1 日 目  マ ハ チ ャ イ へ

 

JAL深夜便でバンコクへ
 ソウル発東京、大阪経由バンコク往復JALビジネスクラス航空券の大阪・バンコク往復部分を使った旅。予約変更が無料で何度も可能が特徴で、大阪・バンコク間も3回の日程変更をおこなった。制度が変更になり、この券種を使うことはもうない。

 チェックインのさいに、ファストレーンの利用券を渡され、すぐに利用。ファストレーンの入口は通常の保安検査場のすぐ横。検査場に入ると一番端のレーンがファストレーンになっていて、クルーが利用するレーンと共用になっている。
 保安検査場を抜け、出国審査場へ。ファストレーンはこちらにはないが、ほとんど並ばなくてよい状態なので問題はない。

 このあとサクララウンジへ。関空の南ウィングには航空会社のラウンジはサクラだけなので、スタアラやスカイチームの会社も多数がここを指定している。反面、ワンワールドはJAL以外は、北ウィングなので指定されていない。

 タコ焼きが大阪らしいメニューとしておかれている。遅い夕食をいただく。

 
 カレー。前年にラウンジが改装された当初は2種類のカレーを売り物にしていたが、最近は1種類になってしまったようだ。なくなったのは、タイ風のグリーンカレーでちょっと残念だ。かわりに牛丼が置かれている。

 オレンジジュースに見えるのは、紀州ゆず梅酒で、前から気になっていたので試してみた。2回目はないかな。

 下左  搭乗時刻が近づき、ゲートへ。30番ゲートはサクララウンジの前なので便利だ。
 
 上右  B787でシェルフラットネオ。

 左  今回は搭乗の2週間前に予約変更をしたのだが、残席が少なくなっていて、変更はできたのだが、通路側の席を確保できなかった。窓側席の場合、隣の人が席をフラットにしている場合は、通路に出るのにまたいでいかねばならず、エコノミーの場合ほどではないが、ちょっと大変だ。

 飲物は珍しくアルコールを避けてコカコーラにした。このあと睡眠タイム。
 現地時間で5時30分着が定刻なのだが、5時に早着するらしい。そのため、その1時間30分前の3時30分(日本時間では5時30分)ごろに朝食。出発は、タイ時刻で23時前(日本時間では1時前)だったので、こういう時間に朝食となる。

 搭乗時にオーダー用紙で和食を注文しておいた。たいていは完食するのだが、今回はラウンジ飯がまだ腹に残っているのだろうか、食欲がわかず、半分ほどを残した。

 このあとコーヒーをいただき、スワンナブーム空港に到着。
ホテルに到着しカオトム朝食
 スワンナブーム空港での到着ゲートはD6。D6は空港中央部にあり、入国審査場のすぐ近くだ。スワンナブームに到着したときは、たいていの場合、数百メートル歩かされるのだが、こんなに入国審査場のそばに報着したのは初めてだ。

 プライオリティレーンを使うためのチケットももらっていたのだが、一般の入国審査場がガラガラでだったので、一般の入国審査場を利用した。待ち客なしで入国した。スワンブームで全く並ばずに入国したのは初めてだ。

 入国後、まずはSIMカードを購入。最近はDTACを利用することが多いが、今回もDTACを利用。3日間の滞在だが、最短のSIMカードは5日用なので、それを購入。ネット使い放題で100バーツ分の通話代がついて、299バーツ。
 上左  SIMカードを買い終えたのは5時。空港鉄道の始発は6時少し前なので、まだ1時間近くある。SIMカードを買ったフロアのベンチでサンダルに履きかえて、そのまま少し休憩。5時45分くらいに空港駅のゲートへ。しばらく待機する。5時50分くらいにゲートが開く。写真はゲートがあき、外国人などが多数、駅に向った。

 上右  空港鉄道でパヤタイへ。写真はパヤタイに到着時。

 左  アソークで下車。バンコクで泊まる場合にはたいてい利用しているジャスミンシティホテルへ。玄関を入ったところのフロントで荷物を預かってもらう。
 
 
  上左  アソーク交差点から北へ5分ほど歩いたところにある小さなフードコートへ。ここで朝食をとることが多いが、またやってきた。

 上右  この日はカオトムにした。フードコートの右側入口にはお粥を売っている。写真の真ん中の下に写っているのはジョークで米粒がかなり細かく砕かれている。具が入って味付けされている場合もあるが、この店のは真っ白で味はついていないようだ。左側にある少し背が高い容器に入っているのがカオトム。こちらは米粒がしっかり残っている。ほとんどの場合、いろいろな具が入って、味も濃く、お粥というより雑炊といってよい。

