4 日 目  キ ャ セ イ で 帰 国

 

ル・サイゴンネイズ・ラウンジ
 この日はキャセイで帰国するだけだ。11時15分発だが、搭乗時刻は10時40分ぐらいだろう。キャセイで利用できるラウンジの中にル・サイゴンネイズ・ラウンジがあるのだが、このラウンジの様子を2時間くらい滞在して、見てこようと思う。

 ラウンジに8時40分に入るとしたら、搭乗開始手続きは3時間前の8時15分からだろうし、それに間に合うように7時40分にホテルを出た。

 ホテルからまず国内線ターミナルに歩き、すぐに写真の国際線ターミナルが見えてきた。
8時にターミナルに到着。10年前はターミナルに入るのにも、航空券やパスポートを見せる必要があったので、準備していたが、いつのまにかその検査もなくなったようで中へ。

 キャセイのカウンターはまだ準備中だった。すでに行列ができていたのだが、ビジネスクラス用のカウンターがあり、そちらで並べばよいと気づき、先頭で並ぶことができた。

 8時15分に搭乗手続開始。係員がカウンター前であいさつ。こういうのは日系だけだと思っていたが、キャセイでもやっていた。
  写真は香港までの搭乗券とラウンジカードだが、香港から関西までの搭乗券と香港でのラウンジカードも発行された。

 キャセイの場合、JALと同じでル・サイゴンネイズがアプリコットラウンジに替えて指定ラウンジになっていることは事前に確かめていたが、確認できた。なお、ローズラウンジが使えるのは以前と同じだ。ANAはもとはローズ指定だったが、ル・サイゴンネイズに変わったようだ。
 
 
  上左  ル・サイゴンネイズ・ラウンジ。この日は12月5日で、開業が11月22日だったので、開業から2週間ほどで利用できた。

 保安検査、出国審査の後すぐに向かった。3階にあるが、自分のいるのが何階なのかわかりにくくかったり、ラウンジが目立たない場所にあったりして、たどりつくのに少し苦労した。

 上右  利用航空会社を見ると、べトナム航空以外のタンソンニャット空港に乗り入れている主要な航空会社がほとんど指定しているのじゃないかと思える。

 左  入口で搭乗券とラウンジカードを見せて入場。その場でシャワーの使用を申し出た。すると、少し待たされて、別室から運ばれてきたカゴが手渡された。カゴにタオルやアメニティが入っている。こういう形式は初めてだ。
 
 
 上左  シャワールームはトイレの中にあった。トイレの中のにシャワールームがあるというのは、ほかのラウンジでも経験しているので珍しくはないが、自分は気持ちよくない。トイレの床面より、シャワールームの床面が2、3cm高くなっているので、少し救われたが。

 上右  シャワールームに入り、入口で受け取ったカゴを置こうとしたら、とても高い位置にしか置き場がなかった。さらに、脱衣した衣類をカゴに入れようとしても、高すぎて入れられない。結局、カゴを床に置いて、衣類を入れた。タオルや衣類を床に置きたくはなかったのだが、仕方なかった。

 左  シャワーは固定式のものだけなのは、使いにくいけど、こうしたタイプはラウンジでもホテルでも時々ある。ここで困ったのは、シャンプーなどの容器の置き場がなかったことだ。仕方なく床に置いて使った。

 カゴの中にはタオルは入っていたが、バスマットは入っていなかった。それで、身体を拭いた後、タオルを床に置いて、バスマット代わりにして、その上で服を着た。
 
 
 上左  シャワーを浴びたあとは朝食をいただく。ラウンジ内は明るくカジュアルな雰囲気。

 上右  シャワーがあまりにも貧弱だったが、食べ物のほうは充実している。種類も多いのだが、その中にベトナム風のものがたくさんあるのだ。

 左  セルフサービスでフォーがいただけるコーナー。どんぶりの中にフォーが入っていて、スープをかけて、具を入れればよい。この旅では、米麺でもブンを何度かいただく機会があったが、フォーは食べなかったのでよかった。
 上左  出来上がったフォー。フォーが平麺の米麺であることもわかる。屋台と同じように、もやしなどの野菜をたくさんトッピングできるようになっていたのがよい。

