6日目  西 安 その2

 

  この日も朝食までの間に少し散歩へ。

  写っているのは南門。西安は城壁がほとんど残っていて、城内と外をつなぐ門が12箇所ある。なかでも、東西南北にひとつずつ大きな門がある。

  翌日にグループで南門には上がることになっているので、上がることはしなかった。

 

 

 

 

  城壁をバックにした通勤風景。当時の西安は自転車中心だったことがわかる。 中国といえば自転車が頭に浮かんだが、10年間で様変わりしたものだ。

  そして、2両連結のバス。 中国だけでなく海外ではときどき見かけるが、日本では珍しい。

  朝食をとって出発。

 

 

 

  この日は、西安の東郊外を中心に見て回った。

  そしてメインは、秦始皇兵馬俑博物館。

  兵馬俑は、1974年に偶然発見された。そして、実際の秦の軍隊を模して作られた、焼き物による人形の軍団の存在が明らかになった。

  発掘場所の上には、体育館のような建物が建設された。左は、一号坑。

 

 

  最近は、内部での写真撮影が黙認されているようだが、当時は、厳しく制限されていて、ツアーグループの集合写真だけが許可された。右は、集合写真の一部分を拡大したもので、画質がよくない。

  兵馬俑は一体が、普通の体格の人よりも背丈が高く、180cmくらいの高さだ。それが、隊列を作って並んでいるわけだ。

  下は、2号坑。当時は工事現場の中に建物があるという感じだった。現在は、整地されきれいになっている。

 

  秦始皇帝陵。バス車中から撮影。

  上にあがっても、ただの丘にしか思えないらしい。

 

 

 

  華清池。古くからの温泉で、ここで唐の玄宗は楊貴妃と日々を送った。玄宗の浴槽もあった。

  1936年の西安事件のさいに、蒋介石が住んでいた建物も残されているのだが、見たのか、見ていないのかも、今となっては定かではない。

 

 

 

 

 

  市内に戻って、陝西省博物館へ。石刻を集めた碑林がある。なかでも、下の、大秦景教流行中国碑が有名。左は拓本つくりの作業。

 

 

  ホテル帰着後、夕食までの間に、清真大寺に行った。

  西安には、モスクが多く、その中でも一番大きいのがここ。見た目には、仏教寺院と変わらないような建物であるのが意外。左は、礼拝の時刻を表した時計。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5日目へ  洛陽・西安・北京のトップへ  全体のトップへ   7日目へ