  左  カオトム。店にっては、エヒを入れたカオトムクンとか、豚肉を入れたカオトムムーとかいろいろ種類があるが、この店は鶏肉を入れたカオトムガイ一種類。ただ、卵を入れるか入れないかが選べる。卵は入れてもらい、35バーツ。卵なしなら30バーツなのだろうか。
マハチャイに向う
 
  上左  アソークからBTSに乗車。サイアムで乗り換えてウォンウェイヤイを目指す。

 上右  ウォンウェイヤイに到着。マハチャイに向うのは2度目。前回は、BTSがサパーンタクシン止まりだった時代で、サパーンタクシンからタクシーでウォンウェイヤイに向った。

 左  今回は歩いて国鉄のウォンウェイヤイへ向かった。BTSと国鉄のウォンウェイヤイは同名なのに1kmほど離れている。

 ここまできて失敗。BTSの駅を降りた後、歩く方向を間違えてしまった。ウォンウェイヤイ付近で歩くのは初めてで、間違えたことに気づかずに隣の駅まできてしまった。駅名を見ると、何と一駅逆戻りしたクロントンブリー。

 再び、同じ道を引き返し、いったんBTSのウォンウェイヤイまで戻った後、改めて国鉄のウォンウェイヤイに向った。30分ほどロスしてしまい。本来なら8時40分の列車に乗れるはずのとことろ9時40分の列車になってしまった。
 
 国鉄ウォンウェイヤイ駅。駅の中に店が立ち並ぶ。いや、店が並ぶ中に駅のホームがあるといってもよい。
 
 切符売場。マハチャイまでの切符を購入。
 
 切符はコンピュータ発券なのだが、操作に時間がかかる。マハチャイまで10バーツ。
 
 発車まで30分近くあり、駅ナカ市場を見て回って、時間つぶしする。

 焼バナナを売っていたので買う。右の白い液体は別の商品だと思っていたら、バナナにかけるらしく、バナナと一緒に渡された。20バーツ。
 
  オレンジジュースも購入。20バーツ。
 
 乗車した列車。 
 
  車内。もちろん非冷房で、ドアも開け放しで走る。

 下左  バナナに白い液体をかけていただく。白いのは牛乳かなと思ったのだが、ココナツミルクでしかも甘みとともに塩味も少しきいていた。

 下右  オレンジジュース。バナナもシュースも出発前にいただいた。発車後はすごい揺れなので、液体を扱いにくい状態で、出発前にいただいて正解だった。
 
 
 
 
 途中の踏切にて。 
 
 窓の外は、手が届く位置に木の枝や葉があり、手を出していると危ない。

 マハチャイまで1時間10分ほどの乗車。 
マハチャイ駅探訪
 写真左側の列車でマハチャイに到着。まもなく右側の列車がホームを離れていった。

  下左  乗車してきた列車も引き上げ線に入り、ホームには列車がなくなった。

 下右  屋根がある部分のホーム。駅と市場が一体となった構造だ。市場の建物の中にホームがあり、ホームに面している店舗もある。
 
 
 ホームを歩いて、市場と駅の一体化した建物を抜け出た。その先は、線路の両側に店舗が並んでいた。そして、列車がこないときには線路上にも商品が並べられていた。

 下左  一体化した建物。列車が進入するところ。

 下右  一体化した建物の中の市場の部分にて。
 
 
 一体化した建物の中の魚屋。威勢のいい掛け声で魚が売られている。この店舗の従業員の背中の側はホーム。ただし、背中の側は、ホームとの間に仕切りがあって、行き来はできない。
 
 駅の正面玄関から外に出てみる。
バーンレーン駅へ
 
 上左  駅を出ると魚の干物を売る店が並ぶ。

 上右  鮮魚の店もある。鮮魚の中にはせいろのような容器に入れて売られているものもある。

 左  ターチン川を渡って対岸のバーンレーン駅に行くには渡し船に乗らねばならない。

 
 
 3バーツで対岸に渡れる。船は頻繁に出ていて、10分も待たなくてよい。

 2005年にも、この川を渡ってバーンレーン駅に向った(2005年の記録)のだが、そのときには駅に直行する渡し船もあった。わずか4往復だが、バーンレーン駅からメークロンに向かう列車の発車に合わせた船があったのだ。その渡し船は廃止されていた。

