9日目   ケ ベ ッ ク シ テ ィ

 

 

ケベックシティ旧市街散策
 新市街の中でも、セントローレンス川に近い部分は標高が高く、川から離れたホテルがあるエリアは低い。

 街歩きの前に、朝食をとろうとしたが、目指す店へ行く途中には崖があり、長い階段を上がらねばならなかった。

 下左  階段の近くまで行くとエレベータがあり、1カナダドルで利用できたので、エレベータで上がった。

 下右  上部へ上がったあとも、川へ向かって坂道が続く。
 
 
 
 上左  寂しい住宅街を通り抜け、新市街のメインストリートであるグランダレ通りに出た。カフェやレストランが並んでいる。

 上右  「コスモス」へ。外のテーブルが埋まっていて、屋内に入った。

 左  フレンチトースト。フルーツがついている。
 
 
 上左  オレンジジュース。

 上右  店内はすいていた。合計、税・チップ込みで約32カナダドル(約2850円)。

 左  グランダレ通りを進み、サン・ルイ門から旧市街に入ると、サン・ルイ通りになる。
 
 上左  ホーリー・トリニティ教会。英国国教会。

 上右  丸屋根が照らし出されてきれいだ。祭壇の後ろや側面にあるステンドグラスも美しい。

 左  座席の部分に扉がついていて、個室風になるのが珍しい。
 
 
 
 上左  ノートルダム大聖堂。

 上右  祭壇の上部の装飾は黄金色に輝いている。

 左  北米フランス博物館の入場券売場。門の内側に展示施設がある。
 
 
 
 上左  入場すると、最初にチャペルを見るようになっている。

 上右  そのあと、博物館に入場。内部の撮影は禁止。

 左  坂道を下り、ロウワータウンへ。ロワイヤル広場と勝利のノートルダム教会。
  北米最古の石造教会で、「勝利」とは英国軍にフランス軍が勝った戦いを記念して名付けられたもの。

 下左  文明博物館。入口が目立たず、少しうろうろしてしまった。

 下右  発掘された木造船ラ・バルク。全体的には、やや期待はすれ。
 
 
 
  旧港。特に何かがあるというわけではないが、ぶらぶらするにはよかった。

 下左  旧港市場。中を見ようとしたが、開いていなくて、中も営業していないことがわかった。

 下右  入口に、市場は閉鎖されたという掲示があった。
 
 
 
 
  上左  旧港あたりで昼食にしようと思って店を探したが、特になく、アッパータウンに舞い戻ってきた。市庁舎近くの「カフェ ビュアード」に入店。

 上右  決め手は、店頭の立看板の広告に、開業100年記念でプーティン10.95$、特別ビール4.95$とあったから。

 左  プーティン。

 プーティンは、フライドポテトにグレイビーソースとチーズをかけたカナダ独特の食べ物。グレイビーソースは、肉汁に小麦粉などでとろみをつけたソース。

 トロントやモントリオールの屋台で売っていたのも見ていて、5ドルほどと安かったのだが、量が多くて食べきれそうになかったし、カロリー多そうだったので、食べなかった。この日は、カナダ最後の日なので、屋台よりかなり高いけど、試してみることにした。

 最初は美味しくいただけたのだが、半分食べると、飽きてきて、何とか食べきったという感じ。
 
 
 
  上左  特別ビールは銘柄が指定されていて、「ベル・グル」のローズだった。後日調べると、ケベックを代表するビールだった。

 上右  店内。100年の歴史があるとのことで、落ち着いた雰囲気で重厚感が感じられた。

 全部で、税・チップ込みで、約21.5カナダドル(約1900円)。

 左  シタデルに向かうため、サン・ルイ門のそばの公園を通ったら、前日のパレードで見た鼓笛隊が演奏をしていた。これも「新フランス祭り」の一環なのだろう。
 
  シタデルの入口。カナダ最大の要塞。イギリス領になってからの19世紀中ごろに造られた。

 現在もカナダ軍が駐留していて、ガイドツアーで回る。

 下左  ガイドツアーの出発点からシタデル内を望む。ツアーが出発するまでの間に展示を見て回った。

 下右  建物内はグループごとに入り、そのたびに鍵の開閉をしていた。
 
 
 シタデル内の展望台から、フロントナックを見る。
 
 同じ展望台からセントローレンス川を見る。

 ガイドツアーは1時間ほどかかった。
 
 シタデルを出た後、サン・ルイ門からいったん新市街側へ行き、ケベック州議事堂を見る。

 ケベック州の最大都市はモントリオールだが、州都はケベックシティで、州議会もケベックシティにある。

 下左  旧市街に戻り、フロントナックの横のテラス・デュフランへ。

  冬季にそりで滑り降りるコースと思われるものを発見。

 下右  シタデルのすぐ下を通る通路へと上がる階段。ここを上がった。そりの出発点がすぐ上にあるが、そこへは別の道を通って上がるようだ。
 
 
  シタデルの城壁の直下にある「総督の散歩道」。先ほど行った展望台の数m下も通ったが、直接行き来できないので、1kmほど遠回りして、戻ってきたって感じ。

  下左  散歩道が終わり、戦場公園の入口にあたるところの展望台。

 下右  戦場公園を歩く。1759年の英仏軍の激戦があったところ。英国が勝利し、ケベック植民地は英国領になった。
 
 
 
 上左  歩いていると崖上に砦らしきものが見えた。

 上右  ぐるっと回って砦にやってきた。なぁんだ、低い塔でがっかり。これは英仏の戦争とは関係なく、戦争後に造られたもの。

 左  ジャンヌダルク像があるのが、旧フランス領らしい。
 
 
 
 
 上左  戦場公園には墓が点在している。

 上右  墓のプレートは最近作り替えたものだろうが、1759年とある。英仏戦争の戦死者だ。縦線の左側にはフランス語での表示がある。

 左  グランダレ通りに出て夕食をとる店を探した。入店したのは「ルイ・エベール」。

 
 
 
 上左  店内。道路に面した外の席はにぎやかだったが、店内はとても静かでいい雰囲気だった。

 上右  飲物はグラスの白ワイン。

 左  サーモンのステーキ。具の多いソースが美味しかった。全部で、税・チップ込み約47カナダドル(約4300円)。
 
 朝食もこのすぐ近くでとったが、ホテルから住宅街の中を通る最短距離でやってきた。でも、暗いので、1kmほど遠回りだが、グランデレ通りを城壁のそばまで行き、幹線道路を通ることにした。

 下左・下右  ホテルのすぐそばの店でアイスクリームを食べてから、ホテルに戻った。