11  リ ス ボ ン

 

Alfa

 上左  前日に買ってあった揚げ物とナタの朝食。6時30分に宿をチェックアウト。

 上右  ファーロの駅舎。まだまだ歩く人も少ない。

 左  7時発のAlfa リスボン行き。切符は前日にラーゴスに行った際に同時に買っておいた。流線型の今風の車両である。CPポルトガル鉄道で最高速の列車であるので、乗るのが楽しみであった。

 左  乗車したのは2等車に相当するツーリスティカ。

 下左  乗車口の電光掲示板。この列車はAlfa Pendular 182号かな。ファーロ発ポルトのカンパーニャ行き。ノヴァデガイアは列車名かな。

 下右  車内が20℃、車外は22℃かな。涼しい。エヴォラでは同じ時刻ですでに暑かったように思う。

 左  ツーリスティカの車内。2等とはいえ、ICよりはゆったりしている。約3時間の列車の旅を楽しんだ。

 下左  テージョ川を渡る。いよいよリスボンだ。

 下右  リスボンのオリエンテ駅に到着。ついにリスボンに戻ってきた。

5年ぶりのリスボン

 左  オリエンテ駅に到着後、 駅のコインロッカーに荷物を預けた後、駅のとなりのヴァスコ・ダ・ガマ・ショッピングセンターへ。中には大きなスーパーもあり、ここでお土産を少し買った。

 下左  オリエンテ駅の地下鉄駅から地下鉄赤線でアラメダ。緑線に乗り換えてバイシャシアードに向かった。

 ところでオリエンテ駅で切符を買う際、リスボン到着の翌日に空港駅からオリエンテ駅まで地下鉄に乗車したが、そのさいの切符を出せば、新たに発行手数料は不要だったのだが、そんこまで知らなかったので、前の切符はカバンの中。列にならんでいて、切符を取り出せる雰囲気じゃなかったので、新たに発行手数料を払って、再度、紙製のICカードを発行。

 上右   バイシャシアードは繁華街のど真ん中にある駅。でも、階段を上がり地上に出てみると、そこがどこなのかさっぱりわからなかった。

 左  しばらく歩くと、路面電車が走る道路に出た。i-phoneの地図で路面電車が走る道路を見ても、イマイチわかりにくく、電車の走る道路を歩いてみた。

 
   少し歩いて、見覚えのある風景のところに出た。コメルシオ広場に面して建つ「勝利のアーチ」が見えたのだ。これで現在位置がはっきりわかり安心できた。そして屋外レストランの並ぶアウグスタ通りも思い出した。

 下左  路面電車が走る通りとアウグスタ通りの交差点にあるカフェで昼食をとることにした。

 左右  飲物はビールを注文。グラスで出てくるので、銘柄は不明。

 下右  料理が出てくるまでの間、ビールとパンで間をもたせた。

 

 

 

 

 

 左  エビの串焼き。小エビが串に刺されている。エビの頭をはずすのに時間がかかり、時間をかけての昼食になった。

 上左  食後はリクエストされているお土産を買いにカステラ・ド・パウロへ。

 上右  そのあとはコメルシオ広場を見て、ベレン地区に向かう。

 左  コメルシオ広場の前の停留所からベレン方面への路面電車を待ったが、なかなかやてこない。やがて、待ちきれずに、ほかの行先の電車に乗ってカイス・ド・ソレで乗り継いでいこうと考えた。

 乗車した電車は古いタイプで乗っているだけでも楽しかった。

 古い電車であるが、乗車口のところにはICカードをあてる改札機が見える。

 カイス・ド・ソレの手前で、線路に入っていき、路面電車を乗り換えるタイミングを逸してしまった。

 その後、電車ははじめてのところを通っていった。

 

 

 

 

