3日目 ソ ウ ル 散 歩
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南大門市場でカルグクス
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![]() 中華圏や東南アジアに比べて早朝から開いている食堂や屋台が少ないのだ。しかし、全然ないわけじゃない。 今回のホテルは南大門市場に近いので南大門市場に行くことにした。ここでは昼食、夕食を食べたが朝食は初めてだ。 食後にいったんホテルに戻るのは面倒なので、そのまま今日の目的地に向かうことができるよう、鍵をホテルに預け外出。 |
![]() 中に入ると、一軒の店だと思っていたところが、屋台村のようになっていて、アーケードのある狭い路地の両側に数軒の店が並ぶ、うなぎの寝床のようなところだった。このことは、外から見ただけではわからない。
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![]() 日本人とみて、ウドン、ウドンと言っているが、メニューにはカルグクスとある。そして、ビビンパプをサービスでつけるという。また、電気ストーブのすぐ前に座るようにすすめてくれた。 まず出されたのが。ビビンパプのミニ。ご飯と具を混ぜ合わせただけって感じでイマイチ。 |
![]() ビビンパブを食べ終わったころにカルグクスができてきた。あっさりとしたダシではあるが、日本のうどんのように昆布やカツオブシなどダシよりは濃い感じだ。スープは白く濁っていて、鶏や魚介類からダシをとっている感じだった。カルグクスは美味しかった。 食べ終わるころには体が温まり、電気ストーブの前では暑すぎる状態になっていた。4500ウォン。 |
岩山登頂とケミマウル |
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![]() 上右・左 7系統のマウルバスに乗車。 |
![]() マウルバスは10数人しか乗れない。満席に近い状態で出発したが、まだケミマウルに上がる坂道の手前でほとんどが下車した。 やがてケミマウルに入ると、坂道をどんどん上がっていった。壁にペイントされた家々が並ぶが、後で歩いて下りながら見ることにする。 |
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![]() 上右 ここからは仁旺山に上がる登山路がある。当初はケミマウルだけ行くつもりだったが、ネットで調べていると、マウルバス終点から仁旺山に行けるという記述を見つけ、ミニ登山に挑戦してみることにした。 最初は何でもない道だったが、すぐに急な坂道になった。 左 やがて足場の悪い道が連続した。 |
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仁旺山へは、景福宮方面から上がるレポートはいくつか見つけたのだが、ケミマウルからのレポートは見つけられなかった。自分としてはケミマウルも行ってみたいので、ケミマウルから上がった。実は、このコースを決めたのは、ここ行った当日の朝のことだ。ですから、登山用の服装や靴はもっておらず、ちょっと不安ではあったが、行ってみることにしたのだ。 |
![]() この岩の尾根を上りきったところが仁旺山と思っていたのだが、この岩山は単なるピークで仁旺山はさらに先に見える頂上のようだった。 |
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下りは慎重にすべらないように、上りよりも時間をかけて歩いた。何せ、砂岩の部分が多い上に、靴が登山用じゃないので。しかもところどころ雪が固まってアイスバーンのようになっているところもあったりしたから。結局、45分かけてマウルバスの終点まで下りた。 |
![]() 下左・下右 ケミマウルは数少なくなったタルトンネだが、壁の絵によって、タルトンネらしくなくなっている。 |
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![]() ケミマウルはソウルでは数少なくなったタルトンネなのだが、中央の通りの幅が広く、住宅の間隔も開いていて、タルトンネらしくない。加えてペイントが老朽化した住宅を新しく見せる効果もある。 |
![]() ケミマウルの麓まで歩いたあと、再びマウルバスに乗って弘済駅に向かった。
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孔徳市場とヨンヤンパプ |
![]() 3号線と5号線を乗り継いで孔徳駅に着き、地上に出てみると高層ビルが見えるばかりで、どこが市場かわからず。ひとつの角から広がるエリアに狙いを定めて歩き出すと、すぐに市場が見つかった。 だが、日曜日の午後とあって閑散としている。 |
![]() だがどの通路を歩いても、ほとんどの店はシャッターが下りていた。 下左 市場の入口近くにあった「李曾(イソ)」という店へ。 下右 店内は靴を脱いであがる仕組みで、すいていた。 |
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![]() 店頭の写真で見て、釜飯でご飯の上にはいろいろな具がのっているにのがうまそうに思ったのだ。具としては、栗、ぎんなん、蓮根、ごぼうのようなものなどが写真から見て取れる。韓国のことだから、これにおかずが数種類ついてくるとは思っていた。 そして店内の値段表を見ると9000ウォンであったので、妥当だと思い注文したのだ。 |
![]() 釜飯も運ばれてきたのだが、なぜか、栗の入った赤飯であるが、店頭の写真のようにいろいろな具が入っているわけではなかった。 店頭の写真と違うことなど、おかずの多さで帳消しで、おつりもある。これでホントに9000ウォンなのか。注文し間違えたのじゃないかと心配したが、間違えじゃなかった。 |
![]() このお茶だが、食事の終わりになってもまだ熱いままだった。石焼の釜の保温効果は相当なものだ。また、こうすることによって、釜についたご飯つぶもきれいにとることができた。 さて、おかずだが、全種類とも少しは食べたのだが、完食はできず、かなり残した。これで9000ウォンは安いものだ。 |
駱山(ナクサン)の城壁と李花洞(イファドン) |
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![]() 上右 東大門より少し北へ行ったところから、城壁沿いの散策路が整備されている。 左 散策路は坂道になっていて、次第に高くなる。ソウルのど真ん中にこんな散策路があのかって感じだ。 |
![]() この一番高いところへは東大門からマウルバスがでている。マウルバスに乗るのが簡単にいけて早い。でも城壁や散策路を体験したかったので歩いた。 城壁沿いの散策路はこの先も続いていて、カトリック大学のところで一般の道路と合流している。今回はこの先はすすまず、西側に下りてみることにした。 |
![]() このあとは、西側に下りてみることにした。駱山公園のちょうど西側は大学路(テハンノ)で、ソウル大学(日本統治時代の京城帝国大学)などがあるのだが、今回はそれよりは南側の梨花(イファ)洞へ下りることにした。
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![]() 上中 花の絵柄の階段。以前はこの階段を上がり、城壁に向かった。李花洞の壁画村を代表する場所である。 上右 壁画村から下界に下りるときには狭い路地を通るが氷が溶けないで固まっている箇所がところどころにあった。 左 壁画村を下りたあたりにある、住宅の側面いっぱいを使った壁画。 |
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