 
 
 上左  渡し船の船内。

 上右  船をおりたあと、10分ほど歩かねばならない。人通りがほとんどなく、静かな町だ。

 左  バーンレーン駅に到着。とはいっても、玄関にあたる桟橋のところではなく、裏口のようなところから駅に入り、線路を横断してホームに上がらねばならない。切符売場は玄関のほうにあり、この写真の場所から100mほどすすんだところだ。
 
 以前きたときには、この桟橋に渡し船が到着した。桟橋から50mほど歩けば、駅の玄関口だ。今はもう、この桟橋に着く渡し船はない。
 
 使われなくなった桟橋から駅に向うと、玄関らしい光景がみられる。

 このあと1時間ほど滞在すれば、メークロン行きの列車を見ることができたのだが、早くバンコクに帰りたいと思い、再び10分ほど歩いて渡し船乗場に向い、マハチャイに戻った。
マハチャイ駅で昼食
 マハチャイ駅まで戻ると、次のウォンウェィヤイ行の列車までまだ30分以上あった。近くで昼食をすませておくことにした。駅前(写真の右上の部分が駅舎の一部)の食堂に入った。

 麺類専門のようで、センレックを注文。具の種類などはおまかせ。
 
 できあがった麺。その場で30バーツ渡す。

 薄いスープでさっぱり風だ。具は小さな焼豚に豚のそぼろ、鶏肉、何かを揚げたものなどが入っている。

 センレックは見た目は日本のうどんと同じだが、米でできていて、うどんのようなコシはない。
 
 味が薄いので、調味料を一通り入れてみた。手前は、唐辛子入りの酢、左はナンプラー(魚醤)、真ん中は粉唐辛子、右は砂糖。一番奥はタイ風のチリソース。

 この日はとても暑かったのだが、熱い麺を食べて汗が噴き出してきた。

 

 
 
 市場内のホームに停車しているこの列車でウォンウェイヤイに戻る。

 帰りの列車は、適度な揺れが心地よく、最初から最後まで居眠りし続けた。あっという間に到着した感じだ。
 
 ウォンウェイヤイ駅の入口。この奥にホームがある。この駅も店舗が多くあるが、ホームに店が並んでいるという感じで、マハチャイほどすごくはない。

 下左  BTSのウォンウェイヤイ駅まで1kmほど歩く。このうち500mほどは、BTSの高架下の屋根付き通路を歩いた。バンコク都心にも同じような構造のところがあり、大勢の利用者があるが、ここは人がほとんど歩いていない。
 
 
 
 
 上右  BTSでアソークまで行き、バンコクでは定宿になっているジャスミンシティホテルへ。

 このホテル、前回泊まったときまでは6階にフロントがあった。朝、1階のカウンターで荷物を預けていたので、1階で荷物を受けとったあと、6階へ行こうとしたら、呼び止められた。1階のカウンターがフロントであったことを初めて知った。それで、1階で手続きをして15階に向った。6階に立寄らなくてよく便利になった。 

 泊まった15階の部屋。

 左  ビールが2本、サービスでついているので、ホテルの前のコンビニで買ってきたつまみで飲んだ。このあと、2時間ほどの睡眠タイム。
スダレストランで夕食
 目覚めると19時すぎ。夕食に出かけるのだが、ホテルの近くにあるが、なかなか行く機会がなかったスダレストランに行くことにした。

 スクンビット通りをはさんで、ターミナル21の反対側の位置にあるオープンなレストランだ。

 到着した時は混んでいたが、相席で座ることができた。飛び交う言葉から外国人が多いことがわかる。
 
 左上  飲物はシンハービール。もと中瓶である大瓶しかなくなって久しい。1本で辛抱。110バーツ。

 右上  ソムタム。あまり辛くなく、これだけ辛くないソムタムは初めてだ。外国人向けで辛くなくしているのだろうか。80バーツ。

 左  ムー・サテ(豚肉の串焼き)。タイでサテを食べたことはあまりなかったので選んだのだが美味しかった。110バーツ。
 
 
 上左  カイチャオ(タイ風のオムレツ)。

 上右  中身をあけてみる。ナンプラーで味付けした豚ひき肉が入っている。

 左  食事を終えたあとホテルに戻った。今回はウェルカムドリンクの券がついていたので、6階のラウンジへ行ってみた。カクテルかと思ったが、飲んでみるとジュースだった。部屋に戻って、長い1日を終了。

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