 上右  ビールはサイゴンビールスペシャル。
 
 左  料理1皿め。プリンのようなものがあるが、ソイ・ボー(Xoi Vo)というおこわ。餅米のご飯を固めてある。
 
 上左  料理2皿め。春巻などベトナム料理もあった。

 上右  ビール2本目は、サゴタビール。サゴタビールは初めて見るが、ベトナム産のビールだった。

 左  フルーツ。

 シャワーが貧弱なことを詳しく書いたが、ラウンジ全体としてはよかったと思っている。特にベトナム風の食事が提供されているところがすばらしい。
香港乗継で帰国
 
  上左  搭乗時刻の10時35分にゲートに向ったが、搭乗が遅れる模様。そもそも搭乗機がまだ到着していなかった。11時15分ごろの搭乗になる模様。あとで思えば、この間にローズラウンジをみてきたらよかったと気づいたが、後の祭り。

 上右  折り返しの搭乗機が11時すぐにやっと到着。A330。

 左  ビジネスクラスは斜め向きの席でJALのスカイスウィート3に似ている。しかし、この日はエコノミークラスに搭乗。
 
  出発は11時30分ごろになった。ホーチミン・香港間は、距離が短いためか、出発後の飲物のサービスはなく、機内食のときにやっと飲物が飲めた。このときは、遅延のために飲物もとれずにいたので、のどがかわいていて、何とかしてほしかった。

 機内食はフィッシュかチキンパスタかということで、フィッシュにした。魚のから揚げにあんかけしたものだった。ここで初めてビールを飲めた。銘柄はカールスバーグ一択。ビールの左側はハーゲンダッツのチョコレート味。
 
  出発は1時間近く遅れたが、到着は30分遅れでとどまった。余裕時間があるからだろう。それでも、15時30分の到着で、乗継便は16時35分発で搭乗時刻は16時10分。国際線乗継の関門を通らねばならないので、ラウンジでゆっくりはできない。

 キャセイの場合は、香港での乗継客のために、乗継便のゲートを座席のモニターに表示してくれる。これはなかなかいいサービスだ。全部の便ではなく、搭乗している客に関係する便だけなので、便数が多くなくみやすいのもいい。
 
 
 上左  到着後、まず国際線乗継の保安検査場へ。客は多いが、レーンが多くて、流れが速いのはよかった。香港で乗り継ぐのは初めてだ。

 乗継便のゲートに向う途中にあるラウンジに入室。写真のところから、エスカレータで下の階にいったところにある。入口で、ファーストクラス用のラウンジの場所を案内されたが、ラウンジ滞在時間が10分しかないので、ビジネスクラス用のラウンジでも、なるべく長く滞在できそうなところにやってきた。

 上右  軽く食事を選んだ。

 左  ビールは香港ビール。HONGKONG BEER CO. という醸造所で作っているクラフトビールのようで、今回初めていただいた。クラフトビールなので、流通量が少なく、飲める機会が限られていて、飲むことができてよかった。
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  上左  搭乗時刻の16時10分になり、ラウンジは10分で切り上げてゲートに向った。

 でも、またまた遅延。16時35分の搭乗だという。ゲートから少し離れたところにあった、足を延ばせるイスで休憩。

 上右  16時35分にゲートにいけば、今度は、もう搭乗がほぼ終わっているじゃないか。ほぼ最終の客としての搭乗。案内がよくない。

 左  エコノミークラスの席にたどりついたときには、ほかの客はみな席に着いていた。
 
 17時ごろに出発。香港・関西間は少し距離があるので、機内食の前に、飲物サービスがあった。オレンジジュースをいただく。
 
  機内食。ビーフかチキンパスタかであったが、ビーフにした。ビーフというのは、牛丼風の味付けにした牛肉であった。肉が固まって、ほぐして食べなければならなかったのが難だった。

  飲物はビールにした。ほかの銘柄もあったかもしれないが、スーパードライが渡された。
 
  ハーゲンダッツのチョコレート味が配られたが、ホーチミン・香港間も、チョコレート味だったので、ちょっと残念だった。

 出発は遅れたが、余裕時間の範囲内だったようで、定刻に関西空港に到着。

 今回の旅は、現地到着後早々に帰国することになるアクシデントがあった。滅多におこることはないが、おこるときにはおこるということだ。予定を切り上げて帰国したが、行けなかったところが多数ある。なるべく早くリベンジしたいと思う。

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