3 日 目 バ ン プ リ ー 百 年 市 場 再 訪
ホテル前食堂のぶっかけ飯 |
この日の朝食はジャスミンホテルの真ん前の食堂でぶっかけ飯をいただくことにした。ジャスミンホテルに泊まりはじめてからかなりたつが、真ん前の食堂では夕食をとったことがあるが、朝食をとったことはまだなかった。 |
いろいろな料理があり、ご飯を入れた皿に2、3種類の料理を盛ってもらう。 |
店内の様子。店の外に写っている建物がホテルだ。 |
鶏肉と野菜を煮た料理をご飯にかけてもい、卵焼きをのせたもの。味は普通、50バーツ。 |
この旅から新しいサンダルを使い始めたのだが、サンダルの革が足の指にこすれて靴づれがおきていた。朝食のあとコンビニで絆創膏を購入し、さっそく応急手当。 |
バンプリー百年市場へ向う |
上左 この日はバンプリー百年市場に再訪問してみることにした。3年前に訪問しているのだが、その後、2年前に火災が発生して、かなりの部分が焼失したと報道されたからだ。 アソークから東行きのBTSはほとんど乗らないが、BTSで東に向った。 上右 ウドムスックで下車。 左 ウドムスックでバス停に行く途中に132系統のバスが出ていった。しまった、これでしばらくバスはこない。30分近く待て、ようやく132系統がきた。 |
このバスも同じだったのだが、タイのバスでは、ドライバーの横に大きな盛り上がりがあることがよくある。ここにはエンジンが格納されている。かつてあったボンネット型バスでは前方の突き出た部分にエンジンがあったが、エンジンの位置を同じにして、箱型のバスにしたものだ。現代のバスは、後輪付近にエンジンがあるのが普通だ。だから、最後部の座席が少し高い位置にあったりする。 |
上左 3年前と同じルートなので下車する場所もよくわかる。テスコ・ロータスと市場が目印だ。前回は9バーツだったが、12バーツになっていた。 前回は入らなかった市場を見学。大きな市場で、土曜日だがちょっと閑散な感じ。 上右 広い幹線道路を歩道橋で渡る。 左 歩道橋を降りたあたりに止まっているソンテウがあり、ドライバーにBIC C? と確認して乗車。10バーツ。前回は8バーツだった。 |
上左 BIC
Cの前の路上で下車。前回はBIC Cの中にソウンテウ乗場があり、そこで乗り降りした。BIC
Cの玄関まで行くと、ソンテウ乗場がなくなっていた。帰りのソンテウも、路上から乗らねばならないようだ。いろいろな行先のソンテウがあるだろうから難度がアップだ。 上右 BIC Cではトイレを拝借したあと、駐車場を抜ける。 左 バンプリー百年市場に渡るボートをつなげた橋。ここは市場の裏口だが、ソンテウを利用して行く場合は、こちらから入場することになる。 |
バンプリー百年市場の火災痕 |
上左 ボートをつないだ橋は1バーツ。入るときは、渡ってから、出るときは、渡る前に払う。 上右 屋根のトタンが新しくなっている箇所があった。このあたりも火災のとき炎上したのだろうか。 左 火災で炎上したところが空地になっている箇所にでた。ここは店があったのだが。 |
このあたりには博物館があった。両側に店がずらり並んでいたのだが。 下左 焼けた柱も残っている。 下右 橋は新しくなっている。 |
橋から見た市場の主要部分。このあたりが火事の中心だったようだ。 |
火災の前の同じ場所。(2013年7月) |
バンプリー百年市場ぶらり散策 |
歩き進むと、以前来た時と同じ感じの市場の風景が広がっていた。こちらは火災の被害は及んでいないようだ。 ところ狭しと並べられた商品の数々。以前と変わりない。以前来た時の市場の様子をまた見ることができよかった。火災があったので心配していたが、規模は縮小されたものの、以前と同じように営業が行われていてひと安心した。 |
前回訪問したときに昼食をとった麺類の店にやってきた。以前のままの雰囲気だ。今度もここで昼食をいただいていくことにしよう。 |
センミー(細い米の麺)を注文。具の違いによっていろいろなメニューがあるのかどうかは不明。魚のつみれやレバー、ライスペーパーを揚げたものなどが具として入っていた。前回と同じだ。 とても味が薄く、テーブルの上にあった調味料を一通り入れていただいた。量がすくないので、別のものをほかの屋台でいただくことにし、大盛りにはしなかった。 |
