PART4
2 日 目 クローンスワン百年市場
クローンスワン百年市場へ
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2日目はバンコクの東方にあるクローンスワン百年市場に行ってみることにした。まずBTSでエカマイまで行くのだが、その前に朝食。 ホテルの前に麺の屋台が出ていた。夜は串焼きの屋台で、前夜には食べてみた。昼間は麺の屋台になっている。ここで朝食をとることにした。 |
センミー(米粉で作った細い麺で、日本のビーフンのようなもの)と骨付き鶏肉を煮たものを指さして注文。50バーツ。 |
BTSアソークからエカマイに向う。BTSにもホームドアが登場したが、乗車位置を示すのに使われているだけ。そのうえ、電車の撮影には邪魔になる。 |
エカマイで下車して、東バスターミナルへ。ここから出発するのは、前年にバーンマイ百年市場に行ったときに、まずチャチュンサオに向ったとき以来だ。 |
今回もチャチュンサオ行きのバンに乗車する。切符売場でクローンスワンと言って購入。 |
9時発のチャチュンサオ行のバンに乗車。バスのプラットホームのようなところにバンが入っている。 |
クローンスワンまでは60バーツ。クローンスワンはチャチュンサオよりバンコク寄りだ。ドライバーに言ってバンを止めてもらう必要がある。したがって、距離的にはそれほど離れていない(バンコクから50qくらい)のだが、バンを止めさせなければならない点で難度が高い。 前年にバンでチャチュンサオまで行ったのだが、その際にクローンスワンへ行く場合の下車地点を調べておいた。看板でわかるので、車窓をしっかり見ていた。 |
エカマイを出発して1時間20分ほどしたとき、巨大な標識が見えてきた。クローンスワン百年市場って書いてあるのだろう。 |
また道路わきに立っている標識も見えた。これらの標識を見て、ドライバーに、ストップと言って止めてもらった。 |
さらに中華街っぽい門もあって、これらが見えたら、ストップと言えばいいのだ。 ちょうど、この道路のところで止まるようにすればよかったのだが、10mほど行きすぎてからの停車だった。 |
標識にそって歩けば別の門がたっていた。もう市場の目の前だ。 |
クローンスワン百年市場 |
バンを下車してから数分歩くとクローンスワン百年市場の入口に到達。入口からは想像できないが、ここから延々と500mくらい市場が続く。 |
幅3mくらいの道が延々と続く。行ったのが日曜日だったのでバンコクなどからの観光客が多くにぎわっていた。それでも日本人や欧米人には1人も出会わなかった。 |
運河の対岸に渡る橋があった。このあたりは、運河が一面水草におおわれていた。 |
橋に上がってみた。ずっと先のほうまで運河は水草におおわれていて、その先は水があるようだ。 この橋、歩くたびに揺れるのだ。橋の柱も木製で、壊れはしないかと心配になり、すぐに下りた。 |
日曜日だからだろうか、賑やかなショーが開かれていた。 |
市場の一番先端まで歩いた。先端にも対岸に橋があったので、渡ってみた。橋の上から、歩いてきた市場を見た。トタン板の屋根の市場が延々と続いている。運河の水は少し先のところまであるが、その先は運河は水草に覆われている。 下左 橋を渡ったところにはワット・クローンスワンがあった。 下右 僧侶の声が聞こえてきたので、行ってみると、何やら催事が行われていた。 |
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先端まで来たので、入口に引き返しながら、食べ物に挑戦する。 手作り餃子の店があった。作るごとに丼に入れてくれる。 下左 素早い動作で左右の2つの円盤上で次々と餃子がつくられていく。 下右 餃子の具。野菜系の具で7種類あった。計7個の餃子を つくってくれた。 |
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餃子を作るシーンを撮影していたら、丼に餃子が次々に放り込まれていき、7個入りになった。このあと食べてみたが、あっさりした餃子だ。 |
大きな窯でミークローブを揚げていたところを目撃。ビーフンを揚げて甘く味付けしたものだ。あつあつのものを試食した美味しかった。 |
店先では揚げあがったミークローブをプラスティック容器に詰めていた。お土産に1ケース買った。35バーツ。 |
カニの身を固めたような食べ物を発見。焼売のように固めただけものやカニの甲羅の中にカニの身を入れたものがある。 80バーツから100バーツとこの市場で売っている食べ物の中では格段に高い。どれを食べようかと迷っていたら、店主から160バーツのセットを勧められた。どうせならと、160バーツのセットを注文した。 |
店の中を突き抜けて運河べりに行くと席があった。ほかの店との共用の席のようで、どこまででがこの店の席とかははっきりしないようだ。 |
揚げられたカニ身が到着。甘酸っぱいタレをつけていただく。 下左 テーブルの横は運河が流れる。 下右 ”カニ身揚げ”の店の向かいにはカフェがあり、そこのコーヒーを買ってきてもらうことができるようだ。それで、アイスコーヒーを頼んだ。 |
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コーヒーを買ってくれた店は、おじいさんが作っているということで有名なカフェ。おじいさんは89歳ではくなったのだが、おじいさんの看板がたてられていた。 |
