9 栂ノ尾〜化野念仏寺〜野々宮 |
上左 JRバスで栂ノ尾へ。バス停かラ少し戻った白雲橋からトレイル再開。 上右 歩道のない車道を高雄まで歩き、清滝川沿いの遊歩道に出る。 左 2時間ほど川沿いの遊歩道を歩いた。 |
現役の水道橋があった。 下左 沈下橋で対岸に渡る。 下右 わずかだが、遊歩道を大きな岩がふさいでいて、通るのに苦労したところもあった。 |
上左 倒木と山崩れがあり、歩きにくく危なく思った。 上右 清滝に到着。愛宕山の登山口。愛宕神社の鳥居もあった。 左 鳥居の右側の台地上のところには、かって愛宕山ケーブルの駅があった。階段が見えるがケーブルのホーム跡。 |
再び、清滝川沿いの遊歩道を歩く。 下左 1か所だけだったが、ロープをもって大きな岩を越さねばならない箇所があった。 下右 清滝川が保津川に合流する落合に到着。橋の向こうのトンネルを抜けてすぐに展望台があった。 |
展望台からの眺望。川は保津川。写真の下のほうに黒っぽい水が見えるが、これが清滝川の水で、ここで保津川に合流している。 ここで昼食休憩にし、保津峡を見ながら休んだ。写真の右手500mほどのところにトロッコの保津峡駅(かつてはJR駅)、さらに500mほどで現在のJR保津峡駅がある。 |
橋の手前側から合流点を見る。下半分が清滝川で、真中付近で保津川に合流している。 下左 落合からは車道を歩く。かなり傾斜のある道を延々と歩くのは大変だが、舗装されているので、登山道よりはまだ歩きやすい。 下右 六丁峠。このあとは下りが続く。上に見えるのは嵐山高雄パークウェイ。 |
山を下りて傾斜が緩やかになった付近が鳥居本。 古民家が並び保存地区になっている。茅葺の屋根の民家も並ぶ。 |
保存地区には京町屋風の民家も並ぶ。 |
化野(あだしの)念仏寺へは鳥居本の集落から階段を上る。階段を上ったところが寺の入口。30年ぶりくらいの訪問だ。 |
仏舎利塔。本来は仏陀の遺骨をおさめた塔が仏舎利塔だが、ほとんどの場合は、ほかの遺骨をおさめている。ここも納骨堂として使われている。 |
西院(さい)の河原。 明治中期に化野の山野に散乱していた石仏を集めて、並べたという。 盆の夕刻、ローソクを供える千灯供養が有名。 |
上左 竹の小径。 上右 六角地蔵。 左 本堂。仏像は湛慶の作で、鎌倉彫刻の秀作とされている。本堂は18世紀のもの。 寺そのものは、弘法大師(空海)が野ざらしの遺骨を埋葬したのが始まりとされている。 |
このあとは嵯峨野を散策するルート。 祇王寺、二尊院、落柿舎、常寂光寺と有名な観光地が続く。いづれも昔訪問して、平凡な印象しか残っていないので、再訪問はしなかった。 写真は落柿舎の南側。森に囲まれて落柿舎がある。 |
竹林の小径。 嵯峨野を代表する散策路としてとても有名。抜けると野宮(ののみや)神社がある。 |
野宮は、かつて天皇の代理で伊勢神宮に仕える斎宮(皇女から選ばれる)が伊勢に行く前に身を清めたれたところ。源氏物語にも描かれている。 野宮神社の場所は嵯峨天皇のときが最初。後醍醐天皇のときに斎宮の制度がなくなったが、神社として存続した。 現在は、縁結びの神様、子宝安産の神様として参拝者が多い。 |
昭和55年に皇太子(いまの上皇)と浩宮徳仁親王(今上天皇)が参拝し、後の木が記念植樹したもの。平成6年には秋篠宮も参拝している。 野宮神社は縁結びの神様として有名なので意外感があるが、昔の斎宮の制度があった時代の関係で皇室との結びつきがあるのだと納得した。 下左 野宮神社のすぐ北側の踏切。竹林に囲まれ、オレンジ色の柵などが特徴的。 下右 「野々宮」バス停でこの日のコースを終了。神社は「野宮」だが、バス停は「野々宮」だ。 次回はここから再開する。このバス停はJR嵯峨嵐山駅の最寄なのでここで区切った。JRで家路についた。 |
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