10 日 目   直  島
 朝食会場。窓の向こうは道路を隔てて高松港だ。でも、少し遠回りして出入口から出入りしないといけないから、港へ行きやすいわけではないが。
 
 この日、選んだ朝食。
 ご飯代わりのうどんと。コーヒー、フルーツ、それに「あん餅雑煮」。

 雑煮にあん餅とは? 初めてで信じられなかったが、実在していていただいた。
 部屋に戻って、支度に時間がかかったりして、港へ急いで、検温して、切符を買い、8時12分発のフェリーに飛び乗る。

 船を撮影する時間もなかったし、切符も「往路」の部分のついた状態では撮影できなかった。
 
 船はすいていた。
 直島に9時過ぎに到着。
 
 港にあった瀬戸芸作品の「赤カボチャ」。

 中に入れたので、入ってみた。ほかの場所には「黄カボチャ」もあったのだが、破損していまはない。
 
 直島銭湯。奇抜な外観だが、本物の銭湯としても営業している。

 見学時間と銭湯営業時間が別々に設定されている。機会があれば見学時間に行ってみよう。撮影がしたいので。(今回の旅の途中で、見学時間に訪問できた。)
 
 見学は13時から15時50分の間だ。

 下左   港に戻り、瀬戸芸の期間中だけ運行されている、港から地中美術館、ベネッセミュージアムを経て、反時計回りに回るバスに乗車。瀬戸芸の期間外は、地中美術館へ行くのは時計回りのバスを乗り継いで行かねばならず面倒だ。

 下右   地中美術館で下車。10時前に到着。10時からの見学予約をしたかったのだが、満員で10時15分からになった。
 
 
 上   地中美術館の受付のある建物。ネット予約のQRコードを読みとって、入場券が渡される。QRコードで入場するのだと思っていたので拍子抜け。

 左   地中美術館の入口。受付から200mほど離れている。内部の撮影は禁止。

 安藤忠雄設計の建築で、収蔵品の中でも最も著名なのは、モネの睡蓮で、しかも5作品も。展示室は地中にあるが、うまく光を取り入れて鑑賞できる明るさになっている。ただ、トイレなどが暗くてわかりづらかった。
 
 直島ダムに隣接する公園にある「桜の迷宮」。安藤忠雄設計で、桜の木が入っている円が並んでいる。桜のシーズンが終わっていて残念。

 下左   高所から見た「桜の迷宮」。

 下右   すぐそばにあった、瀬戸芸参加作品ではなが、ゴミ箱をイメージした面白い作品。
 
 李禹煥(イ・ウファン)美術館へ。

 安藤忠雄設計の美術館は、複雑な経路を歩く間に撮影不可エリアに入り、撮影できなかった。

 屋外展示がいくつかあり、写真はそのひとつ。
 
 ヴァレーギャラリー。

 無数の球など理解しづらい作品がいくつか。
 
 ベネッセハウスミュージアムに到着したが、外壁と木のため、美術館の建物はよくわからない。

 安藤忠雄設計で、直島のベネッセの施設の中心になるものだ。

 下左、下右   作品の撮影が可能になったとのことで。いくつか撮影。
 
 
 すでに昼食タイムをすぎていたので、ミュージアムのレストラン「一扇」で昼食をとることにした。

 下左   飲物は、スパークリング日本酒「水芭蕉」。

 下右   醸造所は群馬県川場村の「永井酒造」。
 
 
 「旬菜弁当」。きれいな器に入れて運ばれてきた。

 下左   一番上の引き出し。芋でつくっただんごのあんかけ。

 下右   二段目。数種類のおかず盛合わせ。
 
 
 
 上左   三段目。刺身。

 上右   弁当の左側にあった容器は、下がご飯、上が香の物。別に茶碗蒸しとみそ汁が運ばれてきた。

 左   デザートとお茶。
 
 食後も残りの作品を見て、ベネッセハウスミュージアムを出た。
 
 ベネッセハウスの南側の海岸にはいくつか屋外展示があり、見て回った。
 
 ベネッセハウス近くの海岸沿いの道を歩く。
 
 「杉本博司ギャラリー」へ。直島のベネッセ関連の施設では、ここと地中美術館が瀬戸芸のパスポートが使えなかった。地中美術館は予約で購入なのだが、ここは現地購入だが、パスポートは使えない。お抹茶のサービスがあるからかもしれない。
 作品は撮影禁止だったが、庭園は撮影できた。庭園にあった、屋外の壁が透明な茶室。
 
 お抹茶のサービスは、この休憩室で庭園を見ながらうけた。
 
 お抹茶とお菓子。
 
ベネッセハウスの宿泊棟のうち、ミュージアムはミュージアム内、オーパルはミュージアムに隣接しているが、パークとビーチは「杉本博司ギャラリー」に隣接していた。

 写真のような感じのいいパーク棟の中の通路を通って、外に出た。
 
 屋外の展示作品を見ながら、バス停に向かった。
 
 下半分が砂に埋まった鳥居。桜島では噴火のために、もっと埋まった鳥居を見たが、ここの鳥居はどうしたのだろうか。

 下左   「つつじ荘」バス停。港行きのバスに乗るが、本村エリアを見ていくので途中で下車。

 下右   すでに15時を回っていて、急ぐ。まず、安藤ミュージアムへ。ちょっと期待外れで、時間もおしせまっているので、すぐに退出した。
 
 
 本村(ほんむら)エリアでは、「家プロジェクト」をやっていて、古民家などを改修して、芸術作品にしあげている。

 7つ公開されているのだが、面白そうと思った「南寺」へ。何と、ここは整理券が必要だという。

 下左   整理券をもらいに観光案内所へ。

 下右   15時45分入館の整理券をゲット。作品は、真っ暗な中でわずかな光をつかったもの。
 
 
 「護王神社」。本殿への階段がガラスでできている。

 下左   屋根のある建物の地下に当たる部分にも行けるようになっていて、行ってみると、ガラスの階段が地下から延びていた。

 下右   地下部分に入るところ。
 
 
 
 「南村」「護王神社」をみたあと、他に2つの家プロジェクトを見たが「南村」「護王神社」ほどよくなかった。残り3つのうち、予約をとるのが難しい「きんざ」を除いた2つは、今回の旅の別の日に見にきたい。

 バスで港に戻り、フェリーで高松へ。
 
 高松に戻り、しばらく宿で休憩。

 この日は、前日に行った店の近くの「海おやじ」へ。

 下左   店内。

 下右   生ビール。
 
 
 
 お通し。

 下左   「金陵」を冷酒で。

 下右   醸造所は琴平町の「西野金陵」で、前々日に、こんぴらさんへいった時、麓で酒蔵を見学しているが、そのメーカーだ。
 
 
 タイの刺身。
 
 名前はわからなくなったが、魚の天ぷら。下には海草の天ぷらも入っていた。
 
 アジ塩焼き。

 前日の店より、やや上品な店だったが、美味しかったのは前日と同じ。
 

 

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