2 日 目  多々羅大橋と瀬戸田
 7時から朝食。早くでかけるので、時間ちょうどにレストランへ。

 ごく普通の朝食。和食一択なのだが、飲物コーナーの横にパンがおいてあって、パン食も可能。でも、おかずが和食なのでパン食にはあわない。自分はパンはいただかなかった。
 
 コーヒーとジュース。デザートはおいてないが、和食のおかずの右上にパイナップルが一切れある。

 食べ終わり、部屋に戻ると、すぐに荷物をもって出発。
 尾道駅の駅舎を出て、左に行けば、しまなみ海道方面のバス乗場があり、さらに進むとホテルがある。一方、駅舎を出て右に行けば、バスの切符売場がある。

 これから今治までバスに乗るのだが、現金で乗ってもいいけど、割引切符があるので購入。ホテルからバス停まで3、4分なのだが、さらに2分ほど歩いて切符売場まで行って、買った後バス停に戻るので、ちょっと面倒だ。
 
 上左   因島大橋でバスを乗継ぐ切符。100円ほど気持ち安い程度。

 上右   乗車した土生港行バス。因島大橋まで乗車。

 左   バスは古い尾道大橋を走る。古い橋は、狭い歩道がある。歩けるが、支柱が歩道の中にあって、歩きにくいし、自転車は車道を通らねばならない。そのため、自転車、歩行者は、この橋は推奨されていない。新尾道大橋は高速なので歩道・自転車道はない。
 
 上左   因島大橋バス停。ここでしばらく待つ。

 上右   福山からやってきた今治行きバスに乗車。

 左   大三島と伯方島ではいったん高速からおりてバスターミナルに入った。因島、生口島、大島は高速にバス停が設けられていた。
 
 今治に到着。

 この日の計画はきっちり決まっていなかったのだが、バスの中で考えて、大三島バス停まで戻って多々羅大橋歩いて渡り、生口島で瀬戸田の観光をすることにした。
 
 上左   今治では、どこにも行かず、40分後の福山行きのバスに乗車。大三島バス停で下車。

 上右   大三島バス停。

 左   200mほど歩くと道の駅「多々羅」がある。
 
 
 上左   何か食べようとメニューを見ると、じゃこカツなるものを発見。

 上右   じゃこ天のカツだった。まぁ、いける。

 左   いよいよ多々羅大橋を歩いて渡る。多々羅大橋は1480mで、しまなみ海道の橋の中では来島海峡大橋についで長い。また、形が美しいと言われている。
 
 1kmほどの取付部分を歩いた後、ここからが橋になる。

 下   斜張橋の支柱のところに、多々羅鳴き龍の説明板があった。
 
 
 支柱の真上を下から見たところ。

 ここで手をたたいてみた。何度か反響した音が聞こえた。

 下   鳴き龍付近で、海上を見る。右手が大三島。
 
 
 愛媛県から広島県に入る。
 
 いよいよ橋の終端が近づき、歩いてきた歩道・自転車道を振り返る。渡るのに25分ほどかかった。
 
 橋を渡ったあと、下に見える取りつけの道を歩いて、海岸沿いの道路に出る。

 下左   海岸沿いの道路に出た。まもなく瀬戸田へ行くバスがくるはず。

 下右   バスはフリー乗降制になっているので手をあげて乗り込む。
 
 
 
 上左   耕三寺バス停で下車。道路向かいに見えている建物が平山郁夫美術館。見学は後回しにして、昼食へ。

 上右   タコ料理の店に入ったが満員。店のまん前にある耕三寺を見学して、1時間後にくるのでと予約。

 耕三寺は実業家が昭和初期に母を供養するために造った新しい寺。有名寺院を模倣した建物が多く、博物館を名乗っている。玄関はド派手な感じで日本離れしている。

 左   五重塔や堂などが並ぶが、ほかの仏教建築を模倣したものだ。
 
 耕三寺の境内だが、裏手の山に大理石を使った彫刻が多くつくられ、未来心の丘と呼ばれている。
 耕三寺は思っていたよりも見学に時間を要し、タコ料理の「ちどり」には、1時間後には来られず、15分遅れたが、席はとっておいてもらえた。
 
 店内は古い料理店の雰囲気。

 下左   飲物は「瀬戸田レモンエール」。地元産レモン入りの地ビール。

 下右   醸造元は、山口市の「山口地ビール」。あれれ、山口産か。でもレモンは地元産だから、ここの地ビールといえるかな。
 
 
 
 上   「たこ尽くし」を注文。

 たこ料理だけあげると、上左がかこ刺身、上中がたこ唐揚げ、上右の天ぷらだが、たこの天ぷらもあった。中左がたこ酢。下右がたこ塩辛。

 左   ご飯は、たこ飯だった。
 
 昼食をおえ、平山郁夫美術館に向かう途中、黄色いポストを発見。黄色のポストを見たのは初めて。
 
 平山郁夫美術館へ。
 
 平山郁夫というとシルクロードの砂漠や奈良の仏像の絵を思いうかべる。ここに展示されているのは、少年期からの絵が時代順に展示されている。

 平山郁夫は瀬戸田が出身なのだが、瀬戸田の風景画も多い。しまなみ海道の橋を描いたものものもあった。人物画もあったのが意外だった。
 
 小学生のときの絵日記より。絵の上手な人は子供のときからうまいんだって思った。
 
 美術館内のカフェでひと休み。
 
 瀬戸田産のお茶を使った大きなマカロン。瀬戸田の店の製造だという。
 
 「楼蘭の夕陽」。上は、瀬戸田産あまなつのジュレ。下はダージリンティーで、混ぜていただいた。
 
 瀬戸田の街並み。少し時代がかった感じ。尾道へ帰る船の時間までまだ間があるので、平山郁夫の描いた向上寺の三重塔をみて行くことにした。

 下左   簡単に考えていたが、結構きつい上りだった。

 下右   平山郁夫の絵と同じ構図で三重塔が見えた。これは国宝だというのでびっくりした。
 
 
山から下りて、海岸沿い瀬戸田港へ。

 途中、平山郁夫の生家があった。親族の方が住んでいらっしゃるようで、撮影は遠慮した。

 港に着くと、尾道行きの船は黄色一色でびっくりした。
 
 瀬戸田と尾道は、バスより船の方が、早くて便数も多いし、らくちんだ。瀬戸田もいまは尾道市に合併された。
 
 尾道着後、ホテルで1時間ほど休憩後、夕食へ。

 ホテルから2、3分の居酒屋「山源」へ。

 下左   店内。

 下右   生ビール。
 
 
 お通し。鯛のあら煮。
 
 刺身盛合わせ。

 下左   熱燗で「雨後の月」。

 下右   醸造元は、呉市の「相原酒造」。
 
 
 ねぶとの唐揚げ。
 
 八宝菜。

 満腹になって、ホテルに戻った。

 

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