2日目前半

 

朝食は6時から。ビュッフェ方式で、まあまあの内容。日本からのツアー客が多いホテルのようだ。7時にホテル出発。

まずは、MRT(地下鉄)のサムヤーン駅へ。タイ寺院と地下鉄入口の取り合わせ。

MRTのシーロム駅から、BTSのサラデーン駅まで歩いて乗換え。画像左はMRT、右はBTSの車内。座席が色は違うが同じようなハード座席だし、どちらも通路の真ん中に吊輪がぶらさがっているし、よく似た車内である。

MRTのシーロムとBTSのサラデーンは、少し離れていて歩かされる。左は、MRT駅を地上に出たところからBTS駅への長〜い連絡通路。右はBTS駅からの電車だが、右端のビルのところがMRT駅。

BTSで終点のサパーンタクシン駅へ。ボート乗換えの出口から出てみるが、いったん反対側の出口まで引き返して、あたりをうろうろ。どうしてかというと、BTSの10回券を購入したら、おまけに、BTS連絡のシャトルバスの切符がついていて、そのシャトルバスで、これから向かうウォンウェイヤイに行けそうだったから。

でも、シャトルバスは見つからず、歩いてタクシン橋を渡った。左の画像は橋上の風景。右端に歩行者用通路がある。右の画像は橋の上からチャオプラヤ川を望んだもの。

タクシン橋を渡ったあと、2kmほどなので、ウォンウェイヤイまで歩こうかなと思ったが、朝というのにかなり暑く、タクシーにした。ウォンウェイヤイの駅は、大通りから路地を入ったところにあり、ちょっとわかりづらいが、運転手が教えてくれた。TOYOTAの車のところから市場のような通路を30mほど歩くと駅である。

ホームには店が並んでいた。切符を買うと、わずか10バーツ(約28円)の切符が、コンピュータ発券され、仰々しく、チケットケースに入れて渡された。

車両はステンレス製で比較的新しい感じ。8時35分発の列車は、各ボックスに客が1人か2人。出発してもドアは開け放し。暑いから開けているのか、ドアが壊れているのか。のろのろ運転なので危険は感じない。

走行中の車内風景。ドアが開いているのもわかる。日本でもよくあるボックスシートだが、座席はプラスチックになっている。

途中駅の風景。駅のホームから運河を渡れば民家の裏口。

定刻の9時28分にマハチャイ着。市場の中に駅があるって感じ。ホームには屋台が多数出ている。列車が通ると、すぐに線路には屋台が進出する。列車は1時間に1往復あるから、30分に一度、屋台を出したリ片付けたり。

マハチャイは河口近くの漁港の町。駅を出ると小さな繁華街。そこを抜けると、渡し船乗場。渡し船は2種類あって、ひとつは、乗場から川を最短距離で横切って川の反対側に向かう渡し船。こちらは、ピストン運転しているようで5分に1回くらい出ている。

しかし、メークロン線の続きに乗るには、あまり客の乗らない渡し船に乗らなければならない。どちらに乗ればいいかよくわからず、両方で尋ねて、やっとわかった。メークロン線のこれから乗る部分は1日4往復なのだが、渡し船もその列車に合わせて4往復あるだけ。なのに、自分以外に乗客は2人だった。 運賃は5バーツ(約14円)。

手前のおじさんと、前の方で横になっている人の2人が自分以外の乗船客。もし、満員だったら、、イスのある部分以外に手すりなどがないので川に落とされそう。

川幅は300mくらい。この正面あたりが、反対側へ行く渡し舟の到着地。しかし、自分の乗った連絡船は、右手へさらに500mくらい行ったところ。

船着場に着くと、この橋を通って駅に向かう。

駅に到着。発車時間になろうとしているのに列車の姿はみえない。さて、マハチャイから頻発している渡し船に乗ればどうなるか、、おそらく、この駅にたどり着くのはかなり難しいだろう。なぜなら、この駅に通じている道は何本かあったが、どれも民家の路地裏のような道で、車は通れない。だから、普通の道だけを歩いて駅にはやってこれないのだ。

切符は、終点のメークロンまで10バーツ(約28円)。

かなり待って折り返しの列車が到着。本来は10時10分発なのに、11時にようやく出発。それまで、ホームで時間の過ぎるのにひたすら耐えた。

何も植えられていない田んぼが広がっている。終着駅まで町らしい町はない。

本来11時10分着のはずが、12時着。出発が遅れた分だけ到着も遅れた。ホームには屋台が出ていて、丁度、昼時のためか、食事中の客も多い。この駅も市場の中に駅があるという感じである。

今、自分が乗った列車が通ってきた線路の上には、早くも露店が出ている。この間、2、3分の出来事。線路は、買い物客の通路になっている。線路をはさんで、露店が続いている。

少し町を歩いて、12時30分に駅に戻った。列車が出発するからだ。列車出発の合図があると、露店があわただしく片付けられた。上の画像、露店のテントは閉じられているが、販売の商品はレールのすぐそばまで出ていても、列車の下に入って、ひかれはしないことがわかる。1日4往復なので、1日8回、テントを出したり片付けたりするのだろう。

 

列車がメークロン駅から遠ざかる。画像の左側に遮断機が降りているのが写っている。右側にも遮断機があったのだが、遮断機より線路側にはじめから人やバイクが入って待っていたのだ。

 

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