3  ラ ウ マ と ム ー ミ ン 谷

  魚介類もあった朝食ビュッフェ。  
  う〜ん、食べ過ぎたかな。  
  バスターミナルからラウマ行きバス乗車。

  この日の予定は、午前中はラウマへ日帰り。午後、トゥルクに戻ると、すぐにトゥルク郊外のナーンタリにあるムーミンワールド(ムーミン谷)に行く。

  1時間30分でラウマ着。マーケットはカラフルだが、ちょっと寂しい。
  ここから木造家屋の多い地区までは15分ほど歩く。

  ラウマは木造家屋が保存されているところで、世界遺産になっている。  

  北欧は木造家屋が多く見られるが、ラウマは、一箇所にまとまっているものとしては一番多い。

  16世紀に大火があり、そのあとで再建されたものが現在残っている。

  居住用の民家よりは、店舗として利用されているものが目立つ。
  どの家もペンキで塗られている。色はさまざまである。
  街外れの教会まで歩き、一休み。
  それぞれの建物のオリジナリティは窓枠にあらわれている。同じデザインの窓枠はないのではないかと思うくらいである。
  2時間ほど散策ののち、バスでトゥルクに戻る。
  トゥルクから20分ほどのナーンタリにある、ムーミン専門のテーマパークであるムーミンワールドへ。ここの通称がムーミン谷だ。

  日本でムーミンのアニメがTV放映されたのは1969年のことだったが、フィンランドで、作者トーベ・ヤンソンがムーミンを発表したのは1940年代。

  フィンランドには、ムーミン好きが訪問したい場所は2つある。1つは、このテーマパーク。もうひとつは、タンペレにあるムーミン博物館。どちらも通称は、ムーミン谷。  

  このテーマパークは、ムーミン谷といっても、島になっていて、100mくらいの橋を渡る。

  ムーミン谷は開設期間がたいへん短く、1年のうち2ヶ月程度である。年によって変わるが、大体6月18日ごろから8月18日ぐらいまだ。2000年も訪問の数日後、閉鎖された。

  ムーミンとスナフキン。
  ノンノン。
  ムーミンパパ。
  ミー。
  ムーミンファミリーの家。
  ムーミンファミリーの家の中。  
  自然を生かしたテーマパークで大きな仕掛けなど華やかさはないが、家族で楽しめる施設になっている。

  バスでトゥルクに戻る。

  夕食には、チーズたっぷりのスパゲティなど。
  この日は早めにホテルに戻り、体調を整えた。  

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