特11 鈴虫寺、苔寺 |
鈴 虫 寺 |
![]() それで、9ヶ月、間が開いたが、西芳寺の予約が翌日とれることを発見し、急きょ予約。合わせて、説法を聞く必要があり、時間的なことで避けていた鈴虫寺も行く。 阪急、松尾大社駅で下車し、まずは鈴虫寺へ。駅前には松尾大社の鳥居があるが、今回は松尾大社へは行かない。 |
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![]() 法話では、寺が臨済宗で金閣、銀閣、天龍寺と同じだとか、寺は創建300年で本堂などの建て替え工事が始まるなど寺の話があった。 鈴虫は1箱に500匹で、10箱あり全体で5000匹だとか。鈴虫の音は雄の求愛行動で、1秒間に60回、羽根をこすっている。室温はエアコンで年間通じて一定に保っているとのこと。 山門のそばに幸福地蔵があり、具体的な願い事をすることも話された。この地蔵はわらじを履いているのが珍しいとのこと。 最後に「慈、粛、陽、靜」の字にまつわる話があり、「自粛要請」と覚えてくださいとのこと。 |
![]() 軽妙で楽しい法話のあと、鈴虫を見る。 |
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![]() 椋の木の大木の下の部分が松尾谷の交差点の中にたっている。もとは青々とした木だったのが枯れてしまったようだ。 |
![]() 下左 店内。 下右 ビール。 |
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![]() ごはんの上にきざみねぎがちりばめてあるのは珍しい。 下左 きんぴらごぼうや里芋がついているのがこの店のカレーの特徴。もともと、この店は惣菜屋であったそうだ。 下右 あと口にでてくる、かつおだしスープ。 |
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苔 寺 |
![]() 世界遺産京都は17の寺社から構成されているが、このうち西芳寺だけ訪問したことがなかった。 最大の理由は、往復はがきでかなり前に予約しなければならないことだった。加えて、拝観料が3000円と他寺社に比べて格段に高く、お高くとまっていると、印象がよくなかったからだ。 京都一周トレイルの終着点近くにあり、行ってみようと、3,40年ぶりに往復はがきを買ったのだが、先の予定の見極めがつきにくくなかなか予約はがきが出せなかった。2021年6月、画期的なことがおこった。ネット予約が可能になったのだ。でも、ネット予約の場合は4000円になり、行く気をなくしてしまった。 でも、今回、一度行っておこうという気持ちが高まった。ネット予約も重点措置の解除後はとりにくくなっているが、たまたま翌日の午後に空きが少しあるという表示が出たので、思い切って、翌日に参拝することにして、ネット予約。 |
![]() すぐに大佛次郎の「苔寺にて」という一文を川端康成が揮毫した石碑がたっていた。 川端康成が他の作家の一文を揮毫したのはどうしてだろうとか、川端が苔寺を訪問したときに揮毫したのだろうかとか思った。川端の書は楷書で見やすいものだった。ただ、石碑は文学碑というには巨大すぎて変な感じ。 |
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![]() 左 本堂。扁額には「西来堂」とある。本堂の前の廊下にテーブルが置かれ写経中の人がいる。 さらに進んだ本堂の横の建物から本堂の廊下へ。写経用紙を受け取りテーブルで写経。本堂内で着座しての写経をしている人もいる。 |
![]() 20分ほどで書き終わった。以前、三千院で写経したときは、ずっと字数が多く時間もっかったことを思い出した。 |
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![]() 下左 手洗い用の水が出るドラム缶型の設備があった。 下右 その設備のにはスマートフォンの消毒器がついていた。 |
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![]() 苔寺の参拝者が目的にするのは、庭園よりも苔だろう。庭園としてはきわだった特徴が感じられなかったけど、庭一面が苔だったのは驚き。 |
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![]() 岩倉具視は一時期、京を追われ、岩倉の旧宅に入ったのだが、その前に西芳寺や他の寺を移り住んだ。西芳寺にいたときには、この茶室にいたともこと。 |
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![]() 鈴虫寺でいただいた菓子をいただく。紫蘇味のする落雁だった。 鈴虫寺の法話で、菓子には鈴虫の亡骸をすりつぶして混ぜているという話もあるが、そんなことはありませんと言って、笑っていたが、確かに紫蘇の粒が入っている。 |
![]() 寺を出る際、土産として絵葉書をいただいた。 上桂駅へ。桜咲く中を電車が通る。この日の予定も終えて帰宅。 |
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