3 国境を越えてミリへ
国際バスで移動 |
上左 ミリ行きのバスは7時に出発する。そのため前日に6時に食事がしたいことと、6時45分に送迎をしてほしいことを依頼しておいた。6時にフロントに行くと弁当が用意されていた。再び部屋に戻って食事。 上右 6時45分に送迎車で出発。5分でバス乗り場に到着。 左 ホテルの車を下り、車が走り去ると入れ違いにバスが入ってきた。わりときれいなバスだった。 |
バスの乗客は自分も入れてわずか8名だった。ただ、途中で停車したセリアとクアラブライトで少しづつ乗車があり、最終的には倍くらいになった。 |
乗車するとパスポートを渡すと乗客名簿がつくられ、チケットにも名前が書かれて渡された。運賃は18ブルネイドル(約1700円)。 運賃を支払っても7ブルネイドルが余った。ブルネイはもう行くことがないかもしれないが、ブルネイドルはシンガポールドルと等価で、シンガポールでも使用することができるらしいので、シンガポールで使ってみようかな。 |
2時間ほどでセリアのバスターミナルに到着。小さな街のようだが、ブルネイの石油生産の中心地のようである。ここで30分ほど休憩。新たな乗客が少しあった。 |
バスターミナル近くの店に入ってみたが、特に買いたいものもなかった。 下左・下右 セリア付近ではアパート風の建物も一般民家も高床式の者が多かった。湿気よけか洪水の場合の対策なのだろう。床下は駐車場として利用されている。 |
セリアを出ると、車窓からは石油採掘に関係しているような施設がところどころで見られた。 |
一部区間だが道路が冠水している区間があった。深さ5pくらいだろうか。水没した道路を走った。 下左 30分ほどでクアラブライトのバスターミナルに到着。ここからも新たな乗客が少し。ただし、ここでは休憩はなかった。 下右 少し行くと橋を渡ったのだが、数年前まで、ここの橋はなく、短区間だがフェリーで移動したらしい。どうせならフェリーのほうが面白そうだな。 |
クアラブライトから国境までは本来なら30分くらいのはずなのだが、渋滞が激しくて1時間半くらいかかった。画像はようやく国境の検問所が見えてきたところ。バスの乗客はわずかだが、自家用車で国境を越える人はとても多いようだ。 |
ブルネイ側の検問所。自家用車の場合は乗車したままゲートを通過するが、バスの場合は下車してこの中で出国審査がある。車掌は乗客名簿を出していた。 ちなみに赤い車が止まっているところはトイレ。その右のシルバーの車のとまっているところの入口から検問所に入って、左側から出る。さぁ、ここからはアルコールOKだ。 |
さらに少し行ったところにあるマレーシア側の検問所。ブルネイ側より大きな建物になっている。 マレーシア側も自家用車の場合は車に乗ったままゲートを通過し、バスの場合は下りて検問所に入る。以前、タイとの国境では荷物もおろして、わざわざ持っての移動だったが、今回は荷物はバスにのせたまま。 下左・下右 マレーシアに入国すると30分でミリのバスターミナルに到着。5時半かかり12時30分だった。 |
ミリ街歩き |
上左 バスターミナルからタクシーでホテルに向かった。 ミリのタクシーはどれも赤と黄色のツートンカラーだ。 上右 ミリで泊まったパシフィック・オリエントホテル。WiFiが使えるはずなのだが、試行錯誤してもだめだった。街歩きのあと、再び試してみたが駄目だったので、結局、部屋の変更を申し出たら、すぐに部屋をかえてくれた。 左 最初に入った部屋。あとでかわった部屋もほぼ同じ家具と配置。 |
上左 14時に街歩き開始。まずは華人の経営らしき食堂に入った。 上右 飲物はコカコーラ。ジョッキに氷を入れて運ばれてきた。 左 ミーフン(=ビーフン)を注文。Wet と Dry があるというのでDryにした。Wetはスープ麺、Dryは焼きそばタイプ(この場合は焼きミーフン)のことのようだ。麺は、クイテオ(きしめん風の麺)、イエローミー(日本で一般的な黄色い中華麺)もある。 |
上左 ミリのメインストリート。この通りの、少し離れたところはレストラン街になっている。 上右 台湾や華南でよく見かける亭仔脚が見られる。華人のエリアなのだろうか。 左 タクシーのたまり場。タクシーの大半は個人タクシーのようで、ここに集まっていた。 ネット上で交流していただいているよしりんさんもここでタクシーを予約されたようだ。よしりんさんが利用されたワンさんもいて、翌日のタクシーを予約した。 |
上左 時計塔。どうということはない。この向こう側にあるカナダヒルに向かう。 上右 途中で道を間違えたりしながら、1時間くらいかかって頂上に到着。 左 カナダヒルは、マレーシアで最初に石油開発が行われたところ。1910年に採掘がはじまり、1972年まで石油をくみ出していた。それにしても、丘の上から石油をくんでいたとは、何とも意外なことだった。 |
上左 グランド・オールドレディと呼ばれる油井。これがマレーシアで最初に石油をくみだしたやぐらだという。 上右 ミリの街を一望。街中からは海がどこにあるかよくわからなかったが、街のすぐ」向こうは海だった。 左 石油博物館。ここは2012年に完成したばかりらしいのだが、残念ながら、訪問した月曜日は休館日であった。 |
ホテル前のフードコートで夕食 |
泊まっているホテルの斜め前にフードコートがあった。ミリでは、2泊そして1泊、あわせて3泊するので、1泊はホテル前のフードコートで夕食をとることにした。 オープンエアでほどほどの客の入りであった。中華系とマレー系の両方の店が2.3店づつ入居していたが、マレー系の店の1つの前のほうの席についた。 |
厨房側。いくつかの店の厨房が並んでいた。 下左 イカンのナシ・ララパンを注文。ナシはご飯、ララパンってのが何かわからずに注文してみた。どうも野菜のたくさんついた定食のようだ。ウダン(えび)やソトン(イカ)、アヤム(鶏肉)のナシ・ララパンもあった。画像で魚のところに、えびやイカなどがおかれるのだろう。 下右 飲物はロンガン水。ロンガン水というと茶色というイメージがあったが、この店のものは透明でコップの底にロンガン(竜眼)の実がはいっていた。 |
ご飯。 下左 スプーンは熱湯の入ったコップに入れてある。 下右 手を洗う水の入ったポット。下の青い容器には穴があいていて、その上で手を洗うと下の容器に水がたまる仕組みになっている。
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