4 日 目 陽 明 山 行 っ て 帰 国
さぁ、最終日。7時に宿を出て、まずは、朝食を食べに、阜杭豆漿店に行った。豆漿の有名店である。 地下鉄善導寺駅の真上なのだが、宿から歩いても20分ほどなので、歩いていった。
すでに、すごい行列。並んでいる間に、注文する品を紙に書いて準備した。 よく見ると、「内用」「外帯」とあって、「内用」に並ぶべきところ、「外帯」に並んでしまったので、買うときに身振りで説明した。 |
注文したのは、鹹豆漿、蛋餅、飯[米團]。 [ ]は2字あわせて1字。 豆漿は、味つきの豆乳、鹹豆漿は、さらに醤油のようなのを入れて辛くしている。 蛋餅は、玉子焼きをクレープで巻いたようなもの。 飯[米團]は、油条、切干大根、ミンチ肉などの入ったおにぎりで、すごいボリューム。 しめて、80元(約320円)。朝から満腹。 |
次に、陽明山に向かう。阜杭豆漿店から台北駅の北側のバス停まで歩いてやってくると、陽明山行きの260番のバスが停車中。 走って、待ってもらって乗車。前もって陽明山までの運賃40元を払うと、細長いカードをくれた。これは、降車時に運転手に渡す。40分間、坂の多い道を立って乗るのはつらい。 陽明山のバスターミナルで下車。すごい行列ができていたのは、陽明山エリアを周遊するバス。 |
陽明山と一口に言っても、かなり広い一帯だ。ガイドブックを見ていたときは、バスターミナル周辺の陽明公園や中山楼のあたりだけしか頭になかった。 左の看板を見て、陽明山一帯を歩こうとすれば、一日がかりだなとわかった。とはいうものの、この日は帰国日。昼前には陽明山から下山するバスに乗らなくてはならないのだ。また、次の機会にやってこようっと。 |
まず、向かったのは中山楼。これは、孫文生誕100周年を記念して、蒋介石時代に建設されたもので、国民大会(日本の国会にあたる)の会場などとして使われてきた。 ここが見学できるとのことでやってきたのだが、そう甘くはなかった。平日に4回のガイドツアーがあって、そのときでないといけないのだった。この日は日曜日。やはり出直さなければならないようだ。 |
バスターミナルまで戻り、今度は逆方向の陽明公園へ向かった。 陽明公園は、木々に囲まれた散策地といってよい公園。ここを端の滝のあるところまで往復することにした。
散策路は複雑に入り組んでいて、案内図を見ても、自分がどのあたりにいるのか、はっきり把握できなかった。 |
木々がたくさんあって、日陰を歩ける箇所が多いのはいいのだが、いざ、写真をとろうとすると、遠方がよく見えるようなところがあまりないのだ。 左の景色は、数少ない展望の開けた場所から撮影したもの。 遠方には台北市街もうっすらと見えたのだが、この画像ではほとんど写っていないようだ。 |
陽明公園の一番奥に滝がある。で、滝まで行ったのであるが、、 期待していたような滝ではなく残念。 バスで台北に引きかえす時間が近づいているので、滝まで行って、すぐにバスターミナルに戻った。戻るのに30分ほど。 幸い、バスターミナルまで戻ると、数分のうちに260番のバスがやってきて乗車。 いつしか眠気が襲い、睡眠タイムになった。気がつくと、もう下車予定の国賓大賓館(アンバサダーホテル)。すでに12時前だ。 これで、今回の台湾旅行はほぼ予定を終了。 |
軽く昼食。温州大餛飩麺。あっさり味で、日本のうどんのようなスープだ。麺も コシがなくて、日本のうどんそっくり。 このあと、買ってくることを注文されている李製餅家の鳳梨酥(パイナップルケーキ)を購入。 中山駅から地下街を歩いて、国光客運の桃園機場行きバス乗場まで行った。 ほどなく、空港行きのバスがあり乗車。 |
空港に着いてから天候が悪化。土砂降りの雨となった。飛行に影響がないことを祈っていたら、出発の前には雨もやんだ。
機内食はシーフードカレーに選んだ。まずまずの味。出発は少し遅れたが、関西空港には定刻に到着。金門島の旅を無事終えることができた。
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