2 奈良公園周辺 part2 |
東大寺 |
![]() そのため、この日は東大寺と春日大社にしぼって見学し、あわせて国立博物館にも行くことにした。午前中は東大寺を回る。 写真は地下に駅がある近鉄奈良駅の駅ビル。駅を出て東大寺方面に歩き始めた。 |
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![]() 1965年の竣工だというが、もっと現代的な感じがする。設計者は片山光生。片山が手がけた一番有名な建築は、旧国立競技場(1964年の東京オリンピックなどの会場)。 |
![]() 2019年に完成したが、まもなくコロナ禍になった。観光バス用のターミナルで路線バスはやってこないため、ずっと閑散としていたそうだ。この日も訪日客向けのバスが1台停車していただけ。 |
![]() 下 この日の午前中の散策コース。4日前、駆け足で回ったところをゆっくり見学しながら歩いた。 |
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![]() 戒壇院は東大寺の中でも最西端にある。戒壇院の中でも、中心になる戒壇堂が工事中で、かわりに千手堂が公開されていたので、参拝。 |
![]() 本尊は、厨子に納められた千手観音立像。その周囲には、四天王像が取り囲んでいる。 厨子も千手観音も四天王もみごたえ大だった。 ほかに鑑真和上像も安置されていた。 |
![]() 千手堂の特別拝観は、2023年9月25日で終了。かわって、戒壇堂の拝観が2023年10月1日から再開との掲示があった。 |
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![]() 明治になって宮内庁の管理になったが、それ以前は東大寺の建物だったので、東大寺に隣接している。 左 現在では宝物は写真の東宝庫と外からは見えない西宝庫で保管されている。 |
![]() 資材がおいてある付近が三面僧房跡、そこと大仏殿の間が講堂跡。 |
![]() 13世紀のもので、中には鉄製の風呂があるという。 |
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![]() 東大寺で一番古い建物。本尊はじめ仏像を腰かけて、扇風機にあたりながら鑑賞。厨子に入った仏像が1体あり、12月16日にだけ開扉されるとのこと。 |
![]() 大仏建立のさいに宇佐八幡から招かれたらしい。明治の「廃仏毀釈」の時期、東大寺はどう乗り切ったのか気になる。 |
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![]() 大仏殿は4日前に入ったばかりなので、この日は入らず、ミュージアムに直行した。 この日は27日。翌日の7月28日には、大仏殿で解除会(けじょえ)があり、8月6日まで殿内で茅の輪くぐりができるとの案内があり、ちょっと失敗したかなと思った。 ミュージアムを出ると12時30分で、東大寺境内に3時間ほどいた。 |
春日大社と国立博物館 |
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![]() もともと春日大社にあったが、長らく奈良公園内に設置されていた。2022年に万葉植物園に移設されたという。内部は非公開。 |
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![]() 昭和51年まで使われてきた国宝の"だだいこ"は痛んできたので、修復され、他の国宝と共に展示されていた。 |
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![]() 春日山原生林の中にあり入山が許されない御蓋山浮雲峰と春日大社本殿、平城宮大極殿を結ぶ線上にある遥拝所。 |
![]() 春日大社には約3000の灯籠があり、2月の節分と8月14、15日には。すべての灯籠に火を灯すという。 藤浪之屋という建物内で、灯籠を灯す夜を再現したもの。 |
![]() その近くに「夢風ひろば」という一角があり、カフェや土産物店が数店集まっている。その中で、今回の目的の店は「大仏プリン本舗」。 |
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![]() 本当は、抹茶の超大型をいただきたかったのだが、売り切れで、カスタードにした。 |
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![]() 奥村組は、明治時代に個人企業で創業し、1960年代にゼネコンの1つに数えられるようになった。 創業者は奈良出身で、1960年代に奈良県庁を受注するなど、奈良とかかわりが深く、この地に記念館ができたようだ。 |
![]() 1930年代に。大軌(現近鉄)の鶴橋付近の高架工事、八幡製鉄所の戸畑工場を受注し、名をあげた。 1950年代に、写真の真中にもある通天閣を受注。60年代に奈良県庁。1970年の万博では万博ホールなど。80年代に青函トンネル。 1995年、阪神大震災のとき、復旧に2年かかるといわれたJRを2ヶ月で開通させたのは有名。 |
![]() 奥村組は近年、耐震工法や耐震補強工事に特に力をいれている。 この椅子は、過去の地震の揺れの体験と免振対策を施した場合の揺れを体感できるもの。 |
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![]() 左 この日は、2023年7月8日から9月3日までの「聖地 南山城」の展示を見る。南山城の名刹の浄瑠璃寺の仏像の修理完成記念ということだ。 |
![]() 下左・下右 なら仏像館では、館所有の仏像を中心に撮影可のものも多かった。 なかでも圧巻だったのは、吉野の金峯山寺の仁王門の金剛力士立像。高さ5mもあり、びっくりした。像は修復され、仁王門自体の修復が終わる令和10年まで、ここで公開されるという。 |
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![]() この看板を撮影していたら、誰かがトントンとしてきた。誰だろうと思ったら鹿だった。 その鹿だが、おじぎを何度かした。鹿せんべいをもらうため、おじぎをする鹿は見たことがあるが、自分がおじぎをされたのは初めてだった。 近鉄奈良駅へ向かい、帰宅。 |
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