9 スィグルダ

バスターミナルから徒歩20分ほどで、スィグルダ城に到着。

城とはいっても現在残っているのは邸宅のような部分だけで、それ以外のところは廃墟になっている。

上の写真の塔の最上部から撮影した写真。手前に廃墟になっている城の一部、そして深い谷と森の向こうに、おとぎ話にでてきそうな城が見える。これから、ロープウェイとハイキングであの城まで行くのである。
廃墟となっているスィグルダ城。かろうじて、それが建物であったことがうかがえる程度である。
スィグルダ城から10分ほどでロープウェイ乗場。かなり使い古した、小さなロープェイである。
12時55分のロープウェイに何とかも間に合った。
図の真中に、川を渡る点線がロープウェイ。このあと、緑であらわされた森の中のハイキングコースを歩き、池の間も通って、図の最上部の真中に見えるトゥライダ城まで行くのだ。
深い谷底には川。この上を渡っていった。10分ほどで、反対側の乗場に到着。乗場のすぐそばには、クリムルダ城跡があった。ここも廃墟でほとんど崩れている。
森の中を、上ったり下がったりしながら歩いていると、突然視界が開けた。高原の池という感じである。
さらに少し行くと洞窟。グートマニャ洞窟といい、ここに湧いている水は病気を直す働きがあるらしい。で、自分も小休止して、洞窟内の湧き水を飲む。
小休止後、ハイキングを続行。森の中を歩いたり、草原の中を歩いたり、そして最後には車道も歩いて1時間ほどでトゥライダ城に到着した。
トゥライダ城。

13世紀の城であるが、ここも廃墟のようになっていたのが、近年修復されてきれいになったようである。

修復はまだ半分くらい終わったという感じで、建物の一番下の部分だけが残されているところもある。
塔の上からは見晴らしがよく、さきほど行ってきたスィグルダ城も見える。ただ、この城からみて西の方だたっため、午後の太陽に邪魔されてうまく写真はとれなかった。上にあがってわかったのであるが、スィグルダ城からよく見える部分が修復されていて、向こうの城から見ると、こちらが完全な城のように見えたことがわかった。
このあと、同じハイキングコースを通って、ロープウェイ乗場まで戻り、ロープウェイで街のある側に戻り、バスターミナルまで戻った。この日は10kmくらい歩いたと思う。

バスターミナルからのリガ行きのバスは、ワゴン車。乗客は少なかったが、これで乗れない場合とかないのだろうか。17時の便に乗れて、リガ着は18時ごろ。

旧市街へ行き、夕食をとった。ビア樽のぶらさがていたレストランに入った。地下室に案内された。ビーフステーキを注文。結構な大きさであった。この日は歩き疲れていて、夕食後すぐにホテルに戻り、シャワーのあと、すぐに眠りについた。

8に戻る    トップページへ     10に進む