3 日 目  ド イ ・ イ ン タ ノ ン 国 立 公 園

 

タイ最高峰ドイ・インタノン
  上左・上右  ホテルの朝食ビュッフェ。昨日と同じく、パッとしない内容だが、この日は1日ツアーなので、しっかりいただいておく。

 左  1日ツアーはタイの最高峰であるドイ・インタノン周辺を回るもの。8時にバンがくるというので待ったいたが、やってきたのは20分遅れ。同じホテルから、欧米系外国人のカップルが乗車。このあと、ゲストハウスやホテルに立ち寄って、客を拾っていく。

 ツアーメンバーがそろったのは9時ごろ。欧米系のカップルや男2人組が計6人、中華系シンガポール人の大家族が7人、そして自分。ガイドが添乗するが、到着地で引率する程度で、車中で案内はほとんどなし。費用は1100バーツ(国立公園入場料や昼食を含む)だったので、車チャーターに比べると非常に安く行けた。
 10時ごろに麓の街を通過。そこから次第に山道に入っていって、30分ほどかかって、1つ目の滝に到着。ワチラターンの滝だ。

 駐車場から展望台まで、建物の階段にして3,4階分上がる。展望台では、水しぶきが激しく迎えてくれたので、すぐに退散した。

 さらに上部から滝を見られるらしく歩き始めたが、道がよくなくでやめた。ここでは20分滞在。
  1つめの滝から10分ほど車に乗ったところで2つ目の滝に向うために下車。木の階段を下りていく。

 こちらは、シリタンの滝。1つ目の滝よりやや小規模で、展望台に水しぶきがかかったりはしない。展望台は小さいので大混雑だ。階段の上り下りも含めて20分滞在。
 
  10分ほどでドイ・インタノンの頂上の少し下に到着。このときの気温は18℃。心地よい温度だ。この日の最低気温の表示もあって9℃。早朝はかなり気温が下がるようだ。

 念のために防寒具を持ってきていたが、使わなかった。その代り。小雨が降っていた。傘をさすかどうか迷ったが、折りたたみ傘を乾かすのが面倒でささなかった。
  駐車場から階段と木道を少し歩く。とはいえ、トレッキングほどではなく、高原の散策って感じである。
  ほんの5分ほど歩いただけで、最高峰の表示板が現れた。2565.3341mということだ。細かい数字は測定方法でなんとでも変わると思うが。

 下左  ガイドによると最高地点は表示板のところではなく、遊歩道をはさんで、表示板と線対称の位置にある仏塔のたっているところのようだ。この仏塔は、インタノン王の墓だという。墓の土台の分、高いのは確かなのだが、本当はどっちが最高なのだろうか不明だ。

 下右  少し離れて別の仏塔があった。こちらは、インタノン王の慰霊碑らしい。
 
  一通り回って、遊歩道を下りてきたところにも、最高峰の案内板。もちろんこの看板のあるところが最高地点ではない。

 一周500mほどの遊歩道は満足のいくものだった。ここでは40分ほど滞在。
 
 駐車場の先には気象観測所のような感じの建物があったが、軍の施設で立入禁止だ。
ドイ・インタノンのツインパゴダ
 ドイ・インタノンの最高地点から10分ほどで、2つのパゴダに到着。

 パゴダは軍の敷地内にあり、駐車場への入口では検問がある。

 2つのパゴダは、プミポン国王とシキリット王妃のために建てられたもの。まず目に入ってきたのは、王妃のためのパゴダで、ナパポンプーミスリという。
 
 
 左左  2つのパゴダは相対する丘の上にたっている。はじめに、国王のためのパゴタであるナパメータニドンに上がる。

 左右  階段はつらそうだが、エスカレータで1階分ほど下まで上がることができる。
 
 
 王のパゴダの内部を見る。

 下左  パゴダより1階下から庭園に出ることができる。花がきれいに植えられている。

 下右  王ためのパゴダから王妃のためのパゴダを眺める。
 
 
 
 
  上左  王妃のためのパゴダもエスカレータを利用して上がった。

 上右  パゴダの中。

 左  パゴタの周辺は公園になっているのは王のためのパゴダと同じだったが、こちらは川まであった。
  丘の斜面が花園になっている。上から花園の中をあるきながらおりてきた。

