7 日 目  ソ ン ク ラ ー へ

丸一日オフ会でソンクラーへ

 この日はヒョウちゃんとともにソンクラーへ行くことになっていて、丸一日オフ会。

 待ち合わせる前にノボテルでビュッフェの朝食で腹ごしらえ。

 料理の種類はとても多く、西洋風・中華風・タイ風それぞれいろいろあって、2日間かけても全部制覇するのは不可能。

 普段は粥は食べないのだが、ホテルのビュッフェでは別。いろいろな具を入れて楽しむ。 

 9時に、ヒョウちゃんが泊まっているホテルのロビーで待ち合わせ。20分前にホテルの自室を出発する。大きなホテルで、自室からロビーまで、ロビーから入口までの2つのエレベータを乗り継がなければならないし、時間がかかる。

 ノボテルは高層ビル街の中に建っていて、その全体を画像に収めるのは難しい。この日、待ち合わせのホテルに向かう途中にようやく自然な姿で撮影できた。高層ビルの中でも特に高いビルのうちのひとつだ。

 9時ちょうどに到着して、ヒョウちゃんと合流。すぐにお出かけした。

 ガイドブックでソンクラー行きのバス乗場と書いてあるところまで行かなくても、すぐ前の交差点でバスに乗れるらしい。緑のバスということだったが、やってきたミニバスがソンクラー行きだということで乗り込んだ。

 20分ほどは前日にプーケットからやってくるときに通った道路を逆行。やがて右折してソンクラーへの道に入った。40分ほどでソンクラーの市内に入り、客がだんだ んと降りて行った。

 ソンクラーの中心部らしきところで、緑のバスが停まっていて、緑とは大型バスの色のことだと判明。そのバスの停車している場所を記憶しておく。帰りはここまで歩かねばならないだろうから。

 やがて自分たち2人になったが、ドライバーがどこまでと聞いててきたので、サミラと答える。サミラビーチまで運んでくれるようだ。

 50分ほどで、サミラビーチに到着した。大型バスだと2kmほど歩かねばならなかったので、ミニバスに乗ってよかった。

 新年の催事があるのだろうか、テントの中に椅子が並べてあって何かの会場風にしてあった。さらに少し行くと、カラフルなタコを売っていた。タイでもタコあげをするのだと知った。

 サミラビーチの波打ち際に出た。

 この海はタイ湾。ラノーン、プーケットで見ていた海はアンダマン海側で、マレー半島の西海岸から東海岸に出たことになる。

 人魚像。なぜ人魚なのかはよくわからないけれども。

 もう一つ謎の石碑があって、津波の高さを表しているのではないかという感じだったが、詳しくはわからなかった。

 すぐそばには難破船が打ち上げられていた。

 近くにタイ湾とソンクラー湖を分けている岬があって、サミラビーチからは3kmほど。サミラビーチは切り上げて、岬の先端まで歩いてみることにした。

 サミラビーチ付近はたくさんのタイ人が遊びにきていた。

 猫とネズミの像。どうしてここにあるのだろう。

 ビーチには海鮮料理店があった。店頭に並べられていた魚介類の中にはカブトガニもあった。

 日本では、カブトガニが天然記念物になっている繁殖地が多くて、普通は食べる対象ではない。何だか、食べてもいいのかなって感じではあるし、一方どんな味なのか興味もある。

 このあと、岬まで車道の横にある歩道を歩いて行ったが、暑い。30分ほど単調な道を歩いてなかなか大変であった。

 岬の先端近くの公園には、マーライオンのように口から水を出す龍がいた。

 爆竹を爆発させるロケット型の処理場所があった。かわるがわる人が現れ、爆発させていた。

 タイ湾とソンクラー湖の境界付近。ソンクラー湖は、湖といっても海と連結している湖だ。

 岬の先端まで行こうとしたが、行き止まりになっていて行けなかった。

 サミラビーチにはソンテウで戻った。20バーツ(約57円)。

シーフードオフ会ソンクラー昼食編

 昼食は、サミラビーチでシーフードを食べることにした。ビーチのお店もあったが、ちょっと奮発して、サミラビーチホテルのレストランに行ってみることにした。

 サミラビーチホテルは、ノンフィクション作家の沢木耕太郎さんの「深夜特急」で、作者が泊まって、取り上げられているホテルだとのことだ。自分はこの本は読んだことはないのだが、ヒョウちゃんは読んでいて、どんなところか行ってみたいということで、ホテルで昼食となった。

