8 日 目 波 乱 の ペ ナ ン 移 動
国境で置いてきぼり |
![]() 待ち合わせの旅行社に行く前に、ホテルでビュッフェの朝食。 クレープのようなのを焼いてカレーソースをつけていただくのがあったが、量だけ多くて味はもうひとつ。少し残してしまった。 いろいろな具を入れて楽しむ粥はこの日も種してみたほか、前日食べなかったもの中心にいろいろいただいた。 |
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![]() このとき、ドライバーはチケットを見せるように要求もしなければ、何か話しかけてくることもなかった。こちらから積極的にチケットを見せて何か言ったほうがよかったのかもしれなかったと思ったのは、後の話だ。ミニバスはほかの旅行社や道端で客を乗せて南下。1時間ほどで国境のタイ側のイミグレーションに着いた。 |
![]() ミニバスを降りて、イミグレの行列に並ぶ。5分ほどで順番がやってきて、すんなりとタイ出国。でもまだタイ国内であり、関門はなく、イミグレのブースの前後を自由に行きつ戻りつできる。トイレはブースを越えた先にはなく、もどらねばなからなったが、フリーパス。トイレのあとは再びブースの横をすり抜けて、前方で止まっていたミニバスに乗車した。 なぜか、ここまで乗ってきたうち2,3人が乗らず、逆にここから別の4,5人が乗車した。そのときは、客の管理がどうなっているのかと思っただけだったのだが、、 |
![]() 運悪く、タイ人の団体客を乗せた大型バスが到着。マレーシアの入国カードを探してうろうろしているうちに、ずいぶんと長い行列の後ろになってしまった。入国カードはなかったので、やむを得ず入国管理官にカードがなかったと言ってもらうことにした。 |
タイ人の入国には時間がかかり、30分近く待たされてしまった。やっと自分の順番になり、まず入国カードがなかったことを英語で伝え、カードを求めた。ところが、意外な返事が、、カードは不要だというのだ。しかし、先ほどのタイ人は、事前に準備していたのだがカードを持っていたし、入国管理官はその半券を返していた。今回のたびはクアラルンプル国際空港(KLIA)から帰国するので、空港でカードの半券がないことをとがめられてはたまったものじゃない。それで、あらためて、入国カードはいらないのかと尋ねたが、やはりいらないとの返事。その後、ホテルでマレーシアの入国カードについて調べたが、廃止になったという記載はなく、出国まで不安なまますごしたのだった。 |
![]() ガァ〜ン。 ミニバスがいなかったのだ。どうやら、時間がかかった自分を忘れて行ってしまったようだ。ここでドライバーが行先確認をしていなかったことや、途中で客の大幅な入れ替えがあったことを思い浮かべた。さらに30分近く、付近を捜したがミニバスはいなかった。それで、やむを得ずタクシーでアロースターに向かい、そこからバスでバタワースに行くことにした。 |
ショックであったが、代案をすぐに考えつくことができてよかった。タクシー代は40リンギット(約1100円)。ハジャイ・ペナンのミニバス料金なみだが、50kmほどを1100円と考えると安い。ただし、国境には両替所がない。自分は以前マレーシアに来たときのリンギットの余りを持ってきていたのでスムーズに支払いができてよかったが、初めての入国なら困っただろう。 それに、ミニバスに置いてきぼりになったのが、マレーシア側でよかった。これがタイ側だと、ハジャイまでどこに連れて行かれるかわからないソンテウか、危なっかしいバイクタクシーに乗らねばならなかっただろうから。しかも、国境を越えたとたん、高速道路ができていて、ビュンビュン飛ばすのであっという間にアロースターのバスターミナルに着いた。 |
![]() このあと、バタワースまでのバスの切符を購入。バスは頻発しているが、今バスがでたところで30分ほど間があった。 その間に昼食。ラクサとコーラのセット。米麺ではなく小麦麺のラクサは初めて。安いけれどもおいしくはなかった。 |
![]() このバス、マレーシアの標準的な長距離バスなのだろうけれども、何と3列になっていて、深深としたシートだった。タイの長距離バスを乗りついで、バンコクからハジャイまでやってきたが、タイのバスとは全然違って乗り心地は段違いによい。高速道路といい、長距離バスといいい、タイとマレーシアの違いを感じた。そして1時間少々でバタワースに到着。 |
9年ぶりのペナン島上陸 |
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![]() フェリーの乗船口の手前で切符売場のようなのがあるが単なる両替所。2リンギットを崩してもらい、1.2リンギットを乗船口の機械に入れると通過できる仕組みだ。 ところで、このフェリー、ペナン行きは1.2リンギット払うが、バタワース行きは無料なのだ。 |
