16 ドレスデン・ライプツィヒ・ヴィッテンベルク

 

 

  Zoo駅からSバーンでリヒテンベルク駅へ。この駅は、旧東独エリアへ向かう列車のターミナルになっている。

  8時31分発のウィーン行きECに乗車。

 

 

  10時17分、ドレスデン・ノイシュタット駅に到着。ここから街歩きに出発。

  ドレスデンのみどころは、この駅と中央駅の中間に集中しており、どちらの駅からも1.5kmほど。

  ノイシュタット側から見た宮廷教会。右端に小さく見えるのが、ツヴィンガー宮殿。

  下  エルベ川    多くのみどころはエルベ川沿いにある。

  ツヴィンガー宮殿。

  ドレスデンはザクセン王国の都。この宮殿は1732年にザクセン王フリードリヒ・アウグスト1世のときに建てられた。

  内部は、武器博物館、古典巨匠美術館、陶磁器収集館、動物学博物館、数学物理学博物館になっていて、何やら雑多な感じもする。  

 

 

 

 

 

 

 

 

   上  劇場広場

   右  レジデンツの塔   1980年から再建され、訪問の少し前にできたようだ。

  再建中のフラウエン教会。

  ここに大ドームを持つフラウエン教会があった。建設に17年かかったが、破壊されるのは1夜であった。

  戦争の悲惨さを伝えるために、廃墟のままの姿で保存されてきたが、訪問の少し前から再建工事が始まった。(現在は完成しているらしい)

  このほか、アルベルティーヌムを訪問した。

  ドレスデン中央駅発13時21分のIR乗車。

 

 

 

  ライプツィヒ中央駅着14時48分。

  まず、ニコライ教会へ。

  この教会は、ライプツィヒで一番大きな教会だ。12世紀に建てられたこの教会は、内部もとても明るい。

  この教会では、毎週月曜に「平和の祈り」が80年代初めから行われていた。ここに、旧東独の政治体制に反対する人たちが集まっていた。1989年に集会は大規模になり、5月から警察によって包囲されるようになっていった。

  1989年10月はじめになると、教会の周囲の広場や通りが何千人もの人々で埋め尽くされるようになった。また、一時は、数百人が警察によって監禁された。しかし、ライプツィヒのデモがベルリンにも波及し、11月9日のベルリンの壁の崩壊につながっていった。

  そんな事情があり、この教会に入ったときは、感慨があったのだ。 

  

  左  旧市庁舎とマルクト広場

    大時計のある塔には時間がなく入場できず。

  右  トーマス教会

バッハが演奏と合唱団の指揮をしていたことで有名。

  ライプツィヒ発16時2分のIRで、ハレ着16時30分、ハレ発16時34分のIR。

  ヴィッテンベルク着17時15分。

  ヴィッテンベルク駅。

  この駅は変わった位置にある。

  線路に挟まれた500mほどの道路をすすんだ突き当たりに駅があるのだ。

  ヴッテンベルクの正式な名は、ルターシュタット・ヴィッテンベルク。

  ルターが宗教改革運動を行った町である。

  左   ルターの家

  上右  ルターの使った机

 

 

 

   右  ルターが95か条の論題を張り出した城内教会

 

 

 

 

 

 

  左  ルターが95か条の論題を張った扉  当時は木製だった。現在は金属製の扉に95か条が書かれている。

  右上  ルターが説教をしたマリエン教会

  駅で見かけた旧東独の2階建て列車。

  ヴィテンベルク発19時15分のIRに乗車。

  ベルリン・リヒテンベルク駅着20時30分。このあと、SバーンでZoo駅、そしてホテルへ。

  いよいよドイツ最後の夜だ。

 

 

 

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