3 日 目
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3日目は、朝食をホテルから10分ほどのお店に行って、アワビ粥をいただくことにした。 上左 行ったのは郷味食堂(ヒャンミシクタン)。 上右 店内には客の書いた紙があたり一面に貼られている。半分ほどは日本語のもの。 左 アワビ粥を頼んだが、先におかず類がやってくる。手前の黄色いのは、卵とじ。かなりのボリュームがある。 |
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そしてアワビ粥。美味しかった。緑色なのは肝が入っているため。 残念だったのは、アワビのスライスがのっかっていなかったこと。細かく刻んだアワビは粥の中に入ってはいるが、そんなに多くはない。ちょっぴり残念だった。 下 食後は旧済州に500系統のバスで向かう。バス停に向かう途中に済州でも最大のホテルかもしれないグランドホテルがある。そこでは、中華民国の旗が中華人民共和国の旗と並んでたっていた。こういうのはなかなか見られないので撮影した。 |
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上左 500系統のバスを旧済州の市街地に入ったあたりで下車。海岸方面に向かった。 上右 海岸が見えてきた。入り江が見える。 左 入り江を少しさかのぼったあたり。上右の画像の撮影地点の右手の方。龍淵といい、眺めはよい。 |
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少し離れたところに龍頭岩がある。確かに龍の頭と言われれば、そうかなぁって感じもする。 このあと、バスの通る大通りを歩いて済州牧官衙へ向かった。 牧官衙(モッグァンナ)は、朝鮮時代の済州道の役所の跡。日本統治時代に壊されたらしい。1991,92年に発掘調査が行われ、1999年から2002年に各施設の復元が行われた。 |
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有料のエリアの外側にある観徳亭だけは復元されたものではなく、15世紀に造られた建物で、島内最古の木造の建てもの。 その前面の左右にはトルハルパンが建てれている。 |
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一番奥にあるのは望京楼。王様がいらっしゃるソウルを望みながら、王様の恩徳をたたえるところ。 左手に見えるのは延[日義]閣。([ ]はあわせて1字) 牧使が執務するところ。1640年ごろにはできてようである。1924年、日帝により壊されたと説明されている。 このほかいくつかの建物が復元されている。 |
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続いて、再び東門市場へ。ピントゥックという伝統的な食べ物を屋台で食べるために向かったのだが、店を見つけることができなかった。 一昨日行った時よりも広範囲の市場であることがわかったが、それでも釜山のチャガルチ市場よりは小さい。 済州島産のみかんがずらり並べられているところ店が何軒もあった。旅行中、みかんを食べる機会がなかったのが残念。 |
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甘鯛の干物。タイとはいっても本物のタイとは別物だ。日本では、いろいろ言い方があって、グジ(京都)、クズナ(大阪・福岡)などと呼ばれる。 泳いでいるのを見ると、頭部は額と顎が角張った方形だが干物になるとよくわからない。色はタイと同じピンク系。 これはぜひ食べなくっちゃといいうことで、夕食にいただいた。 下左 ワタリガニを部位ごとにわけたもの。 下右 刺身パック。白はヒラメ、赤っぽいのはサバの刺身。 |
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この後、一昨日も行ったけど、時間切れで入れなかった三姓穴(サムソンヒョル)へ。 済州島はかつては独立した王国で、○羅(○は耳へんに沈のつくり部分)(タムナ)と呼ばれていたが、その王国を創始したと言われるのが三神人。 左 三神人を祭る廟。
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三神人が現れたという穴。 資料館もあるというので行ってみたが、入れなかった。
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すぐ近くにある済州特別自治道民俗自然史博物館。入口にはトルハルパン。これは複製だろうが。 自然部門と民俗部門にわけて展示がおこなわれている。 これで、旧済州の市内の見学を終えて、バスターミナルに向かった。午後は済州島の南の西帰浦(ソグィポ)に向かうため。 |
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西帰浦行きのバスが何種類かの経路があるが、一番本数が多く、早いのは5・16道路を経由するバス。 ちょうどバスがでたところで、次のバスの出発まで12分。その間に昼食を、ターミナル内の小さな食堂でとった。すぐに食べたいので、ククスを注文。 ククスはそうめんに似た感じの麺。あっさりした味の麺であった。今まで、カルグクス、コングクスなどは食べたことがあるが、単なるククスは初めて。 |
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急いで食べて、ぎりぎりで乗車した。まぁ、乗れなくても12分後にあるのだが。済州・西帰浦間はとても便利だ。 | |
済州島の真ん中にそびえる休火山がハルラ山。途中、2007年に世界自然遺産になったハルラ山の自然保護区域をバスが通る。 1時間ほどの乗車時間中、真ん中の10分ほどが世界遺産になている区域だ。 ハルラ山の登山口になっている城板岳の駐車場で撮影したハルラ山。
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西帰浦に到着。ここのバスターミナルは屋根や乗場はなく、駐車場のようなところから直接バスに乗車する。また、5・16道路経由の済州行きのバスとそのほかのバスはビル1つが間にあって、ターミナルが別になっている。 上左 5・16道路経由の済州行きのターミナル。 上右 5・16道路経由のバスの看板。 左 その他のバスのバスターミナル。 |
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ターミナルのそばには、西帰浦の中央ロータリーがある。
ここからもハルラ山がよく見える。 |
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西帰浦で一番大きな市場、中央市場。 上左 アーケードの入口。 上右 アーケードの中。近年新しくなったのだろうか。済州市の東門市場より、道が広くて明るい。 左 山もりいちご。 |
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このあと天地淵瀑布へ。西帰浦市の中心地を挟んで東に正房瀑布、西に天地淵瀑布があるが、時間の関係で天地淵瀑布だけ行ってみた。 上左 滝に行く途中に見えた海岸の橋。 上右 橋を拡大。 左 滝は入口から500mほど遡ったところにある。 |
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滝に到着。あまり大きな滝ではなかった。 海に直接落ちるという正房瀑布のほうに行ったほうがよかったかもしれない。まぁまた来るだろうから、そのときにしよう。 大ウナギが生息しているらしいが、まったくその気配はなかった。 |
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この滝のところにはかつて水力発電所があった。日本統治時代の1943年につくられ、1972年まで使われていたという。 滝からは、ここ始発で西帰浦の市内バスが出ていた。済州の市内バスよりやや小さいバスだ。乗ろうかと思ったが、夕食で目当てにしてる食堂に行くには乗車距離も短そうなのでやめた。この市内バスもTmoneyで乗れる。 滝をあとにして、少し早いが夕食に。三宝食堂(サンポシクタン)へ。 |
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オットムグイジンシク(甘鯛定食)を注文。まずは、おかず類が運ばれてきた。イカのキムチが美味しかった。わずかについていただけなので、物足らなかった。 続いて、オットムグイの焼魚が運ばれた。日本でも食べるが、身が多くついている感じがする。 |
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上左 バスターミナルから済州行きのバスに乗車。 上右 バス乗車中に、ハルラ山に日が沈んでいった。 右 1時間の乗車で済州へ。バスターミナルまで行かずに済州市庁で下車。そこから市内バスでホテルに戻った。夕食が早かったので、コンビニで夜食用に海苔巻きを買って帰った。 |
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