている。
 
 自室。クラブフロアの部屋だが、広さは予約した部屋と同じなのかもしれない。最低価格のシニア割引で予約したので、それよりは値段の高い部屋ではあるだろうけど。
 
 ラウンジのスナックタイムは、17時30分から19時30分ということで、スナックを夕食代わりにするため、まずラウンジへ向かった。

 外観はほかの部屋と一緒で、部屋のカードキーで入室する。
 
 中はそんなに広くない。
 
  サンドイッチなどと白ワイン。
 
 生野菜とビール。

 機内食でじゅうぶんいただいているので、これだけでお腹いっぱい。
 
 自室に戻る。室内には、ウェルカムドリンクとしてジュースとピーナッツが置いてあったのでいただいた。

 時差の7時間分、長かった1日が終了。

 

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