1 日 目 プラカノン運河のボートとクローン・ラット・マヨム水上マーケット
プラカノン運河の乗合ボート |
上左 入国後、最初にしたことは、いつもと同じくSIMの購入。 上右 そのあと、地下に向い、空港鉄道の始発電車に乗車。 左 パヤタイでBTSに乗り継ぐ。いったんアソークで下車して、この日、泊まるジャスミン・シティホテルに向い、荷物を預けた。そのあと、再びBTSに乗車して、オンヌットまで乗車した。 オンヌットへどうしていくのか。オンヌット近くからプラカノン運河のボートがでているので、乗船するためだ。運河のボートとしては、センセーブ運河のボートが有名で、こちらは乗船しているのだが、これとは別にプラカノン運河にもボートが運航されているのだ。 |
上左 オンヌットからはBTSに沿って、10分ほど道を引き返した。やがて小さな市場がある。ここを通り抜けたあたりにボート乗場があると考えた。 上右 市場の中。向うに出たら、ボート乗り場あると期待。 左 予想通り、乗場があった。プラカノン運河のボート乗場だ。あのボートに乗船するのだろうか。 |
乗場にやってきた。出発する 気配はまったくなかった。8時に出発するらしい。まだ30分以上あるので、近くをぶらいついてくることにした。 事前に調べた段階では、始発が8時、このあと1時間ごととしている情報と2時間ごととしているネット情報がある。どちらにしても乗り遅れんないようにしなくちゃ。 |
乗場のそばの市場をぶらっと一周して、乗場に戻った。 |
8時前になって、2人つれの客が現れて乗船。市場でたくさん買物をしてきたようで、大量の荷物を持っている。船頭と話をしている。顔見知りのようで世間話でもしてるのだろうか。 自分も乗船する。水よけの青いシートを踏んで乗り込む。センセーブ運河の場合は、乗場に近づくと、船頭がシートを下げて、乗り降りしやすいようにしているのだが。何とかシートを踏んで乗り込んだが、なれていないので、乗りづらい。 乗船すると船頭がすぐにお金を集めにくる。15バーツ。 |
すぐに立派な寺の横を通過する。船着場があるので、乗降客があるときは停まるのであろう。 |
運河沿いに水上家屋が並ぶ一帯を通過。 下左 センセーブ運河のほうに向う、細い運河が分岐している。 下右 運河に沿って側道が作られている部分が多い。センセーブ運河の場合は、あまり見かけなかったように思う。今度は、運河を見ながら、側道を歩いてみるのも楽しいかな。 |
10分ほど乗船したあと1つの船着場で2人が下船し、自分の貸し切りボートのようになった。船着場は商店の前にあった。いろいろなものを売っている、なんでも屋のような商店だった。自家用のボートで商店にやってくる客もいるのだろう。2人はこの商店の人で、市場で買ってきたものをこの商店で売るのかな。 |
反対方向に向うボートとすれ違う。センセーブ運河のボートの場合は、対向方向のボートとすれ違ったときなど水しぶきがすいごい。シートで水をよけていても、多少はかかる。運河の水は汚く、口に入らないように気をつけているが、かかる程度はしかたないとあきらめている。 ここプラカノン運河のボートは水しぶきについては心配無用。スピードを出していないので、水しぶきがかかることもない。 下左・下右 運河沿いにはたくさんの寺がある。寺ごとにボート乗場があるが、乗り降りする客はなし。 |
モスクも出現。センセーブ運河の場合も、東の方に行くとモスクが現れた。バンコクは東部にムスリムの居住地が集中しているのだろうか。 |
間もなく別のモスクの横を通過した。こちらも船着場がある。 |
35分ほどで終点に到着。何もない殺風景なところで降りる。頭上の高架橋はシーナカリン通りだ。 |
上左 シーナカリン通り。南へと5分ほど歩く。 上右 イアム・ソムバット市場へ。 左 ローカルな市場なのだが、店が整然と並んでいて、床も水浸しということはないし、太陽の明かりも入ってきている。東南アジアに多い、暗いじめじめした市場ではないのが特徴だ。 |
