part1 - 1日目後半     

国父紀念館からTAIPEI101に向かったが、その途中に台北市政府があった。市政府とは市役所ということだろう。

TAIPEI101に到着。101階建てということからTAIPEI101という名がついている。高さは508mで2005年5月現在で世界一。2004年秋に完成したが、それまではクアラルンプルのペトロナス・ツイン・タワーの452mであった。また、2005年5月現在、ここのエレベータは世界最速である。

下部はショッピングセンターになっているが、塔の部分は、国際金融センターになっていて、証券取引所などが入居している。展望台は89階にあって、6階から40秒で上がることができる。とはいうものの、エレベータに乗るのに10分ほど待ったのだが、、 なお、展望台が正式オープンしたのは、2005年3月。

上の画像は、展望台からの眺め。雲に隠れて下界が見えないこともあるとのことだが、訪問したときは幸いよい眺めだった。降りるときも10分ほど待ってエレベータに乗車。 地上に下りると、ちょうど日が暮れた。

続いて、1kmほど歩いて臨江街観光夜市へ。ビジネス街に近いが、夜市の通りだけは食べ物屋が立ち並び雰囲気が違う。ここで夕食をとることにした。

まずは、福州魚丸冬粉湯と割包。魚の団子入りのビーフンのスープと焼豚と野菜をはさんだ蒸しパン。スープは何種類かあり、割包は赤肉と白肉つまり脂身のあるのとないのがあり、赤肉を選んだ。

続いて、牛肉麺。うどんのような麺に焼豚状の牛肉が3,4枚浮いている。スープも薄味で日本の肉うどんのような感じだ。

さらに愛玉をデザートに。愛玉は果実だが、その種を水の中でもんでいると、水がゼリー状になるらしい。それが愛玉ゼリー。本来は無味だが、レモンと砂糖で味付けしてある。

夜市で満腹になったあと、歩いてMTR木棚線の六張犁まで。木棚線は、高架鉄道である。ここから忠孝復興まで乗車。ここは板南線との乗換駅だが、乗り換えずに下車。

歩いて微風広場というショッピングセンターへ。その中に黒松世界が目的地。

黒松沙士は、台湾の代表的な飲料である。コーラのようなものだが、少し違う。昔の黒松の製品や広告の展示や、昔の黒松取扱店のセットがあったりする穴場。

再度、忠孝復興まで戻り、板南線で台湾車站で下車とならずに、龍山寺まで。龍山寺は駅からすぐ。

この寺、台北では一番歴史のある仏教寺院だという。すでに夜10時であるというのに、お参りにやってくる人は多い。

続いて、すぐ近くにある華西街観光夜市へ。ここの夜市は、先ほど訪問した臨江街と同じく、一本の道路の両側が500mほどの区間にわたり、食べ物を中心とした店になっていて、屋台も出ているという点では同じだ。

違う点をあげれば、ひとつは、アーケードがあるという点。もうひとつは、蛇料理の店やスッポン料理の店が多いこと。蛇やスッポンの画像は撮影禁止にしている店が多く、撮影できなかった。

先ほど、かなり胃袋に入ったはずなのだが、美味しそうな食べ物を見ていたら、つい食べたくなって、ここの夜市でも少し食べ足すことになった。

まずは、担仔麺。さっぱりしたダシに太目の麺。具は、小エビに焼豚、それに肉味噌。器は小さく、もう1杯でも食べられる感じだが、1杯にしておく。この麺、台南がはじまりの麺らしいが、先ほどの夜市 でも、ここの夜市でも、いろいろな店で出しているようだ。

夜市から出て、駅に向かう道すがら、おいしそうなかき氷屋を発見。つい入った。いくつかの具があり、好きなもの4つを選んでトッピングするというシステムだ。マンゴー、ゼリー、いちごジャム、白玉をトッピングしたものが上。またまたたくさん食べてしまった。

このあとようやくホテルに戻ると23時を過ぎていた。14時から動き始めたので、9時間あちこち動き回ったことになる。

 

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