3  ミュンヘン旧市街 




午前の見学

 朝食は思っていたよりも良好。品数が多く、何より生野菜を多く食べられたのがいい。前日の空港マリオットよりも、朝食についてはよかった。
 
 デザートとコーヒー。コーヒーはポットごと運ばれてきた。
 
 朝食会場。
 この日は、旧市街の観光スポットを回る予定。

 カールス門から歩行者天国に入る。
 
 白壁で目立つのは、ミヒャエル教会。

 ここに限らず、旧市街の有名な建物の多くは第2次大戦時に破壊され、戦後、再建したもの。
 こてこてのバロック様式で豪華な内部。
 
 地下墓地へ。最も大きく目立つのは、バイエルン王ルートヴィッヒ2世の墓。
 突然、現れた、いのししの像。

 背後の建物が、狩猟・漁労に関する博物館だが、入場しなかった。
 
 2本の塔が目立つフラウエン教会。
 15世紀に建てられ、戦後、再建された。内部はシンプルな感じだ。
 
 2022年に南塔はエレベータで上がれるようになったということで上がってみた。階段を100段近く上がってからのエレベータだ。

 東向きの眺望。新市庁舎、マリエン広場が見える。
 
 北塔の最上部。下から見るとたまねぎ形をしているが、完全な球ではなく、角があることがわかる。
 
 新市庁舎のあるマリエン広場にやってきたが、仕掛け時計が動く12時までまで間がある.


 広場に面した「リシャルト」というパンやケーキの店で昼食用のパンを買う。この店は、宿から歩く途中にも2軒見かけている。
 ドーナツ型のパンにハムやクリームチーズを挟んだサンドイッチとアイスティーで昼食。
 
 新市庁舎。塔の真ん中に仕掛け時計がある。
 
 12時になると10分ほど人形が動いた。
午後の見学
 マリエン広場に面したチーズ店に入る。

 いろいろなチーズがあり、緑色のものを試食。かびではなく、チーズ自体が緑色をしている。味は普通にチーズ。
 
 春はSpargel(アスパラガス)の旬なようで、歩行者天国ではあちこちにSpargelを売る屋台が店を出している。
 白い成熟したアスパラが人気のようで、緑の若いのは少くなめ。
 
 旧市庁舎。塔の中におもちゃ博物館があり、迷ったけれど入らなかった。

 新市庁舎のほうが古くて、旧市庁舎のほうが新しい。改装時期の関係だろうけど。
 
 ペーター教会。

 ミュンヘン最古の教会で、創建は12世紀。敷地内に当時の遺構があるというので行ってみたが、上の建築で様子はわからなかった。現在の建物は第2次大戦後に修復されたもの。
 
 地味な外観だが、中はバロック様式で派手な感じ。
 
 マリエン広場の地下には駅があり、有料トイレがあった。60セントだが、現金のほかにクレカが利用できて便利だった。おつりで小銭がたくさんできるのは避けたいので。
 
 レジデンツ。

 もとバイエルン王家の宮殿だった建物を修復したもの。
 
 アクティクヴァリウム。

 きらびやかでと手長い部屋で両側には頭部の肖像が並ぶ。
 
 日本の伊万里焼も多く残されている。17世紀から18世紀にかけてものもので、鎖国時代にどういう経路で輸入したのだろうか。
 
 王の1人の寝室。こういう感じの部屋がたくさん連続し、飽きてきた。でも、順路が長く途中でやめられない。順路通り歩いて1時間ほどかかった。
 
 一通り回ったあと、別料金になっている宝物館へ。自分の場合は共通券をシニア料金で購入した。

 一番目立った、聖ゲオルゲの騎馬像。宝石が多数ついている。 
 
 見学後、中庭で休憩。

 中庭の一番奥のところが見学者の出入口。両側の棟の中も歩いているはずだ。外観は王宮にしては質素な感じだ。
 
 テアティナー教会。

 この左手に、将軍堂という軍人を祀ったものがあったが、修復中で、詳しいことはわからず。
 
 内部。バロック様式だが、それほど派手さはない。
夕食へ
  いったん16時に宿に戻り休憩。19時に再び、夕食のために出かけた。

 向かったのは、ホーフブロイハウスのい交差点を挟んで斜め向かいにある「アウグスティーナー・アム・プレッツェル」。
 
 店内。ホーフブロイハウスに比べると「ずっと小さなビアホール。
 
 「アウグスティナー・ヘル」500ml。この店の一番一般的なビールなんだろう。
 
 レーバーケーゼ。

 豚ひき肉と香辛料を型に詰めて、蒸し焼きしたもの。ハムに似た食感。

 レバーとは別物。

 ポテトは酸味がかっていた。
 
 ビールの追加で、ヴァイスビール 500ml。先ほどのビールに比べて透明ではない感じ。苦みも少ない。

 宿に戻ると21時をすぎていた。
 

 

 

2へ ドイツ・オーストリアトップ ユーラシア紀行トップ 4へ