3 フ ィ レ ン ツ ェ 1
朝食後すぐにテルミニ駅へ急ぎ、8時35分発にユーロスターで、フィレンツェに向かう。ユーロスターは、イタリアの新幹線にあたるもので、専用線区間と在来線区間がある。フィレンツェまで1時間30分ほど。 ヨーロッパでは、乗車前に切符に刻印しなければならない国が多い。イタリアもそうなのだが、今回の場合、イタリアレールカードなので、指定券だけを刻印する必要があった。下の指定券は原寸より少し小さい。
フィレンツェの駅は予想に反して、現代風のつくりのきれいな駅であった。 予約しているホテルに荷物を預け、すぐにドゥーモに向かった 。
ドゥーモのそばまで行くと、そこにはものすごい観光客がいた。幸い、ドゥーモへはそれほど待たずに入れたからよかったが。
ドゥーモはフィレンツェ共和国の時代にキリスト教の中心となっていた大聖堂である。今は、フィレンツェ一番の観光地になっている。 ドゥーモのクーポラの屋上からの眺め。屋上へは464段の階段を上った。駅の方向を見たもの。大きな丸い屋根は、メディチ家礼拝堂。 クーポラは15世紀にブルネレスキが設計した特に有名なものである。
ドゥーモは入場無料だが、クーポラは8000リラ(約640円)、洗礼堂は3000リラ(約240円)、地下聖堂は3000リラが必要だった。 このほか鐘楼もあったのだが、クーポラのすぐ横にあり、高さもほぼ同じくらいなので、8000リラを出してまで、階段を上る気がせず、見学をやめにした。
左から、ドゥーモの正面、クーポラ(丸屋根)、洗礼堂。
左は、ドゥーモ近くの街路。 続いて、サン・ロレンツォ教会へ。 左は、サン・マルコ美術館。右は、孤児養育院美術館 左は、ヴェッキオ宮殿。昔のフィレンツェの中心は、今も市役所。右は、ウフィツィ美術館。 上の画像で、道を挟んだ両側の建物の3階部分がウフィツィ美術館である。 下は、その内部。木造建築であることが、雰囲気をかもしだしている。 ボッティチェリの春、ヴィーナスの誕生など、ルネサンス美術を代表する作品が展示されている。ただ、すごい行列で、暑い中を1時間近く並んだ。
左は、サンタクローチェ教会。右は、ボボリ庭園。 左は、バルジェッロ美術館。右は、ダンテの家。 この日は、フィレンツェの中心部を歩いてくまなく回ったという感じだ。かなり歩いたはずだ。
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