7  ハルシュタット岩塩坑 

ハルシュタットへ 
 朝食は前日と同じなので、写真省略。

 ザルツブルクからハルシュタット岩塩坑を日帰り。

 バスを利用するほうが早くて、安いのだが、長時間のバスを避けて鉄道を利用。

 バスの方が早いのは、正三角形でバスは1辺、鉄道は2辺を通るため。バスが早いっても、わずかに早い程度。

 Hbfから、まずはウィーンHbf行きのRJ(レールジェット)に乗車。特急のようなもの。
 
 車両にもRailjetと書かれている。
 
たまたま乗車しようとした車両は、他と少し違っていた。
 
 Ruhezone(静かなゾーン)と書かれていて、大声を出したり、携帯での通話などを禁止しているのだろう。
 
 1時間弱乗ったアットナンク・プッハイムでローカル列車に乗換え。
 
 最初は混んでいたが、グムンデンで多くが下車し、かなりすいた。グムンデンも観光地。
 ハルシュタット着。ほとんどの客が下車。

 駅があるだけで、人家がない。
 
 ハルシュタット湖は細長い湖なのだが、駅はその東側に、街は西側にあり、船で結ばれている。駅で下りたら、船に乗るしかない。

 
 静寂な湖だ。対岸まで10分ほど。
 
 下船すると街。岩塩坑に向かうケーブル乗場まで、15分ほど。

 以前はケーブル乗場のそばまで船が運行されていた。ガイドブックにも記載があり、その乗場そばまで船で行くつもりだったのだが、現地で廃止されたことを知り、15分ほど歩いた。
ハルシュタット岩塩坑
 ケーブル乗場。ケーブルと岩塩坑の共通券40€。

 
 
 12時すぎのケーブルに乗車。
 
 上の駅からすぐのところに世界遺産橋という展望台があるので、行ってみた。
 
 ハルシュタット湖がきれいに見えた。下に街がある。対岸に鉄道が走るが、街はない。
 
 15分ほど緩い上り道を歩き、岩塩坑に到着。

 受付をして、続いて作業服を着ている服の上に着る。なかなか本格的だ。
 12時40分出発のグループ。まずトンネルの中を一列で歩く。10分ほど。
 
 展示コーナーを見て、今度は滑り台ですべり下りる。なかなかスリルがある。
 洞窟内の広い空間でビデオを見たり、展示コーナーを見たり。
 
 2回目のすべり台。少し長い。

 速度測定と写真撮影があった。なかなか怖くて15q/hほどだったが、中には30km/hを超える人もいた。勝手に撮影されて販売される写真はいつも無視するが、今回は買った。
 2種類の違った岩塩の試食やさらにビデオを見て、最後は凸型をした長椅子にすわるトロッコで坑道を出た。
 
 作業服を脱いで。見学終了。14時を回っていたので、1時間30分ほどの見学。

 上ってきた道を下ってケーブル駅に向かう。

 岩塩坑は、ポーランドのヴィエリチカでもみていて、立派さではヴィエリチカのほうがいいが、面白さはハルシュタットのほうがまさる。
 ケーブルを下り、船乗場に向かう。

 湖畔の家には、船の倉庫があり、まるで丹後の伊根の舟屋と同じ。
 
 教会とその付属のバインハウスを見るために階段を上がったのだが、閉まっていた。土曜の午後は休みなのだろう。

 この教会の最上部なのだが、どことなく日本の寺の雰囲気が感じられる。
夕食は部屋食
 15時45分の船で駅に向かう。

 券売機で切符を一番に買えるように出入口でたっていた。
 
 切符を買え、16時2分発のアットナンク・プッハイム行きに乗車。 切符を買うために並んだ人の後ろのほうは乗れなかっただろう。
 
 アットナンク・プッハイムでは30分以上の余裕があり、駅前にでたが、閑散としたところだ。

 16時15分の船に乗ったとしても、同じ列車になった。早い船にしたのは、切符を買う余裕のため。

 18時49分、ザルツブルク着。折り返し、ウィーン空港行になるようだ。 
 夕食はザルツブルクHbfの構内にあるスーパーで買物して、部屋食にした。 

 ビールは、オーストリアを代表する銘柄であるツィプファー。工場は、アットナンク・プッハイムの近くのツィプフにある。 
 
 レーバーケーゼを揚げたもの。 揚げたてで売っていたが、食べるときには冷めてしまいいまいち。
 
 野菜サラダ。左は、ついていたドレッシングと種を砕いたようなふりかけ。
 
 いちご。半分は翌日においておいた。

 全部で約11€(約1700円)。外食より安い。特にいちごは500g、2.5€なので、日本よりも安い。
 

 

 

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