通路に面する建物は木造のもので歴史を感じさせてくれる。 下左 この市場は県境にあり、画像の運河の左側がサムカット・プラカーン県、右側がチャチューンサオ県になっている。橋はさきほど渡った橋がモドルかな。 下右 この橋はTシャツの絵柄にも使われていて、この市場を象徴するような橋だ。 |
小さな博物館があった。華人系の店だったところが、利用されて骨董品が並べられていた。 2時間ほどかけて、市場の見学と食事をしたが、楽しいひと時を過ごせた。 |
カオ・チェー |
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上左 クローンスワン百年市場では2時間ほど滞在し、12時20分ごろに、バンを下りたころの道路反対側へ。20分ほど待ってバンがやってきた。 上右 バンを止められるか、また止められても、バンは空いているかどうか心配だったが、無事に止めることができ、空いていてよかった。 左 エカマイに14時に到着。カオ・チェーを食べさせるレストランをめざすことにした。途中シ63を北へ。緑の多い道路だ。 |
ある程度、北まで行ったあと、西へ。エカマイからアソークにいたるスクンビット通りの周辺はタいに在住する日本人が多いところだ。実際、たくさんの日本人に出会った。 軽トラックの荷台を使ったマンゴー屋台。2個が40バーツとは安い。 |
さらに歩くと日本村と書かれた看板があった。日本料理店が集まった建物が2棟並んでいた。海外でこれだけ多くの日本料理店が1ヶ所に集まっているのを見たのは初めてだ。 下左 サミティヴェート病院。日本人の多いエリアの真ん中にある病院で、日本人相談窓口があるという。入口の病院名もカタカナ表示がある。 下右 病院内にはフードコートやショピングゾーンがあり、病院という感じがしなかった。 |
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サミティヴェート病院の向かいにあるレストラン「ラーイ・ロット」へ。カオ・チェーをいただくために調べてきた店だ。 カオ・チェーは、氷水にご飯をつけたもので、ご飯の氷水漬け。おかずと一緒にいただく。 下左 大きくはないが落ち着いた店内。カオ・チェー220バーツを頼んだ。英語メニューには書かれておらず、尋ねたらタイ語メニューにはトップに書かれていた。 下右 飲物はライチジュース。 |
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ご飯が氷水に浸かっている。ジャスミンの花が浮かんでいて、香りもいい。 |
ご飯と氷をスプーンですくってみた。氷がわかるだろうか。 |
おかず。揚げ物と漬物。野菜はカービングが施されている。 |
大きな揚げ物の中身。肉詰めピーマンを揚げたものだった。 見た目が涼しいだけでなく、美味しくいただけた。 |
ソイの中だけを行き来するトゥクトゥク。 下左 日本食中心のフジスーパー。 下右 プロムポン駅。この駅で街歩き終了。 |
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アジアティ−クとコンビニ食の夕食 |
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上左 BTSでサパーン・タクシンへ。アジアティークへは、ここから無料のシャトルボートが出ているので乗船。かなり長い行列ができていた。 上右 1隻目には乗船できず次のボートになった。次のボートには座ることができた。 左 チャオプラヤ川の対岸は日没しかけていた。この時点では、アジアティークは川の西岸にあるとばかり思って、西岸に注目していた。 |
アジアティークがあったのは東岸だった。川べりにあったレンガづくりの工場を再利用して、内部には土産物屋などを入れている。日本では函館や小樽でやっているのと同じような再開発だ。 下左 観覧車があったので、そばまで行ったら、ちょうど動き出したところだった。 下右 短い距離だが路面電車が走っているのと思ったら、車輪はタイヤでバスだった。 |
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当初はアジアティークで夕食をすませてホテルに戻ろうと思っていたのだが、特に食べたいものが何もなく、1時間ほどぶらぶらして、帰ることにした。 無料シャトルボートでサパーン・タクシンへ。 |
ホテルはアソークにあるのだが、BTSを1駅手前のナナで下車した。ナナからアソークの間の歩道は夜には屋台が出ているので、つまみになるようなものを買って帰ろうとしたのだ。 だが、それはできなかった。出ていた屋台はほぼ全部が衣料品や日用品、アクセサリーなどで食べ物系はゼロに近かったからだ。ここの屋台街は前年にも歩いているのだが、まったく忘れていた。 |
数少ない食べ物系の屋台はフルーツの屋台だった。それでカットされたマンゴーを買った。 アソークまで歩いたが、つまみには出会うことができず、ホテルそばのコンビニで温めて食べるつまみをビールとともに買って帰った。 下左 コンビニではチャーンビールの4本パックを買い、この日よ翌日に2本づつ飲むことにした。 |
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上右 コンビニで買ったつまみ。玉子豆腐、餃子、豚肉入り焼きそば。ホテルでは、電子レンジが使えるので温めていただいた。 左 屋台で買ったマンゴー。 翌日どうするか考えながらの夕食。たまにはこういう食事も安くついていいかなって感じだ。 |