2 日 目 基 隆
基隆へ |
![]() 8時過ぎにホテルを出発。台北駅にすぐにつき、食事をしようと思ったが、駅の中で開いているお店がみつからない。いまさら、駅の外まで行って、開いているお店で朝食というのも面倒なので、朝食は駅のコンビニで肉まんを買って、立ち食い。 8時30分発の基隆行きの区間車に乗車。基隆までは41元(約120円)。 |
![]() その次は「汐止」。なんとなく日本の”汐留”を連想させる。あたりは、台北の郊外で都市化がすすんでいる。 |
![]() 日本と台湾を船で行き来していた時代には、台湾の北の玄関であった「基隆」。駅の構内もかなり大きいが、かつて線路がたくさんあったであろう部分が工事中で、使用中のホームは改札と同一平面で行き来できる3線だけであった。 |
![]() 現在は「第二月台」の部分は工事中であり、地下道も探してみたけれども。どうもなくなっているようだった。(現在は「第二月台」が、図の「第一月台」の一部を切り込む形で設置されている。)昔のものが、そのまま放置されているようだ。 |
![]() この建物、今は「陽明海洋文化芸術館」となっているようだ。また1915年の建築であることもわかる。 帰国後調べてみたら、建築当初は、日本郵船ビルだったそうだ。日本郵船の基隆の事務所だったのが、今は台湾の船会社のものになりミュージアムとして使われれる。 |
![]() 今も、台湾の税関が使っているようだ。
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![]() 上右 駅に戻る。バス停から見た駅舎。 左 101のバスで終点の和平島に向かう。運賃は不明だが、ユーユーカードが使えるので気軽に乗れる。 |
和平島 |
![]() 仕方がないので、終点から歩くことにした。ただ、和平島公園のバス停から歩くのとは違うルートになるようだ。雨が降っているのでちょっと大変。 バスを降りたあたりは水産物の店が並ぶ。 |
![]() 貿易港のほうを内港、漁港を外港と表記している案内図もあった。 魚屋を少し見て回った。車で乗り付けてきている客も多い。台北あたりからきているのだろうか。
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左 龍目井。由緒ある井戸のようだ。 上 今は機械で自動取水していて風情に欠ける。案内板で昔は普通に水をくみ上げる井戸だったことがわかる。 |
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左 社寮砲台。大砲があった穴だけが残されている。ここに上がるには、車道から15分ほど歩く必要があった。 上 砲台の下の部分。ここで大砲を操作したのだろう。 |
![]() この日は雨だけじゃなく、風もあり傘が吹き飛ばされそうだった。波もきつくて、千畳敷が波にさらされている。海岸まで行って波がきついようなら海浜公園は断念しようかと考えた。 |
![]() 波の程度によってどうするか考えるつもりだったが、その必要もなかった。 |
![]() 先ほどと同じ道を引き返してバスの終点まで戻った。これで和平島の観光は終わり。
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雨の中の基隆散策 |
![]() 和平橋を歩いて渡り、島から台湾本島に戻った。このとき、橋の上はすごい風で、海上の風の強さを感じた。 |
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金瓜石で採れた金鉱や銅鉱の輸送を目的に1930年代に建設された12.3kmの軽便鉄道の終点がこの八尺門駅。駅に隣接して鉱石積み出し用の港がつくられた。金瓜石の鉱石は軽便鉄道によってここに送られ、ここから日本に輸送された。 |
![]() 鉱石を積んだ貨車は、3階部分に入ったという。ここが3階部分。そして、鉱石を1階へ落として、船に積み込んだという。 |
![]() 古い建物が多いうえ、商店のなかに、二輪車や機械を修理する店が多くて、建物や道路が黒ずんでいるのだ。この日は雨が降っていたので、余計に暗いイメージを持った。 |
![]() 下左 内部の廊下。 下右 2階に上がる階段の踊り場からの様子。 |
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![]() 降りたあたりは、コンテナを積み込むターミナルの横であった。クレーンでコンテナを積み込む作業をしていた。 |
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![]() 上右 店内。すでに13時も回り、客も来なくなってきたようだ。 左 弁当。肉丼ふうで、野菜のおかずもついている。 |
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![]() 上右 中正公園に上がったところに巨大建造物があってびっくり。中は祭祀に関するミュージアムだったが、面白くなかった。 左 展望台からは基隆港がよく見えた。山の中腹にはKEELUNGの文字があった。夜間はライトアップするのかな。 |
![]() さらにすすむと、別のモニュメントがあったのだが、雨も降ることだしパスした。 |
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![]() 上右 乗車した区間車の車内。以前は区間車といえば、横に長いシートばかりであったが、朝に乗ったときもだったが、MRTと同じような配置の座席であった。 左 台北に到着後、台鉄弁当を買った。明日の朝食用にだ。 |
ミニオフ会 |
![]() kimcafeさんは、同時期に台湾を旅行されていて、台南、嘉義、台中と回って、屋台グルメめぐりをしていらっしゃる。この日は台北泊まりとのこと。 店につくと人だかりがしている。名前を言って順番待ちをするようだ。20分ほど待たされた。 |
![]() このビン入り生ビールを見たのは初めてだ。台湾ビールのビン生は飲んだことがあるがこんなビンではなかった。 それもそのはず、帰国後に調べたら、2012年6月から販売され始めたばかりのようだ。ビンにはonly 18 days と書かれていて、賞味期限18日というのがウリのようだ。 台湾ビールは飲みやすいが、生ビールも飲みやすい。 kimcafeさんとは、海外旅行のことや、ネット生活のことなど、話がはずみ、時間を忘れるほどだった。ビールと料理もそっちのけで話していたという感じだった。
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![]() 2時間ほど歓談して、店をあとにした。台北車站で再開を約束してわかれ、ホテルに戻った。 kimcafeさんありがとうございました。 |