0 日 目  バ ン コ ク ま で

 

羽田へ
   今回のバンコク行きの計画は早くにたてていたが、バンコクから先、タイのどこに行くか、あるいはタイの近隣諸国のどこに行くかは出発1か月前まで決めていなかった。
 
 1か月前に、JALマイル5000マイルを使って、バンコクエアで往復できるキャンペーンを利用して、どこかに行くことに決定。さっそく、あたってみたが、とれたのがコ・サムイ行きで、とれたところに行くって形でコ・サムイ行きにした。

 伊丹から最終の羽田行に搭乗し、羽田発のバンコク行深夜便に乗り継ぐのは、最近のお決まりパターン。
 予想していなかったのだが、機内に入って、JAL国内線に2か月ほど前から導入されはじめたNEXTと呼ばれる新型シート使用機材だということがわかった。

 伊丹・羽田便でも3〜4便に1便が新型シート使用の機材になっているが、旧型のほうが多く、調べもしなかったし、期待もしていなかったのでラッキーだった。

 黒革のシートであるのが特徴で、シートピッチも広くなっている。搭乗したのはクラスJだが、普通席も黒革シートになったという。
 
 また新型座席ではWifiが使えるようになっている。運行区間や使用時間で違いがあるが、最低500円から使える。

 自分は500円出してまで使う気はなかったが、アクセスの仕方だけ試してみようと、料金支払いの直前まで体験してみた。

 下左  JALのHPや一部のビデオが無料で見ることができるのだが、イヤホンを持っておらず、音がでてしまい使用中止。でも、使い方はわかった。

 下右  飲物はキウイ味のスカイタイム。少し遅れて羽田着。
 
 国際線ターミナルへの移動は、今回も無料連絡バスを利用した。5分ほどで国際線ターミナルに到着。

 伊丹でチェックインし国際線の搭乗券も発券されているし、荷物もスルーなので、羽田ではチェックインカウンターに立寄る必要もなくスムーズに動ける。伊丹出発だと、まず国内線に搭乗するので、1時間前にチェックインすればよいこととあわせ伊丹出発のラクな点だ。
 しばらく前にできたという優先保安検査場を使ってみた。アライアンスに関係なく、各社共通利用で、各社の上級会員の一部とファーストクラスの利用客のようだ。待たずに保安検査場も通過できた。

 ただ、保安検査は優先でも、その次の関所である出国審査場は、優先レーンになっていなので、混雑時には並ぶことになる。今回は、数人待っただけですんだので問題なし。
羽田にて
 羽田で楽しみにしていたのはファーストクラスラウンジの訪問だ。羽田の国際線ターミナルののJALファーストクラスラウンジは長く工事中で、5月に2度羽田のラウンジを利用したのだがサクララウンジの一部を仕切ってファーストクラス用になっていた。今回の旅の1ヶ月あまり前にリニューアル工事が終了したので、改装後、はじめての利用となった。

 入場後、最初にシャワーの受付に行ったのだが、20分ほど待ってほしいとのこと。ポケベルを渡される。ラウンジ内に行くと、まず鉄板ダイニングが目に入る。以前はなかったのだが、今回作られたようだ。
  鉄板ダイニングでは、黒毛和牛と黒豚のハンバーグが提供されていたので、さっそくいただいた。

 出発前のひとときに、調理したての料理をいただけるのはうれしい。ラウンジの食事はほとんどが、作り置きの料理をビュッフェでいただくというパターンなので、うれしいことだ。


 
 ラウンジの面積も以前より広くなっている。ダイニングが独立しているのが特徴。自分は、どこででも食事ができる方式のほうがうれしいのだが、最近作られる新しいラウンジはダイニングを設けて、そこで食事というスタイルになっているのでやむをえないかなと思う。

 ハンバーグを食べていたら、まだ10分くらいしかたっていなかったのだが、ポケベルが鳴ったので大急ぎで食べなければならなかった。
 
 深夜便を利用する場合は、シャワーを利用できるとありがたい。最近は、深夜便を利用する場合は、シャワーが使えるように、羽田での乗継時間を多く取れるように、羽田までの便を選んでいる。

 ゆっくりとシャワーを利用。確か、以前はシャワーエリアにはトイレがなく、ラウンジ本体のトイレを利用しなければならず不便だったが、シャワーエリア内に共用とはいえトイレができ便利になった。また、以前はサクララウンジとシャワーが共用だったが分離された。
 
 シャワーを利用したあと、再び食事を楽しむ。
 
 最後に特製ビーフカレーを楽しんだ。

 
 このあとは搭乗開始まで一休み。ラウンジの一番奥には、レッドスィートとよばれる特別室があり、試しに利用してみた。
JL33バンコク行き
  0時15分から搭乗開始。ゲートに到着するとビジネスクラスの搭乗は終わり、並ぶことなく機内に向った。
 JL33はB767だが、新シートに改修済みのものでSS6とよばれている。ビジネスクラスは1-2-1になっていて、窓側が1人席になっているので、窓側を予約しておいた。席の横には大きなテーブルがついているが、その下部は後ろの座席の人がシートをフルフラットにした場合に、足が入る部分がある。一見、無駄なスペースのように思えるのだが、このようにしないと、フルフラットで足を伸ばす場所がとれない。

 テーブルは引き出す仕様になっているのもファーストクラスのような感じがする。
 
 上左  水平飛行にうつったあと、飲物サービス。シャンペンをいただいた。

 上右  軽食に寿司など。かなり眠くなっていたが、これをいただくために起きていた。食後はすぐに睡眠。フルフラットで眠るのはラクチンなのだが、足を動かしにくいのはちょっとつらい。シートをあえてリクラニング状態にして足を動かしたりもした。

 左  3時間ほど睡眠して、気づけばもうベトナムのダナン付近を飛んでいた。足を動かしにくい点を除いて、新しいシートは気持ちよく眠りやすい。
 
 起きた人から朝食。朝食は和食を選ぶことが多いが、今回は洋食にしてみた。

 注文は、機内に入ってすぐに、席に用意されていたオーダー用紙でおこなった。
 
 食後には入国カードと入国時に保安検査場と入国審査場でプレミアムレーンを使うことができるカードが配られ、まもなく着陸態勢に入った。

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