11  インスブルック観光

ハーフェレカーとアルプス動物園
 朝食会場へ。
 
 温野菜があった。生野菜もあったのだが、今回の旅で初めてあったので、温野菜をいただいた。
 
 デザートとココア。
 
 まずハーフェレカーに向かう。今回の旅ではじめてトレッキングシューズ。

 小雨模様だったので、視界が悪く、ほとんど何も見えないだろうということは織り込み済み。気温は4度。

 王宮のすぐ北側にあるケーブル駅へ。この地下がコングレス駅。写真の左手に国際会議場があることに由来。
 
 コングレス駅は560m、途中アルペンズー駅があって、ロープウェイと乗りかえるフンガーベルク駅が860m。ここからがロープウェイで、乗換のゼーグラウベが1905m。一気に1000m以上上がるのだ。そしてハーフェルカーが2256m。

 乗車券はハーフェルカー往復約50€なのだが、インスブルックカードで無料。

 インスブルックカードは63€もしたので、これに乗らないと元がとれないと思う。
 ケーブルだが、平面に止まっていて、一般の電車のよう。
 
 車内に入ると、席にすわって、足が床に着かないなど変な感じになる。
 しばらく地下で、イン川を渡るときだけ地上で、また地下。そして、ケーブルらしく、急勾配になり、急勾配のアルペンズー駅。そして、上の駅に到着。ここでは、まだ視界がはっきりしていて、イン川や市街地がよく見える。
 すぐそばにあるロープウェイの駅。
 1つ目のロープウェイの中。これに乗ってしばらくすると、一面、雪だらけになった。
 2つ目のロープウェイ。
 
 ハーフェルカーに到着。駅の外側に出ると雪が降っている。
 
 雪がないときは、10分ほど歩くとハーヘルカーの山頂の十字架へ行けるそうだが、雪で断念。
 
 ロープウェイを2区間乗ったあと、アルペンズーまで歩いてみた、下りばかりで30分ほど。ちょっとしたトレッキングになった。
 
 アルペンズー到着。ここは、チロル地方の動物を中心に展示しているようだ。ただ、いつも動物園訪問で気にいっているレッサーパンダなどはいない。
 
 この地方独特のやぎ。
 
 この地方独特のたか。
 アルペンズー駅からケーブルに乗る。ホームへはエレベータで上がる。
 
 ケーブル乗車。
アンブラス城
 コングレス駅まで戻り、王宮の近くから路面電車でHbfに向かう。とはいっても、系統図が掲示されていなくて、何もわからず、Hbf方向とということだけで乗車。
 車内。

 スマートフォンの地図アプリをずっと見ていたら、Hbfから離れそうになって、すぐに下車。少し歩いた。
 Hbfからサイトゼーアバスに乗車。

 各地でよく見かける赤い2階建ての周遊バスと同じようなもの。インスブルックカードで乗車できるので、今回、この手のバスに初めて乗車。
 車内は普通のバスと同じ感じ。
 違うのは、ヘッドホンで各国語の案内が聞けること。日本語もあったので、しばらくガイドを聞いた。
 アンブラス城で下車。このバスは40分ごとの運行で、15時10分に着き、40分後は無理なので、80分後の16時30分ので戻るが、それが最終なので注意。

 城は上下の部分に分かれていて、下の部分から見学。
 注目したのは、日本の鎧があったこと。説明では秀吉時代のものだ。すぐ横には家康時代の鎧もあった。

 解説がごく簡単で、時代はわかったが、秀吉、家康と交流があり、贈られたものなのか。別の方法で入手したものか不明だった。
 上の城。上の城はさらに上下があり、下から入場して、上に向かった。
 下のほうの建物は全体が一つの広間になっていた。壁には肖像画が並んでいた。

 上の建物は城の所蔵品などの展示。



夕食



 宿に17時に戻り、19時に夕食のために外出。

 イン川にかかるイン橋にやってきた。インスブルックの語源だろう。

 対岸に並ぶ建物が美しい。
 
 イン橋のたもとそばにある「オットーブルク」に入店。
 
 内部も古めかしくていい感じ。
 
 飲物は白のハウスワイン。
 
 注文していないがパンとおつまみが運ばれてきた。やや高級感のある店なのでそれがしきたりなんだろう。

 おつまみは、左がポテトサラダなのだが、とても塩辛い。右がクリームチーズ。
 
 シュルツクラプフェン。
 
 餃子のような形をしたものが10個。あるいはラビオリともいえる。
 
 中はほうれんそうを刻んだもの。

 水餃子のようにゆでている。最後に油をかけていて、終わりの2、3個は油まみれで食べにくかった。
 
 デザートにアイスクリームをいただいた。

 料理19.9、ワイン5.8、アイスクリーム
8.9、パンとおつまみ2.7、計37.3
€(約5700円)。
 

 

 

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