8  ヴィース教会 ・ フュッセン

 

 

  オーバーアマガウの朝。すがすがしい朝だ。この日は、ヴィース教会を経てフュッセンに向かう。

  下が、そのバス時刻表。オーバーアマガウ発8時46分。コールホーフェン着9時19分。

  このバスはヴィース教会には立ち寄らない。それでコールホーフェンで下車し、2.7kmを歩いた。下車したバス停から教会まではずっと草原の中の道でとても快適だった。

  ヴィース教会は、外観は素朴な感じだが、中の装飾には、あっと驚いた。外観からは予想できない、派手で美しい内部のつくりなのだ。

 

 

 

 

 

 

  このあと、次のフュッセン行きのバスはヴィース教会までやってくることを確認し、次のバスまで付近でゆっくりした。

  フュッセンまでの間、ほとんどが草原であたが、フュッセンが近くなると、森林に変わっていった。標高が低くなっていったのだろうか。  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  フュッセンには12時55分着。バスがフュッセンにつく頃から、雨が降り出していた。到着後、ホテル探しをしたが、こういうときに限って、満室が多い。 数件あたって、やっと部屋を見つけ、すぐに出かける。

  14時15分のバスでノイシュヴァンシュタイン城に向かうのだ。城まで10分ほど。

  ところが、城に着いて、唖然。、、、すごい行列ができているのだ。何しろ、バイエルン州一人気のある観光地なのだ。結局、城に入るまでに1時間ほど並んだ。

  ノイシュヴァンシュタイン城は、バイエルン国王ルートヴィヒ2世が18世紀に建造した城。童話的外観をしていて、ディズニーがシンデレラ城をのモデルにしたと言われている。

  内部の見学は、例によってガイドに連れられての見学だ。完成した当時の写真が掲げてあったり、調理室には水道やオーブンがあったりして、比較的新しい時代に建造された城だということがわかる。

  上は、麓から撮影した城。

  見学を終えると16時30分。本来は16時で閉館になるはずなのだが、まだ並んでいる人がいるので、しばらく開いているようだった。

  続いて、中腹にあるホーエンシュヴァンガウ城へ。どういうわけだか、出口から出たところの写真だけがある。

  この写真からわかるように黄色い外観をしている。ルートヴィヒ2世の父、マクシミリアン2世の城である。

  小雨が降っていたが、麓まで歩き、ホテルに戻った。そういえば、この日は、土曜日だった。ホテルも城も混んでいたのもそのためなのだろう。

  何とか見つけたその部屋は、安くはあったが、屋根裏部屋のようなところ。快適ではなかった。この旅行では、最低の部屋だった。

 

 

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