13日目   クライストチャーチへ
フェリーで北島から南島へ
 朝食。

 野菜といちごは夕食の残り。

 7時すぎにチェックアウト。フロントは閉まっているので、玄関にあるキーボックスに入れておく。

 12日間、楽しんだ北島からいよいよ南島に向かう。
 
 北島と南島を結ぶフェリーは2社が運航している。1社は駅のそばに桟橋があり、もう1社は駅から1.5kmほど海沿いに歩いたところにある。フレキシーパスで乗れるフェリーは、駅から離れているほうのフェリーだ。

 駅から連絡バスも出ているのだが、桟橋に着く時間が出発時間ぎりぎりで、バスが見つからなかったら困るので、歩いた。

 桟橋が近づいてきて、フェリーも見えてきた。
 フェリーターミナルに着くと、チェックインの手続き。フレキシーパスの予約画面とパスポートを見せて、乗船券をもらう。荷物はここで預ける。

 
 しばらく待合室で待った後、いよいよ乗船。予想外に大きな船で、乗船口のある階まではエスカレーターでの移動。

 下   最前部に近い席に座ることができた。8時45分発。
 
 上   ウェリントンのある湾から外洋に出ると、早くも南島の山が見えてきた。

 左   船内を少し探検。子供向けのショーもやっていた。
 
 上   船は南島の湾に入っていく。この湾がマールボロサウンド。

 NZでは、フィヨルドはサウンドといっている。ややこしいのは、フィヨルドじゃなくても細長い湾はサウンドといっていること。

 北島と南島を結ぶフェリーの航路の3分の1は、マールボロサウンドの中を通るのだった。事前には知らず、乗船して初めて知ってびっくりした。

 マールボロサウンドは、フィヨルドでなく、両側がリアス海岸の細長い湾なのだ。

 左   船の位置をあらわす画面。左の赤が目的地、青が現在地。ちょうど幅が1kmほどの区間を通っている時の画面。
 
 12時15分、南島の北部の街ピクトンに到着。

 荷物は飛行機の場合と同じようにターンテーブルで運ばれてくるのを受け取る。
バスでピクトンからクライストチャーチへ
 バス停へ。左の三角屋根の建物が荷物受取所。

 ピクトンは南島北部の中心の街なので、できれば泊まりたかった。NZ各地の宿泊地の宿泊数を足していくと日数がオーバーし、ピクトンは泊まるのをあきらめた。
 バスを待つ間に、前日にスーパーで買った菓子パンを昼食にする。
 13時30分発、クライストチャーチ行きのインターシティバス。
 
 ワイン産地のマールボロはバスルートからはずれているが、マールボロに近いところではぶどう畑が続いていた。
 やがて、海岸を走る。北海道の広尾から襟裳岬に行くときに似た感じの海岸で。崖下には落石から車を守るシェルターが続く。

 やがて野生のペンギンを見た。野生のペンギンを見たのは、2008年末から2009年始のパタゴニアの旅以来。こんなに暖かいところでもペンギンがいるんだとびっくり。突然だったので、撮影できなかったのが残念。

 写真はペンギンがいたところから少し行って撮影した海岸。ペンギンがいたのもこんな感じの海岸。
 
 
  上   南島に入ってから羊をよく見るようになった。北島では牛の方がよく見たのだが。

 左   19時30分、クライストチャーチ着。6時間で350qを走った。

 フェリーも入れると、乗物に9時間乗り、この旅で一番、乗物に長く乗った1日だった。
宿と夕食
 
 上   バスターミナル。

 乗ってきたバスは、ターミナルには入らず、左端の白い車の付近に着いた。次の移動で乗車するのも、その位置。

 左   宿まで10分ほど。宿までの市街地は、震災後に作られた新しい街。
 
 4泊する「イビス・クライストチャーチ」に到着。

 ウェリントンの宿を出てから12時間40分の大移動終了。
 
 部屋へ。
 
 窓側から入口側を見る。
 
 窓から外を見ると、右上ではビルが建設中。まだ復興半ばなのか。左の黒いビルの1階は飲食店街のようで、もう20時をすぎていて、夕食はそちらに行ってみようか。
 
 すでに閉店している店が多く、インド料理店「ムンバイワラ」に入店。
 
 店内はにぎわっていた。開いている店が多くないこともあるだろう。
 
 キングフィッシャー。瓶は水で。店名の「ムンバイワラ」が書かれている。

 下   「ゴーン」という初めてのインド料理。さらさらなカレーのなかに魚とエビが入っている。
 

 

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