1日目  平湯温泉へ
約45年ぶり乗車の高山線で高山へ
 
 飛騨への旅。高山線にj乗るのも、高山も約45年ぶり。2泊する平湯温泉や、間の日に上る予定の乗鞍岳は初訪問。

 京都発8時33分の「ひかり642」に乗車。名古屋まで各駅停車の「ひかり」だ。その代わり、名古屋を出ると「のぞみ」と比べても小田原に追加停車するだけなのだが。

 左   定刻通り出発。
 
 切符は10日ほど前に買ったのだが、希望の指定券は買えなかった。

 当初の希望は、京都発8時31分「ひだ25」高山行きだったが、満席だった。

 「ひだ」は名古屋〜高山・富山間だが、1往復だけ大阪発着があり、岐阜で名古屋発着のと併結、分離される。

 今回は、往復、大阪編成の「ひだ」を使う計画だったが、10日前時点で、往路は満席で、名古屋乗継になった。復路は、大阪行きを買えた。

 京都発の時刻は、「ひだ25」が8時31分、新幹線乗継だと8時33分でほぼ同じだが、新幹線特急券と名古屋経由で距離が長くなることのため、ジパング3割引でも2500円ほど高くなる。

 往復切符を申し出たが、経路が違うため、予想しなかった「連続乗車券」になった。連続乗車券は廃止されるので、今回は最後の利用だったかもしれない。
 
 「ひかり」の名古屋着は9時25分で、「ひだ」の名古屋発は9時39分。少し忙しい。

 「ひだ5」は飛騨古川行きで、併結の大阪発「ひだ25」は高山行き。岐阜で併結され、高山で分割される。
 
 乗車した「ひだ5」。
 
 側面の行先表示。
 
 車内。
 
 車両の最前部、荷物置場のそばの席を確保しておいた。

 名古屋出発時は、座席は進行方向逆向きになっている。写真では、左に進む。

 岐阜からは、写真で右に進むのだが、名古屋・岐阜間は逆方向になる。
 
 岐阜駅にて。

 大阪編成と併結するところを見に行こうと思ったが、6両編成の先頭にいて、6両後ろまで行くのは大変なので行かなかった。

 名古屋発は6両だが、大阪発は2両。2両は、指定席と自由席が各1両。指定券がとれず満席の理由がわかった。ただ、復路は、大阪行き4両、名古屋行き4両だったので、日により違うようだ。大阪編成が2両の場合は、10日前でも満席のことがあり得るんだって納得。
 
 形式はHC85系。HCは「ハイブリッド・カー」の意味。エンジンとモーターの両方を使うので、気動車なのか電車なのか判然としない。
 
 バッテリーアシスト中。
 
 外観では気動車なのだが、"キハ"ではなく、"クモハ"になっていて、車両形式上は電車。
 
 12時14分、高山着。

 下   高山駅は橋上駅になっていた。左は改札、右は待合室と土産物店・中華そば店。
 
 待合室内にある「金亀館」。駅弁の販売とともにラーメン、うどんが食べられる。うどんもあるが、メインはラーメン。駅のうどんはよくあるが、ラーメンは珍しい。
 
 店内。
 
 「冷たい味玉中華」。

 よくある酸味がきいた冷麺とは異なる。熱い中華そばで、スープを冷たいスープに変えたものって感じだ。
 
 高山駅舎。

 高山は約45年前に、数時間散策しているが、どこを回ったのかさえ記憶がない。高山市内は、旅の最後に回ることにし、まずは平湯温泉に向う。平湯を根拠地にして、乗鞍と新穂高ロープウェイに行く予定だ。
 
 駅に隣接している、濃飛バスターミナルへ。"濃飛"は美濃と飛騨ということだろう。
 
 13時40分発、新穂高ロープウェイ行きに乗車。
 
 車内。平湯温泉まで、1時間弱の乗車。
平湯温泉
 平湯温泉に到着する少し手前に、ほおのき平駐車場とバス停がある。

 マイカーで岐阜県側から乗鞍に行く場合、ここで車を停めて、シャトルバスに乗り換えて、乗鞍に行かねばならない。

 そのため、駐車場は車があふれるくらい停まっていた。
 平湯バスターミナルに到着。上高地行きや松本行きもあり、大きなターミナルだ。翌日は乗鞍行き、翌々日は新穂高ロープウェイ行きと高山行きに乗るので、乗場と時刻を確認しておく。
 
 5分歩いて、2泊する「平湯館」へ。

 共立リゾートだというから、ドーミーインの系列だ。古い旅館を買い取って、作り変えたのかな。
 
 
 フロント。

 外から中に入るときに、スリッパに履き替える旅館スタイルだが、外靴は自分で靴ロッカーに入れる。外と中の間の段差はない。

 浴衣と作務衣は、靴をロッカーに入れたあと選ぶようになっている。歯ブラシなどアメニティ類も持っていく方式。
 
 部屋へ。和洋室だが、洋室に窓際の畳部分がついている感じ。
 
 窓側から入口側を見る。

 テレビと冷蔵庫の部分に小さなテーブルがあるが、イスがないので困った。窓側の畳部分の淵に座り、畳の上の台をテーブルとして使った。その点が使いにくかった。

 下   窓から外を見る。玄関の上の付近の部屋だった。乗鞍方向の山が見えた。
 
 (平湯荘のHPより借用)

 風呂へ。

 奥の浴槽は、ゆるい湯とあつい湯。あつい湯でちょうど気持ちよかった。
 
 (平湯荘のHPより借用)

 露天風呂はとても広い。写真はほんのごく一部。
 ドーミーインでどこもやっているのと同じく、湯上りアイスのサービス。
 
 18時よりバイキング式の夕食。

 宿で夕食つきにしたのは、半年前に蔵王温泉や銀山温泉に行って以来。バイキングとなると、何年かぶりだ。
 
 
 
 
 上左   ソフトドリンクは自由に飲めるが、アルコールは別注文。でも、1本だけ注文した。

 地ビールの「飛騨ゴールド」。

 上右   製造は高山市の「地ビール飛騨」。

 左   鍋。具は自由に選んだ。出汁は鶏塩スープにした。
 
 
 上   選んだおかず。

 左上から時計回りに、天ぷら、"ころ芋煮"と"けいちゃん焼"、ステーキ、おでん、刺身。

 けいちゃん焼じゃ。鶏(けい)とキャベツをニンニク醤油で焼いた郷土料理。

 左   鍋ができた。
 
 ご飯ものとして寿司。
 
 ソフトクリーム機があったので、ラムネ味のをコップに入れていただいた。小さなカップがあったが、気づかなかった。

 満腹になり部屋へ。ドーミーインと同じく、夜鳴きそばのサービスもあったが、お腹が膨れていたので、行かなかった。
 


 飛騨のトップ 全体のトップページ 2日目