2 日 目 雨季に入ったバンコクを実感
バミージャップガン |
朝、目覚めると、ものすごい雷雨。タイの豪雨は今までにも経験しているが、雷には驚かされる。雷はタイではあまり記憶がなく、日本でも滅多にないような激しい雷が続いていた。前日、バンコク到着時に、雷雨のために空港が一時閉鎖されて、到着時には早朝にもかかわらず、入国審査場にすごい列になっていたのもなるほどと思った。
ホテルのレストランで朝食。よくあるビュッフェ式。定宿のジャスミンと比べると、味も料理の数も太刀打ちできないが、かといって不満に思うほどではなく、まあまあだ。 |
粥とジュース。 IBISナナは朝食付き料金でしか予約ができず、予約時には、朝食は外食にしたいので、朝食抜き料金もあればいいのに、と思っていた。でも、このときは朝食付きでよかったなと思った。 食後も、雷雨がおさまる気配がなく、外出不可能なので、雨が止むまで部屋ですごすことにした。10時ごろ、傘をささずに歩ける程度の小降りになってきたので、外出することにした。 前日、行ったけれども営業していなかったバミージャップガンにまず行くことにした。 |
上左 スクンビット通りからチャイナタウンへ向かうバスを待ったのだが、なかなかやってこない。30分以上待ったが、こないのであきらめて、BTS、MRT、バスを乗り継いで行くことにした。 BTSはサヤーム乗継でサラディーンへ。そしてMRTシーロムまで歩く。乗換駅ではあるが、移動距離が結構ある。写真は、サラディーン駅から移動途中の風景。アソーク乗換にしたほうがよかった。 上右 MRT終着のファランポンから短区間だがバスに乗車。 左 チャイナタウンで下車。この付近、何年か前から長らくMRTの工事が続いていて、駅もできる。駅ができるとチャイナタウン訪問も格段にしやすくなるので、早く完成してほしいものだ。 すでに12時近くになっていて、バミージャップガンに向った。幸い、雨は完全にあがった。 |
前日は閉店していたが、この日は無事に営業していた。店頭で調理していた。麺をゆでて、器に麺と具を入れてある。スープを注げば、すぐにできあがるようにしてある。 下左 店頭ではひとつのテーブルを使って、焼豚を切っていく作業をしていた。 下右 この店はテイクアウト客も多いらしく、持ち帰り用に麺を包んだものもたくさん用意してある。 |
外のテーブルと店内の両方で食事できるようになっているが、調理台の間を通って、店内に入った。 下左 店内のテーブルはなかば物置き場のように雑然としていた。店頭で湯気がもうもう上がっているため、店内もかなり暑いこともあって、外のテーブルで食べたほうがよかったと思った。 下右 調味料は、どの店にもあるように、ナンプラ、酢、唐辛子、砂糖の4点セット。 |
この店のメニューは単純明快で、バミー・ヘーン(汁なし麺)とバミー・ナーム(汁あり麺)の2種類だけ。バミー・ヘーンを注文。 この店は麺の量が多いことが有名。ピセー(大盛り)も注文できるが、タマダー(並盛り)でもかなり多く、他の店ではありえない量だ。ジャンプガンとは労働者という意味で、労働者のために大盛りにしているということか。バミー・ナーム・ピセーなら食べるのに苦労するかもしれない。具は焼豚のほかゆでたキャベツが入っている。 味は薄めなので、調味料を入れて辛くしていただいた。今度はバミー・ナームをいただきにこようかな。 |
麺を食べた後、街歩きは前日もしているので、もういいやと思い、ファランポンに向うためバス停に向った。 途中、小さな青空市場があり、手招きされた。ランプータンを1kg40バーツで売っていたので、これは安いと思って買った。冷蔵庫で冷やして食べることにしよう。ところが、少し後で、軽トラックを使った巡回店が1kg30バーツで売っていたので早まったか。 |
大雨に遭遇&ガレージ食堂 |