 自分たちが入ったときには他に客がいなかったのだが、しばらくすると少しづつ客が入ってきた。

 飲物は、ミックスフルーツのスムージーにした。

 料理は、まずシーフードのいためもの。えび、いか、魚などが入っている。

 もう1つは、シーフードの和えもの。

 前日の話の続きをしながら、ゆっくりと食事を楽しんだ。

 食事後は、2kmほど歩いてソンクラー市内の中心部へ向かった。途中にタイ風のお寺があった。今回の旅ではあまり見かけなかったが、やはりタイなのだと実感した。

 お寺の前には、発泡スチロールで作ったタイ文字のデコレーション。謹賀新年というような意味のことが書いてあるのだろう。

 かつてソンクラーには鉄道が伸びていたが、現在は廃線になっている。廃駅が残っているというので、立ち寄ってみた。

 駅舎の中には、切符売場の窓口らしき窓が残っている。

 ホームはバイクの駐輪場になっている。レールは完全に撤去されて、残っていなかった。

 大通りに出ると、緑の大型バスが停まっていたので、ハジャイに行くことを確認して乗車。

 大型バスは途中の乗り降りがあるためか、行きのミニバスよりも時間がかかり1時間くらいかかった。下車の場所がよくわからなかったが、ヒョウちゃんの泊まっているホテルが見えたので、急いで下車した。

 時計塔のところだった。前日も長距離バスがここに停まれば下車のつもりだったが、ここは通らなかったのだ。

 下車後は、屋台やお店を冷やかしながら中心部に向かって歩いた。

 熱帯魚を瓶に入れて売っていたが、闘魚らしい。同種の魚がいると、どちらかが再起できなくなるまで闘うらしい。その原産地はタイという。

 串刺しの焼肉を売っていたが、何の肉なのだろう。気になったがよくわからなかった。

 ケーキ屋のショーケースにはどぎつい色のデコレーションケーキが並んでいた。120バーツ(約340円)。

 ハジャイは、訪問する2ヵ月前の2010年11月1日前後に大水害が起こっていて大変だった。数十年に一度という大変な水害で、中心部でも1階がほぼ水没するほどだったという。行った時には、痕跡はほとんどなかったが、ショッピングセンターの地下は閉鎖されていた。

 そして、見かけたのが、水害の写真をあしらったカレンダー。水害の写真の下の部分に2011年のカレンダーが印刷されている。

 少し休もうとカフェを探したが、適当なお店がなく、チェスターというファストフード店に入った。

 飲物はアイスコーヒー。いろいろな種類があって、よくわからないままに注文した。

 いったんこのお店で別れて、ホテルに戻って休憩。19時にノボテルで待ち合わせて、夕食に行くことにした。

シーフードオフ会ハジャイ夕食編

  ホテルで2時間余り休憩したのち、ノボテルのロビーで再びヒョウちゃんと再会。

 これから夕食に向かうが、中華系のシーフードのお店に行ってみることにした。

 ノボテルから50mと離れていないところに3店、同じようなお店が並んでいる。

 どの店も、魚翅(フカヒレ)と燕窩(ツバメの巣)をデカデカと看板に表示している。

 3店のどこにしてもよかったのだが、真ん中に位置していた「東方燕窩」に入った。

 どのお店もオープンなお店で南国らしい店構えだ。

 道路わきのテーブルに陣取った。飲物はシンハビールを注文して、料理を検討した。

 魚翅と燕窩も注文しようかと多少考えてはみたが、結局、選ばなかった。

 

 豆腐清湯。えび、豆腐、野菜の入った鍋。150バーツ(約430円)。

 炒空心菜。80バーツ(約230円)。

 辣醤炒海螺。あさりの醤油炒め。100バーツ(約290円)。

 鱸魚蒸鼓油。すずきの醤油蒸し。350バーツ(約1000円)。

 今回のオフ会でヒョウちゃんとは3度の食事をともにしたが、話はつきなかった。

 食事を終えて、何かデザートでもといいうことで適当な屋台がないか探す。

 するめの屋台はなかなか面白い。

 デザートの屋台があったので、そこで食べることにした。ココナッツミルクの中にゼリーや豆を入れ、氷もまぜて食べるデザート。

 食べた後、ヒョウちゃんと別れて、ホテルに戻って、丸1日オフ会を終えた。

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