さらに進むと、屋根のついた百年市場から出て、寺の境内に広がる出店が並ぶエリアへと出た。 下左 タコ焼き器のようなもの。今回、2日目に屋台で売っているタコ焼き風の食べ物を食べたが、商売人向けに売っているのだろうか。それとも家庭でも焼いて食べるのだろうか。 下右 魚の干物を売る屋台も多い。あたり一面、魚のにおいがきつい。 |
寺はワット・バンプリー・ヤイナイ。かなり大きな寺で、参拝者も多くにぎわっている。百年市場もこの寺の門前町としてできていったのだろう。サンダルを脱いで、預けて、本堂を参拝。 下左 本尊のそばまで上がれるようになっている。みなさん上がって、金箔を紙にこすりつけていた。その紙にご利益があるのだろう。 下右 別棟のトイレを利用した。トイレの中は造花などの装飾がほどこされていて、とても明るいトイレだ。まるで休憩室のような感じで、トイレを終えた人が休んでいく。自分も疲れていたので少し休憩。 トイレに入るのは素足であることと、男子用も全て個室とはいえ、女子用も含め個室の扉の出入りは休憩している人から丸見えであることがちょっと気になった。 |
ボートツアーがあったので、乗ってみることにした。20バーツ。水上マーケットのボートツアーは何か所かで経験しているが、20バーツというのは他のマーケットの場合に比べて非常に安い。ただ、乗ってみるとわかるが、20分乗っているか乗っていないか程度の短いツアーであった。 |
ボートからみた、麺類をいただいた店。店の部分は川の水上に建てられていることがよくわかる。ほかの店も運河側はこんな感じで建物が並んでいる。 |
ボートをつないでつくった裏口の橋のところでは、料金係がボートをつなぐロープをはずして、ツアーボートが通れるようにしていた。 どこまで連れていったくれるのかと思っていたら、まもなく水門があり、そこで引き返し。いったん、乗場まで戻って、反対方向へも行ったが、それもあまり遠くまでは行かずに戻った。 |
ボートを下りた付近で、アイスクリームの屋台があった。 |
アイスクリーム、ココナッツゼリー、カオニャオ、ピーナツをココナッツの容器に入れたものを買ってみた。外からは見えないが下にはココナッツの白い部分が入っている。30バーツ。 |
再び、バンプリー百年市場の屋根のついた部分を戻り、火災にあったエリアをもう一度見て、市場をあとにした。 裏口から出るときに、ちょうどボートツアーのボートが通りかかった。さきほど乗ったのと同じボートだ。 |
ターミナル21で一息入れる |
BIG
Cでトイレを使い、外に出た。前回利用したBIG
Cの玄関から出発するソンテウがないので、前の道路を渡った反対側からソンテウを拾わねばならない。うまくいけば、BTSのベーリン行きのソンテウに乗れるだろうが、無理ならバンプリーの市場に向うソンテウに乗るつもりだった。 道路は歩道橋で渡るのだが、下を見ると何と屋根にBTSと書かれたソンテウが止まっているではないか。ベーリン行きに違いない。大急ぎで歩道橋をかけおりて、もう動いていたソンテウを止めて乗車した。 |
予想通り、BTSのベーリン行きであった。まったく幸運だ。これに乗れねば、戻るのに苦労したかもしれない。ベーリンまでは40分弱かかった。結構、長い距離のソンテウ移動だった。それでも20バーツだった。 高架の駅に上る途中、ソンテウ乗場が見えた。きっといろいろな行先のソンテウが出発しているのだろう。これらのソンテウの中から、バンプリーのBIG Cに行くソンテウに乗車するには、やってくる車ごとにドライバーに聞くしかないだろう。番号を調べていけばよいバスより難度が高い。 |
