2日目 ロ ン ダ
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![]() 7時にレストランがはじまるとすぐに朝食をとるつもりだったが、7時30分になった。7時は、日本では6時くらいの感じで、まだ夜が明けたばかりといった感じで、7時30分に行っても、ほかの客は自分が食べ終わることに数人やってきた程度。メニューは、ごく普通のビュフェ。 |
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![]() 駅の中に入り、駅の裏手にあるバスターミナルへ。途中に工事現場あった。マラガにも地下鉄ができるらしく、その工事のようだ。 バスターミナルに到着。切符売場はすぐにわかり、行列もなくすぐに切符が買えた。逆に、バスターミナルで手持無沙汰になってしまった。 |
![]() 昨日、ロストバゲージのため、空港で荷物を受取れなかったので、自分のあとを追いかけて荷物がやってくるはずだが、この時は荷物なしだったので、ラクチンだった。
マラガを出発した後、内陸に入るのかと思っていた予想ははずれ、海岸沿いの高速道路をひた走った。11時ごろフエンヒローラ着。ここは最終日にくる予定なので、車窓から街を観察。12時ごろマルベーリャ着。ここからやっと内陸に入った。道路沿いは、オリーブ、オリーブ、オリーブとオリーブが多い。 |
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バスターミナルからホテルまでは1kmほど離れていることがわかっていたが、荷物を持っての移動は大変と思っていた。でも、ロストバゲージのため荷物なしになったのは、災い転じで福となす、といった感じ。右はロンダの繁華街でここを通ってホテルに向かった。 |
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橋の真ん中から下を見ると、そのすごさが実感できる。なにしろ、ものすごい高さなのだ。これは、画像ではなかなか迫力が伝わらない。下の渓谷を見ると、吸い込まれるような高さだ。 |
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前夜のホテルとは打って変わって、質素な部屋だが、内装工事は近年行われたようで、建物の外観に比べて、部屋はきれいだ。エアコンがあって、ネットが無料なので、まぁよしということにしよう。15時ごろまで部屋で一休み。 |
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ヌエボ橋のたもとには展望台がある。そこから橋の上から真下までを眺めることができる。 高さは100mほどで、18世紀に作られた。あとで訪問するが、ビエホ橋(旧橋)が流失したために作られたという。18世紀にこんな高い橋が作られたとは驚きだ。 撮影している自分が立っている側が旧市街。さまざまな名所は旧市街側にある。泊っているホテルも旧市街側にある。 谷の向こう側に写っているのが新市街。上部の真ん中に写っているのがパラドール。右手には、展望台を持ったレストランがある。 |
![]() 崖の下には、延々と続く平地。ロンダは山地の橋の崖上にある街だったのだ。 旧市街の一角から崖下への道があるというので行ってみる。下は橋のたもとの旧市街側。
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![]() 道は崖の下の平地へと通じているのだが、あまりの暑さにそれは断念した。下るのは構わないのだが、あとで上がってこなければならないことを考えると、一番下まで行くというのは断念しなければならなかった。 高さで50mほど下ったところに、ビューポイントに通じていそうな道があったので、そちらに進んだ。 |
![]() 上から覗き込むのもよかったが、下から見上げるとその高さがより実感できてよい。また、建物が崖の上に建ってるのを見ると、大丈夫なんだろうかと心配になる。
大変だったのは、上がり。結構な坂道だったので、休み休みしながら、崖上の旧市街へと上がった。 上がった先で待っていたのは、白い壁の細い路地。アンダルシアには白い街、白い村がたくさんあるが、ロンダもその一つだった。
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![]() 中に入ると、イスラム風のアーチ、東洋風の瓦屋根がミックスされた、一風変わった建築などがあった。内部は民俗歴史博物館になっている。
かつての市庁舎。ここは入場はできない。 |
![]() サンタ・マリア・ラ・マヨール教会。
白い街には似つかわしくないような金箔で覆われた祭壇もあった。建物の外は質素なので、ちょっと想像しにくい。 |
![]() 屋根がなく柱のアーチだけが残されている部分と、屋根が残されている部分とがある。
屋根のある部分では、ドーム状の屋根に星型の穴が開いていたのが興味深かった。 |
![]() ヌエボ橋よりも小さく、低いが、それでも50mくらいの高さがある。
ビエホ橋の上部。手前には旧市街の城門。橋の向こうには新市街が広がる。 |
![]() ホテルでバルを紹介されていたんで行ってみたが、シェスタ。 昼 13:00〜15:15 夜 20:15〜23:30 昼も夜も日本の食事時間よりの2時間くらい遅い感じだ。
アラメダ・タホ公園。 展望台から崖下に広がる平地の眺めを堪能できる。 |
![]() スペインでも古い闘牛場だという。外壁は白壁になっていて、アンダルシアの闘牛場という感じがするが、中はそうでもない。 闘牛のときには、牛をけしかけるために赤い布が用いられるが、その布を考案した闘牛士が、18世紀の闘牛士、フレンシスコ・ロメロ、その子、孫も闘牛の発展の功労者だという。 闘牛場の座席の下の廊下が、ロンダの生んだ闘牛士の博物館になっている。 |
![]() 闘牛場の真ん前に夕食をとろうと考えていたレストランがあるのだが、現地の感覚ではまだ夕食タイムになっていなかったので、しばらく、ここで座って休憩。 ころあいを見計って、闘牛場前の、ペドロ・ロメロへ。20時前に入店したが、まだガラガラ。 飲物は、赤ワインとミネラルウォータを注文。料理がやってくるまでの間、オリーブとパンを食べて待つ。 |
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![]() まずは、ガスパッチョ。 トマト、ニンニク、キュウリ、タマネギなどとパン粉をすりつぶしてまぜた冷たいスープ。暑いアンダルシアならではのスープ。 みじん切りのキュウリ、タマネギ、ピーマン、ハムなどの小皿もついてきたので、それを入れた状態が左。
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![]() 本来のエスカロップは、薄切り肉をパン粉などをつけすに揚げたものなのだが、ここでは、薄切りハムにチーズをはさみ、それにパン粉を少しつけて揚げたカツだ。 見た目よりも、ボリュームがあった。その上、フライドポテトもついているので、この日は昼食を抜いたが、お腹が膨れた。 |
![]() 食事後、ホテルに戻ると、バゲージが届いていた。この日は無理かも、と思っていたが、届いてよかった。 これでシャワーのあと着替えたり、翌日からは半ズボンにサンダル姿になれる。 |