4 日 目 来島海峡大橋と因島大橋 |
この日は、しまなみ海道のうち、ずば抜けて長い来島海峡大橋と3番目に長い因島大橋を歩て渡る。 朝食、そして尾道から今治への移動は2日目とほぼ同じことの繰り返しなので省略。今治駅到着から書き始める。 |
来島海峡大橋の尾道側の取付部分に入る地点を通るバスはわずかな便数。 バスは中型バス。 |
上左 展望台入口で下車。展望台から橋を見たいが、時間がないので、すぐに橋を渡る。 上右 自転車歩行者道の入口。上に細い橋が見えているが、ぐるっと回って、上の細い部分も歩く。 左 いよいよ橋に入った。 |
車道の両側に幅3mほどの道があり、両方向の自転車・歩行者道と原付道になっている。歩行者は、対向や追い抜く自転車に気をつけないといけない。 |
眺望はよく、下を通る船が多いことがわかる。瀬戸内海の中でも、来島海峡は幅があるところなので、船の往来が多いんだろう。 来島海峡大橋は、途中の島の部分で3つに別れていて、第1、第2、第3来島海峡大橋の集合だ。3橋、合わせての長さは4105m。自分が歩いた世界の長大橋の中でも最長だ。 |
橋のつなぎ目の部分だと思うが、2ヶ所に自転車歩行者のための休憩所が設置されていた。 |
この先に馬島の出入口があるが島民だけが利用できるという案内。 |
島民だけ利用できるゲート。今治側とだけ行き来ができる構造になっている。 利用する島民は、自転車歩行者道を横切るところの両側にあるチェーンを外して行き来するようだ。 |
スロープを下ってトイレを利用することに。右側に小さく馬島バス停も写っている。 |
スロープを下ると、車道の下に通路があり、今治に向かうバス停から下ってきたスロープのところへ。 |
トイレは地上まで下りたところにあり、エレベータで地上へ。確かにトイレの管理を考えれば、地上に設置するのがよい。 |
地上から見た橋。下りたところには民家などはなく、トイレを利用しただけで、すぐに上に上がった。 |
橋の上に戻り、再び歩きはじめる。 矢印があるように、歩行者もここでは左側通行。 |
2つ目の休憩所。 |
大島まであとわずか。 |
来島海峡大橋を歩き終えた。世界の長大橋では今までサンフランシスコのゴールデンゲートブリッジが歩いた最長だったが、これで来島海峡大橋が最長になった。 馬島でトイレを利用しに地上に下りた時間も入れて1時間少しで歩いた。 |
取付の道から見た来島海峡大橋。 取付の道は1kmほどあるが短絡する階段道などを利用して下の集落まで下りた。 |
港は下田水港。下田集落にある道の駅「よしうみいきいき館」の前から橋を見る。 車道は橋を渡り終えた後、高架で高いところを通る。 |
道の駅は高校生で大混雑。10台ほど止まっているバスの学校名を見ると福山の学校で、4月中旬という時期を考えると、修学旅行ではなく、新入生の入学当初の宿泊研修なんだろう。 |
鯛塩ラーメンをいただく。鯛の切り身が入っていたのはよかった。 ほかの海産物も安い感じだったが、混雑していて、行列があり食べるのをやめた。 |
ここは大島の南西の端にあたる場所で、ここから島の北東の端に当たる場所へ向かうバスに乗車。途中、島の真ん中にある高速の大島バス停に立寄るので、そこで下車する。 |
大島バス停。ここで1時間近く待たされる。 やってきたバスに乗車し、大島大橋、伯方橋、一昨日歩いた多々羅大橋、生口橋を通過。 |
因島大橋で下車。因島大橋バス停は、尾道と今治を行き来するときの乗換バス停だが、今回は、因島大橋を歩いて渡る。 |
因島大橋バス停から車道の横を歩いて因島大橋の自転車・歩行者道に行ければ楽なんだが、そうはなっていない。 いったん、海岸近くまで下りた後、取付の道を上がって因島大橋に入ることになる。写真は海岸近くにある因島大橋記念公園。 |
取付きの道の途中にある「はっさく屋」。 |
はっさく大福といちご大福を買い、店内でいただいた。 下左 はっさく大福の中身。 下右 店を出るとすぐに車道の横に出る階段がある。 |
橋に入る直前に、取付の道が、緑の歩行者レーンと着色されていない原付・自転車レーンに分かれる。 多々羅大橋も来島海峡大橋も、「歩行者・自転車」と「原付」にレーンが分かれていたが、因島大橋は「歩行者」と「自転車・原付」に分れる。 |
因島大橋は、車道の下に、歩行者・自転車・原付の道がある2段式だ。瀬戸大橋や関空連絡橋が車道と鉄道橋の2段式になっているのに似ている。 左の緑の部分が歩行者レーン、右が自転車・原付レーンで両方向が走る。 |
歩行者・自転車・原付道の両側には金網があり、さらにその外側に橋の鉄骨があるので、眺望はよくない。そのかわり、風で飛ばされないかとかの怖さがない。 因島大橋は1270m。しまなみ海道では、来島海峡大橋、多々羅大橋についで3番目の長さ。 |
渡り終え、取付部分を歩いているとき撮影。2段式であることがよくわかる。 |
海岸沿いの道路まで下りてバス停に向かう。 下左 江の浦バス停を見つけてほっとした。 下右 尾道駅前に向かう渡船乗場をるバスに乗車。 |
上左 駅前渡船バス停で下車。 上右 尾道駅前に行く渡船に乗船する。 左 小さな渡船。2階部分の屋根が寺の屋根のような感じ。 |
中高生で超満員だった。運賃100円。 向島には尾道中・高があり、ちょうど下校時刻だったのだ。尾道駅前に着くと、今度は向島に帰る中高生がかわりに大勢乗り込む。通勤客も尾道に渡る客と、向島の造船工場への客の双方がある。そのため、この渡船は日曜運休だ。 |
ホテルに戻り、1時間ほど休憩。 駅前近くの「とりかわ権兵衛」で夕食。 下左 店内。 下右 生ビール。 |
お通し。わけぎの味噌和え。 |
じゃこサラダ。 野菜サラダにじゃこと海苔がまぶしてあるのだが、その量の多さにびっくり。2人分のようだ。でも値段は1人分の感じ。これでお腹が膨れた。 下左 清酒「誠鏡」。 下右 竹原市の「中尾酒造」製。 |
でべら。 ひらめを干したもの。固いけど美味しい。 |
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