2  ウルル(エアーズロック)初日

 

ウルル(エアーズロック)へ
 シドニーには定刻7時35分のところ7時すぎに到着した。優先レーンの件はもらったが、靴の件で使えず一般レーンへ。でも、1人待っただけで入国。その際に、税関では申告ありのレーンへ行くように指示された。税関では荷物を開けさされると思い、テーブルに置いた。よく聞き取れないオーストラリア英語で ”・・・・シューズ・・・・・・バイバイ” と言われて荷物を開けなくてよかった。

 入国後、国際線ターミナル内にあるヴァージン・オーストラリア航空の乗継カウンターで国内線のチェックイン。
 おかげで大きな荷物を持たずに国内線ターミナルに向える。

 国内線ターミナル行きの連絡バス。カウンターでもらったチケットを渡して乗車。
 10分ほどで国内線ターミナルに到着。国内線ターミナルは、カンタス航空のターミナルとヴァージン・オーストラリア航空、ジェットスター航空のLCCターミナルに分かれいて注意が必要だ。ヴァージン・オーストラリアはLCCなので、ターミナルでもチェックインと荷物預けが分かれていて、どちらも行列ができていた。国際線乗継カウンターを利用できてよかった。
 上左 ターミナルは、保安検査場を出ると、左へ行けばヴァージン・オーストラリア、右へ行けばジェットスターとなっていた。 
  
 上右 利用するのは10時30分発。9時45分にも便があり、乗継時間を余裕もっておこうと10時30分の便にしたのだが、結果的には9時45分の便でよかった。 

    左 搭乗した便。

 下左 搭乗時刻になり乗り込む。

 上右 国内線なのにエーズロックまで3時間30分。東京・台北とほぼ同じ距離だ。オーストラリアは大陸でスケールが大きいことを実感できる。

 搭乗していた間、ほとんどは赤茶色にところどころ緑が混じる単調な風景だった。
  
 左 LCCではあるが、格安運賃ではなく、やや高めの運賃を選ぶと機内食が出る。ビーフラップでかなり大きかった。飲物はコーヒーにしたが、大きめのミルクが2個ついてきた。ただ、牛乳なみに薄かったが。
 エアーズロック空港、別名コネラン空港に到着。

 
 今回は現地旅行会社のATT社に日本語の現地パッケージツアーを予約していた。カタジュタへのツアー、ウルル(エアーズロック)登山と麓めぐりのツアー、空港とホテルの間の送迎、ホテルがセットにあったものだ。また、現地2日目に登山できなかったときは、3日目に再挑戦できるというツアーを選んだ。
 現地にはタクシーはないので、レンタカー組以外はツアーを利用しなければならない。日本語の現地パッケージツアーを利用するのはめったになく、2008年のイースター島以来5年半ぶりだ。

 
 荷物受け取り場で日本人係員と合流。同じ便で同じ方法をとっていた日本人はほかに1組あり、一緒にエアーズロックリゾートに向った。
 エアーズロック空港の外観。 
 10分ほどでエアーズロックリゾートに到着。一緒だった日本人を別のホテルで下したあと、2泊するアウトバック・パイオニア・ホテルへ。

 フロントの前で別の日本人係員からツアーの説明を受け、チェックインも代行してもらえた。予約では2段ベッドのバジェットルームを予約していたのだが、何と部屋がアップグレードされて、普通のベッドで部屋も広いスタンダードルームになったということでラッキー。
 フロントの建物から猛暑の屋外を5分ほど歩いて、部屋に向った。外観は平凡だった。
 中に入ると、確かに予約していた2段ベッドの部屋じゃなく、大きなベッドで広い部屋。カタジュタへのツアーの集合まで1時間少々あるので、クーラーをきかせて一休みした。
カタジュタツアーとウルルの日没
 上左 15時40分にカタジュタツアー出発。カタジュタはウルルと同じく大きな岩山であるが、頂上がたくさんの峰に分かれている。

 上右 エアーズロックリゾートからしばらく行くと、ウルルへ行く道とカタジュタへ行く道がわかれる。

 左  左手にウルルを見て、これが一枚岩?と大きさにびっくり。
 左  カタジュタの全景を見る展望台。

 下  展望台から見えるカタジュタの全景。カタジュタはウルルとは違っていくつもの峰にわかれている。
 16時30分ごろにカタジュタに到着。ウォルパ渓谷を散策。以前は風の谷の散策だったようで、風の谷のほうが名前から受ける印象で行ってみたかったのだが、やむを得ない。

 両側に崖が迫るトレイルを歩いていく。
 ある程度歩いてから後ろを振り向くと崖のすきまから大平原が印象的だった。
 

 この近くでガイドがカンガルーがいると案内してくれたのだが、残念ながら見つけることができなかった。風の谷ではカンガルーがよく見つかるが、ウォルパ渓谷では珍しいらしい。
 30分ほど歩いて一番奥の展望台に到着。この奥はアナング族の聖地になっていて、立入禁止だ。
 散策を終え、ウルルの日の入り見学に向う。途中のトイレ休憩のさい、カタジュタをもう一度見ておく。
 18時30分ごろ、ウルル近くの日の入りを見学する場所に到着。日の入りまで20分ほどあり、その間にシャンパンとおつまみのサービス。

 シャンパンのグラスごしにウルルを眺めてみる。”逆さウルル” になっている。とても細長い塔のように見える。

 
 シャンパンとオレンジシュースはお代わり自由で、カナッペや生野菜、フルーツなどおつまみも自由に食べられる。食事とまではいかないが、ちょっと量の多めのおやつになった。

 
 下左  ウルルとは違う方向で空が赤くなりきれいだった。でも雲が多くて日の入りは見られなかった。

 下右  日没前のウルル。うまくいけばウルルの色の変化が楽しめたのだが、雲が多く単に黒くなっていっただけだった。このあと、バスでホテルへ。
 
 
 

                                            
19時30分ごろにエアーズロックリゾートに帰着。ホテルまで戻らず、ショッピングセンターで下車。翌日の朝食などを購入。

 上  ショッピングセンターからホテルにはシャトルバスで帰った。

 おつまみである程度、お腹を満たすことができたので、夕食はショッピングセンターで買った食べ物だけですませた。飲み物のビールだけはホテル内のテイクアウト可能なバーで購入。

 
 翌朝は5時30分集合でウルルに向うので早めに休んだ。


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