2日目  乗 鞍
乗 鞍 へ
 (平湯荘のHPより借用)

 5時から大浴場へ。前日とは男女で入替り。

 露天風呂は前日よりは狭い。
 
 (平湯荘のHPより借用)

 その代わり、東屋風の半露天風呂があった。
 
 ドーミーインと同じく、朝風呂上りには乳酸菌飲料のサービス。
 
 
 上   朝食。

 ご飯ものは、勝手丼。魚介は、オレンジ色のサーモン、白のほたて、ピンクのネギトロ。

 左   ほお葉焼みそ。
 
 フルーツとコーヒーゼリー。
 
 朝食後、バスターミナルへ。往復切符を購入。片道1800円なので、少し割り引かれている。
 
 乗鞍行きは、8時35分発の1便だけ。ただし、1時間ごとに運行の高山行きに乗り、ほおのき平でシャトルバスに乗り換えれば乗鞍に行ける。

 上高地行きは30分ごとにあるのは驚いた。
 
 乗車した乗鞍行き。
 
 側面の行先表示。"山頂"というのは、誇大広告的な感じがするが。
 
 上   1時間ほどで、乗鞍バスターミナルに到着。

 左   バス停の名としては「乗鞍山頂(畳平)」というようだ。

 ここの標高は2702mで、日本のバス停の中で一番高い標高だという。
 
 乗鞍神社の中之社。立派な社殿が駐車場の一角にある。本社は乗鞍岳の最高峰剣ヶ峰の山頂にある。
 気温は16度。連日下界では、40度に迫ろうとしている気温なので、およそ考えられない天国だ。
乗鞍登山
 いよいよ登山スタート。スタート地点は「乗鞍岳畳平」。

 乗鞍岳は数多くの峰とその周辺の総称だという。だから、出発地の畳平も乗鞍岳の一部だ。バス停が「乗鞍山頂」というのは、誇大な印象を受けるが、間違いともいいきれない。
 
 駐車場から少し下り、お花畑コースの横を通る。ぐるっと一周するコースがよく見える。
 
 池があり、池に雪渓が流れこんでいた。雪渓と水面の接するところが、水の色が変わり、とてもきれいだった。
 
 なだらかな工事用車両も通る道を歩く。
 
 大きな雪渓があり、雪上で遊ぶ人も見られる。
 
 中間地点である肩の小屋に到着。
 
 頂上である剣ヶ峰は霧に覆われていて、見えない。
 上   休憩後、出発しようとすると、霧が去り、ピークが見えた。ただ、山頂はこの位置からは見えず、左のピークの向こう側になる。

 左   ピーク付近を望遠最大限で見ると、人がつながっているので、ルートがわかる。
 
 歩き始めて間もなく、草がなくなり、石と砂ばかりのルートとなった。

 浮いた石があるし、砂は滑りやすいし、安定しないため、歩くのに時間がかかる。
 
 大きな石が増えてきて、ますます歩くのが大変になってきた。
 
 このあたりが一番きつかった。写真左上あたりにルートを示す緑のロープが張られているのが見えるだろうか。この付近では、手も使わなければならなかったし、下りられるか心配だった。
 
 急な部分を上り切り、ピークの少し下の緩やかなところに出た。あと少しだが、まだ山頂は見えず。
 
 尾根まで上がると、稜線の反対側に池が見えた。

 下   山頂手前のピークまで上った。山頂がしっかり見えた。同時に、山頂まで行って、帰りのバスに間に合うかどうか心配だった。
 
 
 
 上   頂上直下が急な石のちらばるルートで、山頂は見えているが、20分かかりそうだ。下山は、滑らないように慎重に歩くので、上りと同じ時間かかるとかかると、登頂は無理だと判断。

 左   山小屋がある頂上まで高度で20mほどの地点まで行ったのだが、登頂を断念。山頂は3026mなので、なんとか3000mを越えていたと思う。
 
 頂上を望遠で撮影して下山開始。

 下   頂上手前のピークまで戻り、下界を撮影。

 赤い建物は、肩の小屋。そこまで歩きにくい石と砂のルートをこれから下る。

 その向こうに、宇宙線観測所がある山がある。その山の向うに畳平。
 
 宇宙線観測所を、同じ高度まで下り撮影。
 
 "ボッカ"と呼ばれる重い荷物を山小屋などに運ぶ人とすれ違った。
 
 肩の小屋まで下った。浮いた石や砂の多い道で滑りかけながらも、なんとか、下りられた。あとは、工事用の車も通る道なので、バスには間に合いそうだ。

 下   行きには霧で見えなかった山頂が見える。3つのピークのうち、左が剣ヶ峰の山頂、真中が山頂手前で立寄ったところ。
 
 
 畳平が近づいてきた。行きは、いったん下ってお花畑の近くを歩いたが、時間があるので遠回りになるが平坦な道を歩いた。

 下   遠回りルート。いったん写真の右のほうへ行き、写真下部の道を歩いて、写真左上の畳平に向かう。
 
 
 岐阜・長野県境があった。高山市と松本市が隣接していることも知った。中心部だけでいうと、70km位離れているが。
 
 コマクサ。
 
 オンタデ。
 
 イワギキョウ。
 
 イワニガナ。

 この池の付近が一番、高山植物が多かった。
平湯に戻る
 バスターミナルには、バス出発の30分以上前に戻れた。ターミナル内の売店に行って、何か食べようと思ったが、15時で閉店で何も食べられなかった。

 15時55分発の平湯温泉行きのバスに乗車。

 下左   宿に戻り、まず入浴。すぐに夕食。

 飲物は、スパークリング日本酒「すますま」。

 下右   醸造は、下呂市の「天領酒造」。
 
 
 
 
 
 上   左上、鍋。すき焼き味のスープにした。右上、ステーキは鉄板でさらに焼いてみた。右下、前菜セット。左下、刺身。

 左   デザート類。

 この日も、夜鳴きそばは満腹のため、行かなかった。
 
 


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