10日目  シ カ ゴ へ 移 動

 

UAでシカゴへ飛び、CTAトレインで市内へ
 
 上左  ケベックシティの空港への足はタクシーだけ。バスがあればいいんだけど、仕方ない。10時30分にチェックアウトし、ホテル玄関にやってきたタクシーで空港へ。

 上右  20分で空港に着いた。20q離れているが、車は少なく、信号待ちもなくあっという間に着いた。34.25カナダドルだが、チップ込み40カナダドル(約3600円)渡した。

 左  すぐにUAカウンターでチェックイン。
 
 出発便を見ると、モントリオール行きが半分ほどで、トロント行きがその次に多い。米国行きは、搭乗便のほかにはAAのフィラデルフィア行きが表示されているだけ。
 バスは、まったくないわけじゃなく1本だけが案内されていた。でも、これじゃあ使いものにはならない。市内の鉄道駅まで43分かかるようだし、タクシー一択だなあ。

 保安検査場もガラガラで待つ必要なしだった。カナダは米国と同じで出国審査はない。

 カナダドルが少し余っていたが、カナダに来る機会はそうないだろうし、売店で買い物。

 搭乗券の提示を求められ、国際線の場合は、免税になり、表示金額より安くしてくれる。ただし、品物は搭乗ゲートをすぎてから渡されるらしい。
  VIPラウンジへ。特別に広いラウンジではないが、利用客が少ないのでのんびりできる。
 
 暖房のために火が燃やされていた。涼しかったとはいえ、15、6度はあったので暖房が入っていたのにはびっくり。
 朝食をとるつもりが、11時をすぎ昼食になった。メニューは少なかったが、美味しくいただけた。
 ワインはロゼ。カップに入っているのはスープ。
 
 搭乗時刻が近づいてきたのでゲートに向かった。シカゴからトロントに向かった時と同型の小型機だった。

 下左  ゲートでもしばらく待った。搭乗できる人数が少ないので、ゲート周辺もすいている。

 下右  シカゴ行きのUA4483に搭乗。
 
 
 搭乗ゲートをすぎたところで、売店で買った品物が渡された。

 その向こうでは、機内持ち込み荷物のうち席の上の棚には入らないものを預かっていた。
 
 機内。

 1人席と2人席があるが、1人席を予約していた。小さな荷物が入る棚が2人席の頭上にはあるが1人席の上にはない。
 
 飲物はオレンジジュースをいただいた。あと、米国らしい形をしたクラッカーがついてきた。
 
 シカゴ、オヘア空港の上空までは定刻に到着しそうな感じったが、なかなか着陸できず、20分遅れで着陸。しかも、バス連絡。バスも時間がかかったが、入国審査場のすぐそばまで行けたのはよかった。入国審査場では、米国人用の列に並び、リターンESTAを利用した。
 
 
 上左  到着は第5ターミナルで、バスで第2ターミナル付近にあるCTAの駅へ向かう。このバスに乗るのも15分ほど待った。

 上右  CTAのオヘア空港駅の自動券売機。これで、7日券を購入。

 左  購入したベントラカード。7日券でも紙カードのベントラチケットとプラスチックカードのベントラカードがあるようで、よくわからなかった。

 しかも、券売機ですぐに表示されるのは、紙の片道券、1日券、3日券だけで、7日券は買えなかった。いろいろ操作して7日券が買えたが、プラスチックの方だった。

 ベントラカードはカード代5ドルがいるのだが、紙のカードで5日間持つか心配だったので、プラスチックのほうがいいかなと思っていたので、プラスチックのが買えてよかった。
 
 自動改札を通り、駅の中に入ると、ホームには3本のCTAトレインが並び、なかなか壮観だ。

 オヘア空港駅が始発のCTAはブルーライン。
 
 乗車したCTAトレイン。空港駅を出ると、地上に出て、都心近くで再び地下鉄になる。

 下左  車内。

 下右  ホテル最寄りの駅はレッドラインにある。ブルーラインからレッドラインの北行に乗り換えが必要。ブルーラインのワシントン駅で下車し、少し歩いてレッドラインのステート/レイク駅に向かった。途中、一般の地下道を歩いた。ジャクソン駅で乗り換えると、改札内で乗り換えられそうだったが、目的地の駅の位置を考えて北にある乗り換え駅を利用した。
 
シカゴ1泊目はSPGアメックスの無料宿泊
 
  上左  レッドラインの北行列車でシカゴ駅下車しホテルに向かう。シカゴにまさか”シカゴ駅”があるとは思ってもみなかった。シカゴ駅があるのがChicago Avenueだからのようだ。

 ウォータータワーが見える。シカゴが大火災の時、燃えなかったという。

 上右  ウォータータワーのあるところを折れると、ホテルがある。

 左  この日泊まるのは、「リッツカールトン・シカゴ」で1泊だけ。

 このホテルは、SPGアメックスの無料宿泊特典を使った。無料宿泊特典は今年度から使えるようになったので、初の無料宿泊特典の利用で、シカゴで4泊のうち、最初の1泊で使った。実費を払って泊まるなら35000円相当だったので、SPGアメックスの年会費が回収できた。
 
