25日目  ダニ―デン散策とペンギン
ダニ―デン散策
 朝食会場へ。
 
 選んだもの。イングリッシュ・ブレックファストのようなおかずだった。

 下   食後はダニ−デンの街歩き。

 最初に向かったのは、ダニ―デン駅。
 
 正面玄関を入ったところのホール。
 
 ホームは駅舎に接した1面だけでが、それがとても長い。

 下   列車の運転日一覧。列車名ごとに色が違っている。同じ日に、2種の列車が運転される場合もある。

 1月は運行日が多いが、2、3月は減り、4月は余り運転されないことがわかる。
 駅舎の2階は、「スポーツ・ホール・オブ・フォーム」というスポーツ博物館になっていた。ここがとても充実していた。

 NZがスポーツの盛んな国だと知った。ラグビー以外はあまり知らなかったが。

 下左   エベレストに初登頂したヒラリーはNZ人だったことも知った。
 
 
 
 上右   英連邦競技大会の存在を知った。サッカーやラグビーだけでなく全競技で、イングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドが別地域として対抗することや、デリーやクアラルンプルで開催されたこともあるとか興味深かった。4年ごとで次回は2026。

 左   オタゴ入植者博物館。入植者の歴史の展示館。写真はダニ―デンの路面電車。
 ファースト教会。とても高い。1873年にできた。プロテスタントの一派、プレスビテリアンの教会。
 
 傾斜地につくられた街で坂道がとても多い。
 ダニ―デン美術館。ここも傾斜地にある。ざっと一通り見た。
 セントポール大聖堂。1919年にできた英国国教会教会。

 印象に残っているのは、玄関まで階段を上るのが大変だったこと。
 
 古い外観に反して、祭壇は現代的。耐震工事とあわせて、改装したのだろう。
 
 市議会議事堂。1880年の建造。
 
 オタゴ・ボーイズ・ハイスクール。1864年に建てられたが、とても校舎とは思えない建物だ。

 下   ボーイズ・ハイスクールはかなり坂を上がったところにあり、付近からは海が見えた。湾の一番奥にできた街であることがわかる。
 
 
 オルベストン邸。

 1906年につくられた邸宅。ちょうどガイドツアーのはじまるところだった。
 
 天窓のついたビリヤード室。こんなのまであったんだとびっくり。
 
 邸宅の外観。
 
 15時ごろ、昼・夕兼用の食事。「面先生」という中華系の店に入る。英語名を「MR,NOODLES」としているのが面白い。
 
 店内。

 下   炒麺(焼きそば)を食べた。約19$、飲物はコークゼロで約3$、計約22$(約2000円)。
 
 
 オタゴ博物館へ。

 写真は、絶滅した"モア"の骨格標本。自然関係とマオリを含むポリネシア文化の博物館だった。

 ざっと見た後、16時に宿に戻って休憩。

 ダニ―デンは、英国時代の建物がたくさん残っていた。クライストチャーチも同じだったのだろうが、都心が地震で全滅し、いまはウォーターフロントが街の真ん中にできたみたいになった。ダニーデンは英国の街って感じ。耐震化しているとは思うけど、気になる。
ペンギンツアー
 18時30分に、オクタゴンにペンギンツアーの集合場所があるので、18時に宿を出た。

 ペンギンツアーが夜にあるとは知らず、当初は翌日の昼間に行くつもりで計画していた。夜にツアーがあることを知ったのは、2日前に予約をしようと調べていたとき。いくつかの会社のツアーがすべて夕方発だった。うち1社を予約したのだ。
 
 集合場所で乗った客は自分以外に4人だったが、この後ピックアップが1人あった。

 下   ペンギンの繁殖地に向かう途中、高度をあげていった。細長い湾の一番奥(写真のさらに左)にダニ―デンの街があることがよくわかった。
 
 
 ピックアップがあったのは、ラーナック城だった。

 ラーナック城は、城とはいっても19世紀後半に富豪が建てた邸宅で、城を模したもの。

 ホテルになっているので、宿泊者がツアーに参加したようだ。城は観光地になっているので、思わず外観だけも見られてよかった。
 
 途中、沼での野鳥を見たりしながら、20時前、目的地に到着。

 車に書いてあるアルバトロスセンターとブルーペンギンは、ここから徒歩で向かう。
 
 下車後、アルバトロスセンターの建物に向かうのかと思ったら、まず、アルバトロスが戻ってくるのを見るようだ。
 
 アルバトロスは、日本語ではアホウドリで、日本では絶滅危惧種で、天然記念物。

 待っていたら、アルバトロスが戻ってきた。

 下   羽根を広げた長さは2〜3mある。

 突然現れて、猛スピードで去るので撮影はしにくい。
 
 
 アルバトロスセンターの建物へ。まず展示を見る。写真は、アルバトロスの種類をあらわしたもの。

 このあと、アルバトロスとペンギンについての講義があったが、残念ながら聞き取れなかった。
 
 ブルーペンギンの繁殖地へ。

 しばらくペンギンは現れなかったが、その間にアザラシを見ることができた。
 
 ペンギンが巣に戻ってきた。
 
 やがて大量に戻ってきた。

 ブルーペンギンは小さなペンギンだった。

 現地の出発は22時30分、帰りは宿まで送り届けられたのがちょうど日付の変わる直前だった。

 

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