2日目 ビ ル バ オ
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ALVIAでビルバオへ |
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![]() スペインの高速列車は改札と荷物の保安検査がある。ここで少し並んだ。 下左 少し先頭方向に歩いて、改札の方向を見たもの。 下右 行先表示。8時発のビルバオ行き。 |
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![]() プレフ ェレンテの座席は片側1人、もう片方2人なので、ずいぶん楽だ。ビルバオは鉄道で行くと遠回りなので、時間がかるのでバスで行こうか迷っていた。結局、鉄道にしたが、これなら多少、時間がかかってもいいかなって思った。 |
![]() 1面の写真だが、山に見覚えがある。ジブラルタルだ。どうも感じからして、ジブラルタルの返還を求める人たちのようだ。そういえばスペインがイギリスに返還を求める要求を強めていると聞いたことがある。 下左 イヤホンが配られる。 下右 まず飲物のサービス。ジュースかコーヒーかということで、ジュースを頼んだ。 |
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![]() この旅の終盤には再びマドリードに戻るのだが、このときどうするかは、1日はトレドと考えていたが、もう1日は決めていなかった。こんなに近いなら、セゴビアも行こうという気になってきた。 |
![]() 待ちに待った食事。機内食と同じような感じだ。メインディッシュは温められている。オリーブ油がついているのがスペインらしい感じだ。飲物は白ワインにした。風景を見ながら食事ができるのはなかなか楽しいものだ。 下左 食後の飲物はグリーンティーにした。普通のお茶じゃなくハーブティーのようだ。そして、砂糖を入れて飲むようだが砂糖は入れなかった。 |
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![]() 左 ミランダ・デ・エブロでアンダイエ行きが切り離された。アンダイエ行きが発車したあとに出発。そのため10分近く停車した。このころ雨も降っていて、ビルバオは大丈夫か気になった。 |
![]() 運ばれてきて、何であるかわかった。スパークリングワインだった。シャンペンもスパークリングワインの一種であるように、カバもスパークリングワインの一種であった。なかなか口当たりのよい飲物だった |
![]() 約31ユーロ(トゥリスタなら約20ユーロ、ただしどちらも早めに予約した料金で、高い料金はこの2倍以上である)、4時間49分。バスなら、プレミアムバスで約51ユーロ、4時間10分、ノーマルバスなら約31ユーロ、4時間45分というのと比較してもお徳なのだが、本数がバスに比べて極端に少なく1日わずか2本というのが難点だ。 |
ビスカヤ橋 |
![]() 下左 地下鉄の切符。1.5ユーロ。 下右 ビルバオの地下鉄。 |
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![]() 上右 玄関でインターフォンを押すと鍵が開けられ、中に入る。20mほど奥に向かうとエレベータがあり、2階に上がるとフロントがあった。 左 部屋の中。安いだけあって、エアコンなしだが、涼しいので問題なかった。30分ほど休憩してから外出。 |
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![]() 上右 15分ほどで郊外の小駅であるポルトガレテ駅に到着した。ここがビスカヤ橋の最寄り駅。 左 ポルトガレテ駅の駅舎。
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![]() 1893年につくられた世界で最初の運搬橋である。橋桁からワイヤーで吊り下げられたゴンドラに車や人を乗せ、ゴンドラを行き来させることで車や人を運ぶ橋だ。 船の行き来を可能にし、また橋の両側に長大なアプローチをつくらずにすむように考えられた橋である。運搬橋は世界に十数箇所あるようで、ビスカヤ橋のたもとにその紹介もされていた。 |
![]() 下左 川の反対側に渡ってみる。運賃は35セント(約45円)と安い。切符を買って、自動改札機を抜けると待合室。待合室から見たゴンドラ。 下右 ゴンドラは一見、電車の車両のように見えるが、窓の見えるところが細長い客室になっていて、2本の細長い客室の間に車が乗るスペースがある。写真は、ゴンドラが反対側に到着したところ。移動時間は2分ほどだ。 |