 入口はわかったが、フロントがどこかわからなかった。しばらくして、やっと12階にフロントがあることがわかり、エレベータで上に上った。
 
 部屋は今回の旅行で泊まったほかのホテルよりよかったが、かといって
1泊が35000円なんて高い値段が出ているのかわからなかった。

 広さも今回の旅行で泊まったほかのホテルより広いものの、値段の差ほどの差はない印象だ。

 今回の旅行では、ホテル代が高く、平均15000円ほどだが、8000円のホテルとは明らかに違いがあるのはわかる。でも、8000円と15000円の差ほど、15000円と35000円の差は感じない。

 下左  テーブルなど。

 下右  バスなど。バスローブまであったのはよかった。
  上左  ウェルカムデザートが3皿あったのはよかった。少しずついただいた。

 上右  窓からは、すぐ近くに「ジョン・ハンコック・センター」が見えた。台形とX字の鉄骨が特徴だ。

 左  高層ビル群の向こうにはミシガン湖が見えた。
”Loop”(環状線)を一周し、名物ホットドッグを食べる
  ホテルで1時間ほど休憩したあと街歩きへ。

 すでに19時で"Loop"と呼ばれる都心を走るCTA トレインに乗車しようと出発。"Loop"の駅までは歩いて向かう。

 ホテル近くの南北の繁華街はミシガン通りだが、「マグニフィセントマイル」という通称がついている。写真はその南端のシカゴ川を渡ったあたり
   シカゴ川にかかる橋の上から見た高層ビル街。右側がトランプタワー。

 下左 「トランプ・インターナショナル・ホテル&タワー」。トランプ大統領が保有するシカゴで2番目に高いビル。(1番はウィリスタワー)階段状の建物で、青いガラスでおおわれている。

  このあと、シカゴ川に沿って「リバーウォーク」の東半分を歩いた。

 下右  「マリーナシティ」。トウモロコシ型の双子ビル。下層は駐車場、中上層はアパート。シカゴ川北側にある。
 
 
  シカゴ川から少し南に向かうと、ステート/レイク駅が見えてきた。道路上に高架のホームがある。

 先ほどは、この駅の地下ホームでレッドラインに乗車した。レッドラインに乗った2駅分を歩いてもどってきたわけだ。

 下左  この駅から乗車できる路線の案内板。路線は色の名で表されるようだ。

 下右  高架のホームに上る階段。かなりの年代物の階段だ。
 
 
  都心部のCTAトレインのうち高架鉄道は環状(実際は四角に近い)になっていて、"Loop"とよばれている。"Loop"を一周しようと思う。7日用のパスを持っているので、乗り降りは自由だ。

 グリーラインに乗車。車体の色は、どの路線もステンレス色なので、先頭や車両横の表示を注意していないと乗り間違えやすい。

 下左  アダムス/ウォバッシュ駅にて。駅名の横の色のラインは、このホームから出発する路線をあらわしているのだろう。

 下右  車内。
 
 
 クインシー駅には古い感じの事務室があった。説明を見ると、近年、昔の姿で建て替えたようだ。

 下左  "Loop"は四角に近い路線なので、角にあたる部分は急カーブ。写真は、南西の隅のカーブ。

 下右  "Loop"を一周してステート/レイク駅に戻ってきた。ホームからシカゴ劇場がよく見える。

 
 
 
 シカゴの都心に集まるCTAトレインのうち、ブルーとレッドは都心では地下鉄で、それ以外は高架である。高架部では多くの路線が重なるが、それが"Loop"だ。

 ループに入る路線のほとんどは、ある方向から入って、同じ方向に戻っていく。(グリーンだけは別の方向に抜けていく。)

 ループはその全体でターミナル駅の役割を果たしているようなものだ。

 時計回りの場合は、電車を乗り継いでループを一周できる。今回もそうした。でも、反時計回りで一周することはできない。北西の隅の部分で、出入りしない路線はオレンジだけだが、オレンジは時計回りなので、北西の隅を反時計回りでは通れないのだ。

 ループは南北は1.5q、東西は0.8kmほどで、かなり小さい。日本の山手線などとは比較にならない規模だ。"Loop"は徒歩でも移動できる都心部を走るだけなので、”Loop"の各駅の間の輸送は、それほど重要ではないのだろう。
 
  夕食は、シカゴ名物のホットドックにしようと、「ポーディロス・ホットドッグ」に行った。
 
 内部はフードコート風になっていて、ホットドッグ類、ビール、他の飲物、デザートなどのコーナーでそれぞれ買う仕組みだった。

 下左  店内。大賑わいで、席を見つけるのに苦労した。

 下右  ビール。かなり太いグラスで、500ml入り。
 
 
 ホットドッグとイタリアンビーフのセットにした。

 ホットドッグには玉ねぎ、トマト、ピクルスが挟まれる。
 
 イタリアンビーフは、こま切れ肉のサンドイッチ。

 2個でお腹いっぱいになった。全部で税込み約15ドル(約1600円)。

 このあと、スーパーで飲物などを買ってホテルに戻った。

 

 

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