台 南  3日目

   

 もう日本に帰る日。台北の場合は、帰る日でも午前中は時間を使えるが、台南ではそうはいかない。9時2分発の自強号の切符を前夜、購入したのでそれに間に合わせる。

 それでも、ホテルの朝食はとらずに虱目魚粥を食べるために出発。7時15分。1時間でホテルに戻らねばならない。

 阿川虱目魚丸80年に行ったが、ここは虱目魚肚湯はあるが粥はない。で、(22)虱目魚肚湯(40元)と(23)肉燥飯(15元)を注文。

 スープとご飯が別々のタイプでも、十分、虱目魚に舌鼓を打てたのだが、やはり粥が食べたいって思った。まだ、時間はある。それで、前日に歩きながら見つけた、阿堂鹹粥へ。いろいろな粥があるのだが、もちろん(24)虱目魚粥(60元)を注文。

 美味しかった!虱目魚は粥にとてもあう魚だ。台南では、小吃を全部で24品、食べることできた。それでも、肉包、魯麺など試してみたいものがまだある。また、台南B級グルメ、味わいにやってくるぞ!

 粥を食べに、ホテルから2kmくらい離れたところまで来てしまったので、大急ぎで戻るのだが、すでに8時45分。危ない、危ない、、

 すでに、帰る準備はできていたので、ホテルでは部屋に荷物を取りに行き、手洗いをすませて、8時50分チェックアウト。

 駅までは5分。すぐにホームへ。改札口を入ったところのホームから出発なので階段の上り下りは不要。しばらく列車を持つ。あ〜あ、間に合った。

 やってきた自強号は松山行き。松山は台北の次の駅。台北は地下駅で、折り返しの構造もないので、西部幹線の大部分の列車は、松山かそれより遠い基隆などへ行く。

 下の「」という表示は、彰化-竹南で、内陸側の路線を経由するということ。 

 彰化-竹南で、海岸側の路線を経由する列車もあり、そちらは「海」と表示される。だが、大部分の列車は山線経由だ。なぜなら、途中に、大駅である台中があるからだ。

 台湾の大都市を人口順に4番目まで書くと、台北、高雄、台中、台南だ。今回、台中は通過したが、いろいろな有名箇所に行く経由地なので、いずれやてくるだろう。

 車内はほぼ満席。前日に切符を確保しておいてよかった。

 台中を発車してしばらくしてから、弁当の車内販売があった。弁当は、台中の弁当屋の製品で「鐡路飯盒」という名がついていて、80元。

 桃園着は12時35分。3時間33分の乗車。高雄-台北 は4時間34分だから、西部幹線の8割を乗ったことになる。

 さて、桃園で下りたが、中正機場行きのバス乗場がよくわからなかったのだ。駅の画像の向かって左にデパートがあり、その前のバス停 に、付近のバス停の地図があり、空港行きバスの乗場を確認。

 それで、もう大丈夫だから、少しの時間で、と思いデパートで土産物を買った。地下の菓子売場を利用したのだが、ちょっと長居しすぎてしまった。

 乗場に行ってみると、ガァ〜ン、大ショック。乗場に着いたのが13時11分くらいだったのだが、何と13時10分にバスが出てしまったあとだったのだ。 デパートに少し長くいたための失敗だ。

 次のバスは13時45分。その時間を利用して、バス時刻を書き写したり、駅から乗場までの風景を撮影したりした。

   桃園站前の中正機場行きバス 乗場への行き方を ご利用ください。

  桃園から中正機場まで、そう遠くないにもかかわらず45分かかった。このバスは空港バスではなく、空港に乗り入れている市内バスで、たくさんの停留所に停車するからだ。でも、なんとか、出発2時間前に空港に 着けた。

 日本アジア航空で帰国。機内食は、和食もあったが、東坡肉(トンボウロウ)をチョイス。

 台南の旅は良かった。台南の虱目魚粥はまた食べにきたい。今度は、他の街へ来て、台南で食事をするというパターンになるのかな。などと考えながら、帰国した。

 

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