2  ト ゥ ル ム と カ ン ク ン

 

メキシコぶらり旅、いよいよ始動

トゥルムへ行くバスは7時発なので、6時半すぎホテルを出発。バスターミナルはすでに、かなりの賑わい。すぐにチケットを購入。ADOというバス会社で、このバス会社のバスはその後、オアハカあたりまで、頻繁に乗ることになる。メキシコ南部では最有力のバス会社のようであった。

ADOというバス会社のチュトマル行きの1等バスである。売店でパンと飲物を買って、バスの中で朝食。途中、プラヤ・デル・カルメンでほとんどの客が下車し、代わりに同じくらいの客が乗車。その後、居眠りをはじめ、気がついたらどこかで停車中である。運転手にあわてて聞くとトゥルムだという。おっと、寝過ごしてしまった。トゥルム遺跡へ行くには、トゥルム・ルイナスで下車しなければならなかったんだ。そこを通りすぎて、停まっているのはトゥルム・セントロのようだ。あわてて下車。9時20分であった。

さて、やむを得ず、トゥルム・ルイナスへタクシーで向かうことにした。タクシーはすぐに見つかった。今、バスでやってきたルートをタクシーで逆行。とはいっても、バスでは寝ていたんで、景色ははじめて見る。10分でトゥルム・ルイナス。バス停から100mくらい入ったところに駐車場があり、タクシーで行けるのはそこまで。車止めがあって、その先は徒歩で行くことになる。ただし、おとぎ列車のようなシャトルに乗っていくこともできる。自分は徒歩で遺跡まで行ったが、10分程度歩いただけであった。

遺跡のチケットを買ったあと、遺跡の外壁に沿って外側を5分ほど歩く。この間は、まだ海岸という感じはしない。やがて、遺跡の入口があり、中に入ると急に視界が開ける。しばらく歩くと、海と遺跡が目に飛びこんできた。がけの上に建っているのが、風の神殿。その下にはビーチがある。遺跡の中のビーチって、ほかにはあるんだろうか。

トゥルム遺跡で一番、大きな建物は、エルカスティージョ。これもがけの上に建っているのだが、正面の階段を上ることは許されていない。その代わり、横の坂道を通って、エルカスティージョの裏側に回ることはできる。上の画像も、エルカスティージョの裏側から風の神殿とビーチを見たときのものだ。下の画像は、下から見たエルカスティージョ。

さらに海沿いにすすむと海の神殿という小さな建物が見えたが、そこへ行くにはかなりアップダウンのある道を歩かねばならないので、エルカスティージョ付近から写真をとるだけにしておいた。

トゥルム遺跡では休憩も含め、2時間ほどすごした。カンクンへの帰りは、トゥルム・ルイナスからカンクン行きのバスに乗り込む。バス停は無人だと思っていたが、中には係員がいて、チケットを売っていた。カンクン行きを告げると、次にやってくるのは2等バスだからであろうか。MAYABという会社の2等バスのチケットが渡された。

2等バスは、頻繁に停まって客の乗り降りも激しい。シェルハ、シカレといった、海を利用したテーマパークがあるが、その入口近くでも停まる。そして、プラヤ・デル・カルメンで客の大部分が入れ替わったのは、行きと同じ。帰りは、3時間近くかけてカンクンに戻り、カンクンに着いたのは15時20分ごろ。

まだ時間がかなりあるので、カンクンのホテルゾーンに行ってみることにした。もう少し時間があれば、カンクンの沖合いにある、イスラ・ムヘーレスに行ってみたいところだが、それだけの時間の余裕はない。セントロのバスターミナルの近くから、市バスに乗車。Ruta1と書いてある赤いバスに乗ったが、この系統のバスがセントロとホテルゾーンを結ぶメインの系統のようで、5分間隔くらいで頻繁に運転されていた。

カンクンのホテルゾーンは、とても細長い砂州の上にあり、延長20kmというから、とても範囲が広い。それで、ホテルゾーンの中心にあたるコンベンションセンターの近くを歩いてみた。まずは、いくつかある大型ショッピングモールのひとつプラザ・カラコルに入る。買い物をするためではなく、まだ昼食をとっていないので、何か食べたかったからである。この中にあった、中国料理のファストフード店で食事。

食後、コンベンションセンター付近を歩いてみたが、大型ホテルやショッピングモールが並び、外壁の塗装も派手なものが多いため、ここは米国なのかと感じた。コンベンションセンターに隣接してカンクン博物館があり、そこへ入場したかったのであるが、なぜか休館であった。

カンクンのビーチの大部分は、ホテルのプライベートビーチになっている。パブリックビーチはあまりないのであるが、コンベンションセンターの近くにあったんで、ビーチにも行ってみた。砂がとても細かいのが印象に残っているビーチである。

いったんホテルに戻り、シャワーを浴びて休憩。ややうす暗くなってから、食事に出かけた。ホテルから10分くらいの前日とは別の店にいってみた。カンクンのセントロはホテルゾーンより、ホテルやレストランが安かったが、それでも、メキシコの行った中では一番高かったという感じだ。まず、アステカスープ。野菜と揚げたトルティージャが入ったスープ。

メインディッシュは、エビの炒めもの。トマトベースで唐辛子のきいた味付けであった。つけあわせのライスはチャーハンであった。

この日のビールは、まず、ドスエキス。XXと書いて、Xが2つ(ドス)なんで、ドスエキスというらしく、メキシコでは一番よく見かけた銘柄であった。2本目は、ボエミア。ピルゼン風のビールなのだろうか。こちらも何度かお目にかかることになる。

食事のあと、ネットカフェに立ち寄り、そのあとは、バスターミナルで翌朝のバスを確認。チェチェンイッツァ行きの1等バスは9時までないが、これではメリダに到着するのが遅くなってしまうか、チェチェンイッツァでの滞在時間が短くなってしまう。そのため、チェチェンイッツァへ行く始発のバスに乗ることにした。5時発というこことなんで、ホテルへ戻ると、4時30分のモーニングコールと、早朝の玄関のカギ開けを頼んでおく。朝が早いので、シャワーのあと急いで寝る。

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