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![]() 下左 橋桁の上の通路。鉄骨だけの構造もこのようにしてみると、なかなか美しいものだと思う。 下右 上からのぞいてみたゴンドラ。車は6台載るようだ。 |
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![]() 地下鉄で戻ろうかとも思ったが、結局、帰りもRenfeを利用してサン・マメスへ。 |
路面電車でグッゲンハイム美術館へ |
![]() どちらの向きの電車に乗るべきかがわかりにくく、グッゲンハイム?と待っていた客に尋ねたら、逆方向の電車に乗らねばならないことがわかり冷や汗。 路面電車は流線型でスタイルのいい新しい車両だ。(撮影はグッゲンハイムでの下車時) |
![]() ところが、右側の機械を使ってすぐに自分で改札しなければならないのだ。赤い→で結ばれているのだが、機械のすぐ前に立って操作していると気づきにくいのだ。機械から少し離れて、この写真を取ったときに気づき、改札した。自分が改札するのを見ていた、おそらく地元客も改札が必要なことに気づいたようだった。 |
![]() ![]() 改札済みの切符。 |
![]() グッゲンハイム付近では道路の端のほうに専用軌道があるのだが、専用軌道が芝生の上に敷かれている。専用軌道といえば、砂利が敷いてあるところに枕木があって、と思っていたので、新鮮だった。日本でもどこだったか芝生の上の軌道があると聞いたことがあるが、見たのは初めてだ。 |
![]() 何がなにやらわからないラインの外観をしている。外側のほとんどは金属かガラスで覆われている。 |
![]() グッゲンハイム美術館はニューヨークの本館に行ったことがあるが、ここはその分館。運営するグッゲンハイム財団は世界各地に分館をつくる計画をしているらしい。 |
![]() 1997年の開館だが、この美術館のおかげで、衰退していった鉄鋼業などの工業都市であったビルバオが、アートと観光の街に生まれ変わったと言われている。 |
![]() 中に入ると、内部も曲線がほとんどで平面があるのかないのかって感じだ。 この美術館も撮影禁止なので、ここから先の写真はなし。20世紀の現代美術が中心の美術館なので、作品にはあまり興味がなく、自分の理解を超えるようなものが多く、特別に撮影したいものもほとんどなく問題はなかった。 客が中に入って体験する巨大迷路のような作品もあって、駆け足で見たが一通り回るのに1時間以上かかった。 |
![]() 作品よりも建物を楽しむグッゲンハイム美術館であった。 |
街歩きと煮込み料理 |
![]() 途中、Renfeのビルバオ駅の付近を通り、そのあとすぐにビルバオ川を渡る。ビルバオの最大の繁華街はビルバオ川を渡ってからのエリアであることがわかった。 写真はアチューリ駅に到着して折り返しを待つ電車。 |
![]() スペイン北部には狭軌の鉄道が、北海岸沿いに走っているのだが、大部分はRenfeの傘下にあるFEVEである。しかし、ビルバオとサンセバスチャン、フランス領のアンダイエを結ぶ路線とその支線はバスク鉄道になっている。そして、バスク鉄道のビルバオの基点駅がアチューリ駅である。 |
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![]() 下左 繁華街にて。バスクの建物には赤い窓枠のものが多いと聞いていたが、このような建物なのだろうか。 下右 こちらは窓枠が黒だが特徴的だ。 |
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![]() 下左 細長い店内で、席は多くなく、早めに来て正解であった。立席のカウンターですませる客も多い。 下右 ビールとパンで腹ごしらえ。 |
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![]() 下左 バルをでてから、近くのパン屋で翌日の朝食のパンを買っておいた。 下右 ホテルへは、地下鉄や路面電車でも戻れるのだが、早そうなRenfeで戻ることに。駅の売店で飲物を買って乗車。21時30分とはいえ、まだ明るい。 |
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