18  人類学博物館  

 

体調悪いのをおしてのメキシコシティ観光

この日も、体調は一向に良くならない。9時ごろまでベッドの中にいたが、外出することにした。だが、食欲がほとんどなく、何も食べる気がせず、前日のドーナツの残りを無理やり食べただけ。

ホテルから地下鉄の駅まで500mほどであるが、歩く気にならず、タクシーで行くことにした。メキシコシティでは、タクシーは3種類あって、リブレ、シティオ、トゥリスモに分かれている。リブレは流しのタクシーで、安いが安全面で問題があるので避けたほうがいいとガイドブックに書かれている。シティオは、特別な乗場に待機しているか、呼びだして乗るタクシーで、安全だという。トゥリスモは、一流ホテルの前などに待機していて、安全であるが、運賃が高い。レセプションでシティオを頼んだら、前に止まっているという。一流ホテルではなかったが、一台だけトクリスモが止まっていた。高いタクシーだがやむをえない。

人類学博物館に向かった。車窓から見るメキシコシティは、自動車であふれる市街地がどこまでも続いているといった感じだ。それほどの距離ではなかったが、渋滞気味の大通りを通ったため、20分くらいを要した。人類学博物館は、チャプルテペック公園の一角にあり、緑に囲まれていた。

この博物館は、メキシコ各地のマヤ、アステカの遺跡からの出土品を集めて展示している。時代、地域ごとに12の部屋に分かれているが、1つ1つの部屋がかなり広く、屋外展示もあって、普通に歩くだけでも時間がかかる。この日は、体調がすぐれないため、1つの部屋を見終わるとしばらく休憩するといった具合だったため、10時ごろ入館し、13時すぎまで見学していた。以下は、展示物のいくつか。

人類学博物館を出たあと、チャプルテペック城に向かった。人類学博物館からあまり離れていないところで、ボラドーレスが始まりかけていた。ちょうどいい時にやってきたと思い、この旅で2度目のボラドーレスを楽しんだ。

チャプルテペック公園の中を歩いて、チャプルテペック城に到着。城は小高い丘の上にあった。ここはメキシコ革命のときの大統領ディアスの公邸で、当時の様子で調度品などが並べられている。14時ごろから見学したが、広々とした敷地であるため、15時ごろまで歩き回った。

チャプルテペック城を見たあと、ほかのミュージアムが公園内にあるので、見て回ろうって思っていたが、もう歩く気がしなかった。それで、地下鉄でホテルの最寄駅に戻った。ホテルに戻ったのは、16時ごろだったが、すぐにベッドに横たわった。

食欲はなく、夕食はカット。この日は、結局、ほとんど何も食べなかった。

 

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