日目 前半

 

この日は、友人の知り合いのタクシー運転手ヤンさんの車で太湖を周遊することになっている。7時30分にホテル前に迎えにきてもらう約束。前日の朝食が7時で頼んでおいたのに、8時になったので、前夜、7時と念を押しておいた。この日は、幸い7時にルームサービス。メニューは前日と同じなので、画像は省略。

朝食後、ホテル前でタクシーを待つ。7時30分、約束通り、ヤンさんの車が到着。友人からの届け物などを渡し、コースについて打ち合わせ。太湖の観光地は、東山と西山に分かれていて、その両方の観光地に行ってもらう。料金は700元(約9100円)と約束していたが念のために確認。昼食代は、当方が持つので、太湖の魚の美味しい店に連れて行ってくれるように頼む。

1時間ほどで、西山に渡る橋を通過。西山は、太湖に浮かぶ島なのだ。何本かの橋を渡ってから、西山に到着。画像は一番長い橋で4km以上の長さがある。太湖は琵琶湖の3倍の大きさで、沿岸に風光明媚な観光地がいくつかある。

まず到着したのは、林屋洞。洞窟なのだが、その回りは梅園になっていて、また洞窟の上には道教の寺院がある。

洞窟の内部は、カラフルにライトアップされている。少し歩きにくいところもある。20分ほどで、外に出た。

洞窟の上の寺院まで10分。この塔の下部が寺院になっている。塔に上がると、眼前に太湖が広がっている。

続いて、石公山へ。西山の南端にある小高い山で、洞窟などの名勝がいろいろとある。

石公山の寺院にて。巨大な線香にびっくり。

石公山の土産物屋。太湖でとれた魚の干物であふれていた。ここで小エビの干物を購入。

次は、禹王廟。中国最古の王朝、夏王朝の初代の王が禹王。夏王朝は、河南省を中心にしていたので、この地域は夏王朝の版図ではない。禹王は治水に力を尽くしたとされており、太湖の氾濫に苦しむ住民が、禹王を祭って建てたものらしい。整備されておらず、あたりは草がぼうぼうであった。そのかわり入場料もいらなかった。

家屋のほとんどない湖岸に、波が打ち付けていた。さびしいのだが、風情がある。これで西山の観光を終わり、東山へ。再び、橋を渡って、本土に戻り、今度は岬になっている東山に向かうのだが、かなりの遠回りだ。西山と東山は相対しているのだが、橋がないのだ。

東山にやってくると、まずは食事。太湖でとれた魚を賞味するため、ヤンさんオススメの店へ。せっかくだから、数種類の料理を注文。水槽で泳いでいる魚を見て、魚を選ぶ方式だ。ヤンさんに助けてもらいながら、魚を選ぶ。料理法は、店におまかせ。

白魚の卵とじ                    小エビの塩茹で

鯉の甘だき                     水菜とたけのこ

酸味のきいた魚スープ              うなぎの丸焼き

蒸した桂魚                     太湖水ビール

 

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