イアム・ソムバット市場のもう一つの特徴は、ムスリムの客が多く、売り子もムスリムが多いことがある。この近辺がバンコクのイスラムエリアだのだろう。 下左 いったん船着場に戻った。ちょうど9時なのだが、ボートが出る気配はない。やはり、2時間ごとの運航で、次は10時なのだろう。 早く次の目的地に行きたいので、復路はバスを利用。市場よりも南のほうで、プラカノン駅の方面に行くバスに乗車だ。 下右 プラカノンの駅名標。 |
パセオパークとクローン・ラット・マヨム水上マーケット |
BTSを乗り継いで、バンワーにやってきた。BTSシーロム線の現終点だ。工事が行われていてBTSの駅と直角に交差するような路線がほぼ完成している。 MRTの駅ようだ。MRTは現在は地下鉄部分だけだが、延伸工事をしていて、延伸部分は多くが高架鉄道だ。現在のMRTが伸びて、バンワーにやってくるようだ。 下左 BTSの駅の下のあたりから146番のバスに乗車。このバスでパセオパークの前で下車する。 |
上右 パセオパークの外観。パセオパークの場所はよくわからなかったので、車窓を注意深く見ていた。鳥居がみえて、ここだと思い下車した。他にも客が下りたので、あわてなくてもよかった。 左 入口には大鳥居があり、くぐって入る。ここはショッピングセンターなのだが、日本趣味であるのが特徴。ターミナル21の一つの階が日本趣味で統一しているが、パセオパークもそのノリなのだ。 |
上左 屋内に入ると、ちょうちんがたくさんぶら下げてある。 上右 ちょうちんには「お金」とか「幸運」とか書いてある。 左 建物内には日本風の川まで作ってある。 |
造花による桜並木もつくってある。木の下は休憩所風になっている。 下左 店舗は日本家屋風になっている。日本の企業も多く出店している。 下右 マスコットの犬も和服を着せてあるようだ。 しばらくパセオパークをぶらついた。続いて、ここの近くにあるクローン・ラット・マヨム水上マーケットに歩いて向う。 |
パセオパークはカンチャナピーセーク通りという大通りの西側に面していて、これから向かうクローン・ラット・マヨム水上マーケットは東側に渡って、1kmほど歩いたところにある。このまま真東に行くと、トンブリーあたりになるようだ。 大通りを渡る歩道橋の上からパセオパークを見た写真。左端の白い丸屋根がパセオパーク。 |
上左 暑い中、20分ほど歩くと小さな運河があって、その両側に店舗が並んでいるのが見えて、水上マーケットだとわかった。道路に面しては、1軒の店舗があるくらいにしか見えず、車だと通過してしまいそうだ。 上右 道路に面した入口の建物。 左 入口の間口が狭いのに反して、奥行きはとても長い。運河に沿って300mくらいの区間の間、運河の両側に店舗が並んでいる。人出もかなりある。入口近くの駐車場は車であふれかえっていた。 |
すでに14時ごろになっていたが、遅い昼食をとることにした。水上マーケットで昼食をとろうと思い、バンワーでバスに乗り継ぐときやパセオパークの中では何も食べなかったのでお腹がすいていた。 いろいろな種類のパッタイを出していた屋台があったので、そこに決めた。 |
エビのほかポップコーンのようなものがたくさんのったパッタイを選んだ。量がやや多めで、これだけでお腹も膨れた。 |
食後もどんどん歩き進む。どこまで続くんだって感じだ。運河に沿った道に店舗が並び、面の広がりがあまりない水上マーケットだ。 下左 さとうきびジュースを売っていたので1本買った。 下右 テーブルがあったので座ってジュースを飲んだ。さとうきびジュースだと思ったのは間違いで、何かのフルーツであった。でも、美味しかったのだが。 |
運河クルーズをやっていた。売り込みも激しく、乗ってみようかなとも思ったのだが、1時間くらいだと聞いて、狭いボートで1時間はちょっとつらいかなと思いとりやめた。 |