 2つのパゴダでは1時間ほど滞在。
昼食そして下山
 もう13時を回り、かなりお腹がすいてきたので、いよいよ昼食かと思っていたのだが、少数民族の土産物屋に立ち寄り。

 20分ほどの滞在時間で、土産物を見るより、付近をぶらぶらしたかったのだが、あいにく雨脚がひどくなり、土産物屋のテントの下へ避難。
 
 日本のみかんと色合いや大きさがそっくりの柑橘類が売られていて、安かった。買おうかと思ったが、ホテルの冷蔵庫にはランプータンがまだ残っているし、買うのはとりやめた。
 
 さらに5分ほど移動して、ようやく昼食場所に到着。大勢が食事できるような場所は、国立公園内ではここくらいしかないのだろう。

 すでに14時近いので、みなさんお腹ペコペコで、運ばれてきた料理はどんどん減っていく。遠慮は禁物。

 下左  オムレツ。

 下右  野菜スープ。
 
 
 
 上左  野菜のカシューナッツ炒め。

 上右  こちらも野菜炒め系。

 左  スイカ。

  ツアー向けの作り置き料理なので、冷めていたのは仕方ないか。ツアーを好まない理由のひとつが、料理が作り置きで冷めた料理が多いことだが、まさにそうだった。外国人が多いので、辛くない料理ばかりだったのだが、味はまあまあか。
 昼食のあと、15時に出発。このままチェンマイに帰るのかと思っていたら、少数民族の村に立ち寄り。

 織物の作業を見学。織物の販売もしている。外には、アラビカコーヒーを売っていて、飲むこともできる。

 ここで20分ほど滞在したあとは、一路チェンマイへ。客をゲストハウスやホテルで下していき、自分と同じホテルの欧米人2人は最後におろされた。17時着。部屋で休憩。
サタデーマーケット
 チェンマイにはナイトマーケットが3種類ある。毎日やっているナイトバザール、土曜日のみのサタデーマーケット、日曜日のみのウィークエンドマーケット。場所がみな違う。

 ナイトバザールは完全に観光客向けだが、ウィークエンドマーケット、サタデーマーケットの順に地元民も多く繰り出しているように思えた。

 ホテルで2時間ほど休んだ後、19時ごろに出発。サタデーマーケットの開かれる城壁の南側の通りへ歩いて出かけた。30分ほどで到着。
 
 屋台のほか、地面に商品を並べて店を出している人もいる。

 まずは、どんな店がでているか、マーケットの端に向って、買い物をせずに歩いた。端まで500mほどあり、30分ほどかけて歩いた。

 下左  途中で飲物の試供品の無料提供をやっていた。

 下右  なんだかよくわからなかったがいただく。早速飲んだら、飲むヨーグルトだった。ちょっと飲物が欲しくなってきたころだったので、よかった。
 
 マーケットの一番端。この先には店はなかった。

 下左  逆向けに散歩しながら目をつけていたものを買っていく。

 果物屋台。昼間見たのと同じ柑橘類があったが、皮をむいたマンゴーを買った。

 下右  この日は、屋台で買った食べ物をホテルに持ち帰って食べることにした。マンゴーもホテルで撮影。
 
 
 
 上左  コロッケバーガーの屋台。

 上右  味はそこそこだが、ホテルに持ち帰ると冷めてしまって、美味しくなくなってしまったようだ。なるべくなら、その場で食べるほうがいいかな。

 左  ソムタムの屋台。つくりおきではなく、注文を受けてからパパイヤと調味料を混ぜてつくってくれる。
 
 持ち帰ったソムタム。辛みのきいた美味しいものだった。
 
 焼き鳥屋台。
 
 もも肉と串焼きを購入。
 
 練りものの屋台。
 
 しゅうまいを購入。

 買い物をしながら、1時間ほどかけて歩いた。入口のところにはトゥクトゥクも集まっていたが、さらに30分歩いてホテルに戻った。
 
 コンビニでビールを買って帰り、マーケットで買ってきた食べ物をいただいた。

 部屋でのんびりしながら、ビールが飲めるのはいいが、冷めてしまって、美味しくなくなってしまったものが多い。当たり前のことだが、やはり屋台食はその場でいただくほうが美味しいようだ。

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