上左 2016年6月現在BTS終着駅であるベーリンの駅名標。 上右 ベーリンから乗車したBTS。17時にホテルで荷物を引きとる予定だが、このとき15時。無理すればサイアムあたりを少しぶらぶらできるかなとも思ったが、ターミナル21で時間つぶしすることにした。 左 15分ほどでアソークに着き、ターミナル21へ。長いエスカレータでレストラン街がある階へ行った。カントンで少し、飲茶でもと思ったのだが、何と店が板で覆われていた。客の入りがイマイチだったので閉店なのか。それとも改装なのか気になる。 上の階に行き、フードコートで飲物でも飲んで、休むことにした。カードにチャージしてもらい飲物を出す店へ。 |
左左 ミックスジュース。赤っぽい色になっているのはニンジンもまじっているため。 左右 1時間を飲物1杯でしのぐのはなかなか苦しいもの。別の店でさとうきびジュースを買って、1時間余りをすごすことができた。 17時前にホテルに行き、荷物を受け取り、トイレで熱帯スタイルから帰国スタイル、つまり半ズボンから長ズボンに着替え。サンダルは空港まで履き、空港でチェックインの寸前に靴にかえる。アソーク駅に戻り、パヤタイでエアポートリンクに乗り換えて空港に向った。 |
帰 国 |
スワンナブーム空港ではJAL深夜便のチェックインは19時から。サンダルを靴に替えたり、コンビニで土産を買ったりしていると19時になった。 ビジネスクラス利用なので、チェックインの際にプレミアムレーンのチケットを渡される。この時間帯、スワンナブーム空港の保安検査場は長蛇の列ができるのが常であるので、とてもありがたい。 出国後はサクララウンジへ直行。ワンワールド系のラウンジでシャワーが使えるラウンジがサクラだけになり、サクラはシャワールームが1室しかない。そのために直行したのだ。もし長くまたねばならなければならないなら、ダイナースカードで入場できるCIPラウンジのシャワーを使うつもりでいたが、1人待ちのようで、その必要はなかった。 |
上左 シャワーを待つ間に先にラウンジ飯をいただいた。カレー。成田・羽田のカレーではなく、関空のカレーでもない。でもタイ風じゃなく日本風のカレーだ。カレーをいただきながらのシンハービールもまたいい。 上右 寿司とソバ。関空行きの深夜便の場合、機内では朝食までまともなものがでないので、がっつりいただいておく。 左 呼び出しの放送があった。シャワーが使えるということだろうと思ったら、その通り。シャワールーム内にトイレがあるのはいいが、1室しかないので使いにくい。使用時間は15分間にしてほしい旨の表示があるが、大急ぎで利用したが、15分は無理だ。暑い国から深夜便で帰国の場合にシャワーが使えるのはとてもありがたいことだ。 |
シャワーを使ったあとは、キャセイ航空のラウンジへ移動。ここはしばらく前まではブリティッシュエアのラウンジであったところだ。広々としているのだが、食べ物がイマイチだったうえ、シャワーもなかったので、向かいのカンタス航空のラウンジをよく利用していた。そのキャセイラウンジも営業時間が大幅に短縮されて深夜便の利用時には使えなくなった。 キャセイのラウンジは以前は別のところにあり、そのころは手ぜまで食べ物もよくなかった。こちらに移転してからは、広いうえに食べ物もよい。ただシャワーがないのが欠点だ。 まずは、ヌードルバーへ。つくりたての麺類や点心を味わうことができる。 |
ヌードルと焼売をいただく。量は少ないので、このラウンジだけを訪問なら、もう少し注文してもいいくらい。しばらく待つとできたての料理が運ばれてくる。 |
ヌードルバーで食事のあとは、広々としたところで休憩。利用する人がごくわずかなのでとても気持ちいい。 |
ビールを除くアルコール飲料はバーテンダーに言って用意してもらう。シャンパンを入れてもらった。 1時間弱、ネットを楽しもうと思っていたら、居心地が良すぎていつしか居眠りをしていた。気がつくと搭乗時刻10分前になっていたので、あわてて搭乗口へと向かった。 |
上左 ゲートはE1。ラウンジのあるエリアから行きやすいので、すぐに到着した。スロープを下りるとパスポートチェックがあり、そのあと待合室で待つ。5分もたたないうちに搭乗開始。 上右 復路のビジネスクラスもシェルフラットネオ。 左 水平飛行に入ると飲物サービスがあり、日本のビールをいただいた。 |
朝食は洋食を頼んでおいた。九州にかかるころに食事。 定刻少し前に関空に到着し、今回の旅も無事に終了。 |