ボートで商品を販売している人もいた。水上マーケットでも、ボートでの商品販売はあまり見かけないので、見ることができてよかった。 |
道路の下の部分。頭を下げて通り抜けなければならない。 下左 水上マーケットで楽しんだ後はホテルに向う。パセオパークの前にある、先ほど渡った歩道橋の下のところのバス停から146番のバスでバンワーに戻った。 下右 バスはドライバー横にエンジンの大きなふくらみがある古いバスだった。 バンワーからBTSに乗り、サイアムで乗り継いでアソークに向った。 |
ホテルのラッキーアップグレード |
バンコクの定宿はジャスミン・シティホテル。バンコクでは満室で予約できない場合以外、ここ何年か、このホテルにずっとお世話になっている。 値段は時期によって違うが、最近はちょっと上がって7000円程度。どんな部屋でもいいなら3000円程度でも泊まれるホテルもたくさんあるバンコクだが、日本で7000円でどこに泊まれるかと考えると、かなり値打ちがあると思い、ここを定宿にしている。 ホテルに着いたのは17時。チェックイン手続きをしたあとで、ラッキーなことに、今日は部屋を無料でアップグレードしたと伝えられた。 部屋への行き方が複雑だということで、今回は部屋まで案内がついた。ホテルと隣り合って、スクンビット通りに面して、下の階が店舗などになっている建物があるのだが、その建物の部屋だった。アップグレードは2回目なのだが、スクンビット通り側の建物に泊まるのは初めてだ。 部屋に入って、あっと驚いたのは、その広さ。普段と泊まっているスタンダードルームでも自分には十分な広さなのだが、普段の部屋の3倍くらいある広さだ。 |
奥のほうから撮影した写真。満足しすぎる部屋だったが、あえて難を言えば、写真左端に見える階段。その左側に入口があって、電灯とつけずに暗い中で進もうとすれば、階段で転ぶ危険がある。だから、この点だけは気をつけていた。 最近ちょっと値段があがっているので、別のホテルを検討することもでてきているのだが、今回のアップグレードは、また泊まってくださいっていう気持ちの表れと受け取って、今しばらく、ここを利用し続けようと思った。 |
バスルームもとても広い。無駄なスペースといえば、確かに無駄なのだが、バスやトイレを使っていて、圧迫感や閉塞感がないのが気持ちいい。 下左 バスはジャグジーつき。夕食から帰ってきたあと、思う存分、利用させてもらった。 下右 チャーンビール2本、無料サービスがある。以前はシンハビールがサービスされていたのだが、変わったようだ。夕食にはまだ早かったので、ビールを1缶あけた。行きの機内でもらったけど食べなかったおつまみを食べた。 |
部屋でしばらく休んだ後、夕食に出かけた。疲れていたこともあり、遠出するのが面倒くさくなり、ホテルの前の食堂に行った。写真の背後に写っているのがホテル。 シンハビールの大瓶を注文。シンハビールの大瓶が生産中止になって、2年あまり。苦情が相次いだのだろうか、復活を果たした。大瓶復活のことはすでに聞いていたのだが、自分が飲むのは、今回が復活後はじめて。 やはり、ぐぐっと飲むのには大瓶がいい。ぐぐっと飲んでおいしく感じるのだから。大瓶のビンは生産中止のあと廃棄したのだろうか。復活した大瓶のスタイルはどことなく中瓶のスタイルに似ていて、中瓶を大きくしたような感じで、かつての大瓶とはどことなく違う。ラベルが細長いからだろうか、瓶自体も細長く感じる。 下左 脂っこいものがのどを通りにくそうだったので、野菜炒めにした。でもちょっとあっさりしすぎたかな。 |
上 ライスは注文しなかったのだが、なぜかついてきた。本当は焼飯か焼きそばにしたかったのだが、まぁいいか。 |
左左 ホテルに戻って、ウェルカムドリンクをいただきにラウンジに立ち寄る。ジュースであることは前回わかっていたが、同じだった。 左右 ジャグジーバスを楽しんだ後、無料サービスのチャーンビールを飲んで1日を終えた。 |