![]() しばらく空いた席に座っていたが到着が近づくいてくると前のほうに移動。前から下船するから。
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![]() 手前の海岸には水上生活者の住む水上住居が見える。 わずか10分ほどの乗船でペナン島のジョージタウン着。 |
![]() 9年前はフェリーを降りたあとすぐにオンボロバスでバトゥフェリンギのビーチに向かった。お気に入りのビーチになり、再訪したのだが、今回はジョージタウンがの世界遺産めぐりが主眼なのでジョージタウンで連泊する。ホテルまでは2kmほどあり、荷物をゴロゴロさせてホテルに向かった。 |
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![]() そして、文化の混在は寺院ではっきりとわかる。ヒンドゥーのマハ・マリアン寺院。ヒンドゥー教徒でなくても中に入れる。ただし裸足になる必要がある。中はひんやりとしている。 次に、イスラムのカピタン・クリン・モスク。こちらはムスリムでないと中には入れないので外から見学。美しい形をしたモスクだ。近辺には仏教寺院やキリスト教会もあり、文化の十字路といっていいエリアだ。 |
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![]() かつてのシェラトンだが、かなり古くなっているためか、かなり安い値段で泊まることができた。朝食つき、ネットも無料で値段は安かったが、繁華街まで少し歩かねばならないのが難。 窓からはコムタが見えるが1kmほど離れている。9年前より新しい建物がかなり増えているなと思った。夕食に出かけるまで少し休憩。 |
ナシカンダール |
![]() フェリーを降りて、ホテルに向かう途中に、ナシカンダールの店が2,3軒かたまっているエリアを発見した。それで、夕食にはそのエリアに行くことにした。 入った店は、画像でわかる通り、イスラム系のお店。出ている料理はインド系の料理だ。
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![]() さて、ナシカンダールだが、ナシとはご飯のこと。カンダールとは天秤棒のことで、昔は天秤棒でかついで売られていたからこの名がついているようだ。 ご飯の上に好みのおかずを置いてもらい、おかずの上にカレーが掛けられて、ナシカンダールの一丁上がり。地元客の中にはテーブルについて注文している客もいたが、自分は店頭で指指しして注文した。 |
![]() この種の料理はアジア各地で食べたことがあり、マレーシアでもマレー系のお店でおかずを載せてもらって食べている。タイやインドネシアでも食べている。 ナシカンダールの特徴は選んだおかずの上にカレーが掛けられることだ。しかし、インド系っても、そうしてイスラム教徒だけがやっていて、ヒンドゥー教徒のお店が見つからないのはなぜ。 |
![]() インド料理とはいえ、海鮮ものが多く、自分が食べたエビ以外に、魚のカレーがあったり、魚のフライがあったりした。また、ムスリムがやっているお店なのでアルコール類はなし。これはちょっと物足らない。 |
![]() 行ったのはE&Oホテルまで。実は翌日、このホテルの中に入り、ロビーを抜けると海岸だったのだが、このときはそこまで考えつかなかったのだ。 このホテルはペナンを代表するホテルだ。このときはライトアップされているのを見ただけで、泊まっているホテルに戻った。
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![]() ところが、それでも開かない。エレベータの前においてあった電話でフロントを呼び出し、部屋まできてもらった。フロント係がやってもやはり開かない。それで、鍵専門の係が呼び出されたようだが、彼でもダメであった。 結局、レストランでコーヒーでも飲んでお待ちください。と、フロント係にレストランにつれられた。ここでジュース。さらにコーヒーを飲んで30分以上待ったが一向に呼びにこない。 それで、時間つぶしもかねてビールとつまみを買いに行くことにした。 |
![]() このとき、カードキーの読みとりの機械をとりはずして別の機械に取り替えていた。機械そのものがダメになるとは、、そんなことも起こるのだとびっくり。 さらに10分ほど待ってようやく部屋に入れた。最初に部屋に戻ってきてから1時間30分近く経過していた。なんとか部屋に入れ、シャワーを浴びてから、缶ビールとつまみをいただいた。 |
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