10  インスブルックへ

インスブルックへ
 朝食後、チェックアウトし、ザルツブルクからインスブルックへ移動。

 駅に着くと、9時56分発が遅れで10時22分発になっている。チューリヒ行きだ。
 
 遅れてやってきた列車。
 
 1等車の1人席を確保しておいた。

 多少広い程度で、席は固く、リクライニングはなし。

 日本の新幹線のグリーン車の圧勝で、ドイツの1等車にも劣る。食事提供などはなし。
 
 列車の運行経路は意外なコースだった。ザルツブルクからすぐにドイツ領に入り、ミュンヘンに向かう路線を走り、その後オーストリア内に入るコースで、オーストア内だけのコースよりの距離が短い。

 25分遅れて、12時30分インスブルック着。
 
 駅舎。着いたとき、各ホームは高架だと思ったが、実は1階で、地下にコンコースがあったのだが、駅舎を出るとき、そのことが判明した。
インスブルック旧市街
 いったん宿に立ち寄り荷物を預ける。13時に旧市街の観光に出発。

 宿のすぐそばに凱旋門があった。18世紀にマリア・テレジアが建てたという。
 
 旧市街へと向かう道は、途中から歩行者天国になっている。すぐそばに高い山が見えるのが印象的。
 黄金の小屋根。

 15世紀の皇帝マクシミリアン1世が、行事を見るためにつくらせた"ロイヤルボックス"だという。

 中にはマクシミリアン1世の博物館もあったが、あまり面白くない。
 黄金の小屋根の前に「市の塔」があり行ってみる。

 黄金の小屋根の付近の道路は工事中で写真もとりにくい。
 塔の上まで約150段のらせん階段。

 インスブルックは2回、冬季オリンピックが行われているのだが、そのときのジャンプ場がよく見える。

 その左下に、泊まる宿も見える。
 大聖堂。
 
 内部は豪華なバロック風。
 
 王宮。中庭で撮影。15世紀にインスブルックは神聖ローマ帝国の首都だった時期がある関係で王宮がある。

 外観は普通の建物なのだが、中に壮麗な部屋もある。

 ここは旧市街の中でも最大の観光ポイントで、見学に1時間以上かかった、でも撮影不可で写真がとれず残念。
 
 王宮に隣接する宮廷教会とチロル民俗博物館。入口が同じで、教会の建物の一部が博物館になっているようだ。王宮ともつながっている。
 
 博物館のほうでは、チロル地方の住居などの展示。一通り通過するだけだったが時間はかかる。
 
 宮廷教会。

 左は、マクシミリアン1世が、ここに埋葬するように指示したが、ほかに埋葬され。空のままおかれている棺。その両側をハプスブルク家の人物の像が並び、その奥に祭壇がある。
 
 上の階にある銀の礼拝堂。

 宮廷教会の音楽隊の練習が行われていて、入口からの見学。
 旧市街の建物の特徴として、出窓が作られていること、1階部分が自由に歩ける通路になっていることがある。
 
 1階部分の通路。
宿と夕食
 旧市街の見学は3時間ほどかかり、16時すぎに宿へ。

 泊まるのはマリオット系の「ACホテル インスブルック」。ACホテルは日本にはあまりないのではないかと思う。

 チェックインの際、UGされたことを告げられた。また、朝食無料にするか追加ポイントにするか聞かれ、朝食無料にしてもらった。ラウンジはない。
 部屋は高層階の広めの部屋になった。
 窓側から撮影。

 窓際ではなく、部屋の真ん中の机でパソコンの作業ができるのはなかなかいい。
 ナイトウェアとスリッパがあるのもいい。

 ナイトウェアは持参しているし、スリッパも飛行機のものを大切に使っているが、宿のものを使えるとうれしい。
 19時ごろに夕食に出かける。

 宿に近い「スティーゲルブロイ インスブルック」へ。

 オーストリアの代表的なビールのスティーゲルの会社がやっているんだと思う。
 混んでいるかと思って行くと、すいていてよかった。
 スティーゲル・ヘル 500ml。
 グレストル。

 じゃがいも、豚肉、みじん切りのたまげぎ、にらを炒めて、目玉焼きを置いたもの。

 じゃがいもがメインで、美味しくいただけた。
 付け合わせの生野菜。キャベツとたまねぎをドレッシングであえてある。

 グレストル17、ビール4.6,計21.6€(約3300円)。
 

 

 

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