チャイナタウンからバスでファランポン、MRTでシーロムへ。このあとBTSに乗り換えるのだけれども、この機会を利用してシーロム近辺を街歩きしようと思った。 BTSのサラディーン駅まで戻ったあと、歩き開始。ところが、10分もたたないうちに、急に雨が降り始めたかと思うと、1分後には土砂降りになった。 下左 急きょ、ビルの駐車場の入口に駆込み、雨宿り。スコール性の雨だと思い、すぐにやむだろうと思っていたら、30分経ってもやむ気配はなく、疲れてきた。1時間ほどたって、やや小ぶりになってきたので、駅近くのショッピングセンターまで戻り、その中に入り込んだ。折りたたみ傘を濡らしたくなかったので、傘を使わなかったので、服がかなり濡れてしまった。 |
左 通りがかったショッピングセンターの地下にあるカフェでしばらく休憩。ビスタカフェという店だったが、チェーン店のようだ。初めての入店だが、タイローカルの安いチェーン店って感じだ。カフェなのに、文房具とか雑貨も置いているのが特徴かな。 上右 キャッシャーで目についたコーヒーフラッペを注文した。値段は忘れたが、庶民的な値段設定だった。 |
1時間ほど粘った後、地上に出ると雨はやんでいた。BTSでナナまで戻り、ホテルまで戻ると、16時。この日は特になにもしていないが、時間だけは早く進み、暇に感じるとかいうことはなかった。 3時間ほど休憩し、19時前に夕食のために外出。傘はささなかったが、また小雨が降っている。ほとんど一日中、雨が降る続くのはタイでは珍しいのではないだろうか。タイでこのような天気は、今までで初めての「経験だと思う。 夕食をとるためにやってきたのは、前日に引き続きガレージ食堂。 |
上左 この日は、入口の向って左側の店に入った。 上右 メニューの冊子は右側の店と共通で、料理の種類も値段も左右同じだった。 料理がくるまで、リオビールを飲んで待った。 左 クンパオ(焼きえび)。殻をむくのに時間がかかるので、量的に少ないのに食べ応え感がある。タレをつけて。いい味になる。200バーツ。 |
ソムタム。50バーツ。 この店以外でも食べてみたかったので、この店はこれだけで切り上げた。 |
上左 旅行の1ヶ月ほど前に屋台制限令が出されていた。ガレージ食堂の夕食後、スクンビット通りのナナ駅からアソーク駅の間、並んでいた屋台はどうなっているか見に行った。以前は衣類や雑貨の露店、一部は食べ物の屋台が延々と続いていた。 あっと驚いた。露店や屋台は一掃されていて、歩道からは見えにくかったスクンビット通りが見渡せ、歩きやすくなっていた。以前は人をかきわけ歩いたものだったが。 上右 タイ語のたて看板があった。内容は不明だが、屋台制限令について書いてあるのだろうか。 左 建物にへばりつくように営業している露店があった。建物の敷地内であれば、建物の所有者の許可があれば、営業できるのであろう。 |
警官のパトロール詰所があった。2人写っているが、直前に2人がパトロールに出発したところだった。 以前はこのような詰所はなかったから、単に犯罪防止というだけではなく、違法な露店、屋台の摘発のために設置されたのだろう。屋台が禁止されても警官がやってきそうなら撤去し安全なら屋台を出すような業者もタイなら考えられるから、常駐して取り締まっていると考えられる。 |
スクンビット通りは露店、屋台が禁止されたようだが、ここのソイに入ると屋台が健在だった。屋台制限令は多くのエリアで実施されているが、ここのソイは除外のようだ。ほかのエリアのソイは調べていないが、大通りで営業できなくなった屋台もここのソイに移動して営業できるし、バンコクから屋台文化が消滅なんて事態にはいたらなさそうだ。 |
美味しそうなにおいにひかれて串焼きの屋台にやってきた。鳥とイカの串を注文したら、あぶってくれた。 下左 串焼きはホテルに持ち帰っていただいた。 下右 コンビニでは缶ビールを買って帰った。ARCHAという銘柄で、今まで見たことがなかったので、輸入ビールかと思ったが、よく見るとタイ国産ビールだった。3大ビールに比べるとあまり売れていないのだろう。 |
上左 コンビニではカップラーメンも購入。タイの日清食品のものにした。 上右 部屋にあったミネラルウォーターを沸かして湯を入れ、いただいた。 左 冷蔵庫に冷やしておいた1kg40バーツのランプータン。20個くらいあった。半分くらい食べ、残りは翌日にまわした。 |