1995.8 ド  イ  ツ

 

↑ ノイシュヴァンシュタイン城(フュッセン)

  1993年のフランス旅行に続き、二度目のヨーロッパ旅行はドイツへ。シンガポール航空のフランクフルトinベルリンoutという格安航空券を使った旅だった。格安な上、旧東ベルリンのシェーネフェルト空港に乗り入れているのが珍しかったので利用したのだ。 しかし、往復とも長大な時間を要したのがつらかった。

   ドイツはベルリンを除くと巨大都市がなく、中規模都市が多い。そのため、毎日移動の連続で、いろいろな都市を訪問した。 ジャーマンレールパスというドイツ鉄道(DB)乗り放題の切符を使ってドイツ中を駆け巡った。3泊は車中泊として、ホテル代をカットした。

  有名な観光地に限れば、かなり多くのポイントを回れた。比較的、珍しい訪問地をあげると、ヒトラーの別荘のあったベルヒテスガーデン、草原にぽつんと建っているヴィース教会、バーデンバーデンの温泉での混浴体験、ミュンヘン郊外のダッハウとワイマール郊外のブーヘンヴァルトのナチス時代の強制収容所などがある。

  また、旅の終盤はベルリンに滞在したが、当時は壁が崩壊してから6年、ドイツ統一から5年という時点だったので、東側地区は、壁のあった当時の雰囲気を残しており、それを見ることができてよかった。当時のベルリンや旧東ドイツの各都市は建築ラッシュで、最大の産業は建築業だと思った。

   なお、旅行当時は、ホームページを作ることなど考えてもいなかったので、十分な画像がないし、旅の記憶が薄れていて、旅行の記録も詳しくは書くことができないので、旅行記というより、写真集になっている。

 

 

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