  左  終点に到着し、下車。

 上  終点はプラゼレス墓地の前だった。なんだか無駄に時間をすごしてしまったが、たまにはこういうのも楽しいものだ。

 
 折り返しの電車に乗ってサントス駅の最寄の停留所で下車した。その停留所からは50mほど離れたところにベレン行きの停留所がある。

 ベレン方面への路面電車は新型。新しい電車だが、満員であった。この電車で、ジェロニモス修道院の前で下車した。

ジェロニモス修道院

 前回のリスボン訪問のさいにはジェロニモス修道院には前まで行きながら、閉まっていたので入れなかった。そのため、今回はぜひ入ろうと思っていた。

 画像中央に見えるのが南門でここから入る。少し列ができていたので、10分ほど並んだ。クレジットカードで入場券を買おうとすると、機械で操作するように言われる。なんだかヘンな感じではある。

 この修道院の見ものは回廊である。 庭園の中央の丸いところは水が出ていないが噴水があって、その庭園に向かって四方からアーチがついている。

 アーチには繊細な彫刻が施されていて美しい。

 

 アーチの内側から外をのぞいてみた。

 

 

 

 

 

 

 

  左  聖堂の一番奥の祭壇のところ。

 上  聖堂の入口付近にあるヴァスコ・ダ・ガマの墓。この向こう側には詩人カモンイスの墓もある。

 

 修道院の西の部分は考古学博物館と海洋博物館になっていて、そこにも入ってみた。

 海洋博物館の入口を入ったところにはエンリケ航海王子の像があった。

 どちらも撮影禁止であったので内部の写真はなし。

 上左  次にナタで有名なパスティス・デ・ベレンへ。ポルトガルへ来て以来、何度か食べているが、この店は特に有名なのでやってきた。前回のリスボン訪問のときには、店内で食べているが、今回は持ち帰りの列に並んだ。

 上右  10分くらい並んで買うことができた。

 左 買ってすぐに温かいうちに5個入りを全部いただいた。パリパリの皮に、あまり甘くないクリームである。

ポルトガル最後の夜

 

   

 上  路面電車でコメルシオ広場に戻ってきた。電車を降りた途端、雨が降ってきた。夏のポルトガルで雨に降られるとは思ってもみなヵった。折りたたみ傘はあるのだが、どうせすぐに止むだろうし、止んだあとに濡れた傘を持ち歩くのも面倒なので、しばらく雨宿りしたが、15分ほどで止んだ。

   右  ロシオ広場を通り抜け、ロシオ駅の前も通って、グロリア線のケーブルカー乗場に行った。以前乗ったときには落書きなどなかったのだが、今回は落書きだらけになっている。  

 

  上左  ケーブルで上に上がったあと、リスボン市街を見渡せる展望台へ。ちょうどあたりが暗くなっていった。この日はポルトガルで最後の夕食。

  上右  自分が入るとすでに満員に近かったが、空席があった。その席をとったため、満員になり、入口では行列ができはじめた。

  右  飲みものはハウスワインの白をグラスで頼んだのだが、これは失敗だった。わずかこれだけでは飲んだ気がしない。でも、注文しなおすのも癪なので、これをゆっくり少しずつ飲んだ。

 
 

  上左  メニューの前菜のところにイワシが書いていったので何匹か尋ねると2匹というので、イワシを注文。

  上右  マグロのステーキ。

  右  少し食べたらなかった感じだが、ワインもなくなったので、この日の夕食はこれだけ。ケーブルで丘を下る。

  上左  ケーブルカー車内。

  上右  地下鉄ロシオ駅まで歩き、アラメダ乗換でオリエンテ駅まで行った。

  右  オリエンテ駅のコインロッカーに荷物を預けていたので、荷物を取り出す。10時に荷物を預けたのだが、12時間後の22時に料金がかなり変わるので、それまでに取り出そうと、大急ぎでロッカールームへ。ところがコインで料金を入れないと取り出さないのだ。手持ちのコインでけじゃ足りない。近くのレストランに駆け込み、両替してもらい、何とか料金が変わる前に荷物を取り出すことができた。

   荷物を取り出すことができて、ホッとしてタクシー乗場に向かった。止まっていたタクシーに初日に泊まったホテルである「ホリディ・イン・エクスプレス」へ向かってもらった。10分ほどで到着。

 翌朝は4時に出発する旨を伝え、部屋へ。わずか6時間弱の滞在。シャワーに入って、荷物を整理して、一休みした。