2007.7   青 島  

 

  青島はかつては寒村にすぎず、1890年代にようやく港湾としての有用性に着目されて開発が始まった。1898年にドイツが租借地としたあと、急速に開発が進んだ。1910年ごろまでに、現在残る著名なドイツ風の建築物が作られた。青島ビール工場が作られたのも1903年だ。

  1914年に第一次世界大戦が発生し、青島はアジアで唯一の戦場となった。このときに、日本は青島を占領した。しかし、1922年に主権を中国に返還し、国民政府は青島を特別市とした。

  1938年に日本は再度、青島を占領した。これは前年の盧溝橋事件を機にはじまった日中戦争によるものである。1945年に日本の敗戦により、主権は中国に返還された。その後の内戦で、1949年に共産軍が入城し、共産党政権のもとで発展する。特に1990年ごろからの発展が著しい。

  今回は、2泊3日でドイツ風の建築物などを見て、青島ビールと海鮮料理を楽しもうと青島旅行を計画した。

 

1 日 目  青島ビール工場など

2 日 目  天主教会、迎賓館、青島山、花石楼など

3 日 目  小青島など

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